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{{基礎情報 会社
| 社名 = 森ビル株式会社
| 英文社名 = MoriMORI BuildingBUILDING CompanyCo., LimitedLtd.
| ロゴ = [[File:Logo mori.svg|230px]]
| 画像 = [[Fileファイル:Roppongi Hills Mori Tower from- Roppongi, Tokyo, TowerJapan Day- croppedDSC06760.jpgJPG|200px]]
| 画像説明 = 本社([[六本木ヒルズ森タワー]] (本社
| 種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
| 機関設計 = [[監査役会設置会社]]<ref>{{Cite report |和書 |author=森ビル株式会社 |authorlink= |date=2023-6-28 |title=第65期(2022年4月1日 - 2023年3月31日)有価証券報告書 コーポレート・ガバナンスの状況等}}</ref>
|市場情報 = 非上場
| 市場情報 = <!-- 株式非公開会社において「非上場」などと書く必要はありません -->
|略称 = 森ビル
|国籍 略称 = {{JPN}}
| 国籍 = {{JPN}}
|郵便番号 =
| 本社郵便番号 = 106-6155
|本社所在地 = [[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[六本木]]六丁目10番1号<br>[[六本木ヒルズ森タワー]]
| 本社所在地 = [[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[六本木]]六丁目10番1号<br />[[六本木ヒルズ]][[六本木ヒルズ森タワー|森タワー]]
|設立 = [[1959年]]([[昭和]]34年)[[6月2日]]
| 本社緯度度 = 35
|業種 = 8050
| 本社緯度分 = 39
|統一金融機関コード =
| 本社緯度秒 = 37.43
|SWIFTコード =
| 本社N(北緯)及びS(南緯) = N
|事業内容 = 総合[[デベロッパー (開発業者)|ディベロッパー]]
| 本社経度度 = 139
|代表者 = [[辻慎吾]](代表取締役社長)
| 本社経度分 = 43
|資本金 = 795億円([[2020年]][[8月6日]]時点)
| 本社経度秒 = 45.25
|発行済株式総数=22万199株(2015年9月30日現在)<ref name="financials">{{Cite web |date= 2015-12-21|url= http://www.mori.co.jp/company/about_us/financials/securities2015_m.pdf|title= 第58期 半期報告書(平成27年4月1日~平成27年9月30日)|publisher= 森ビル株式会社|accessdate=2016-05-08|format=PDF}}</ref>
| 本社E(東経)及びW(西経) = E
|売上高 = 連結:2,502億2,200万円<br />(2020年3月期)
| 座標右上表示 = Yes
|営業利益 = 連結:657億4,900万円<br />(2020年3月期)
| 本社地図国コード = JP
|経常利益 = 連結:607億2,400万円<br />(2020年3月期)
| 設立 = [[1959年]]([[昭和]]34年)[[6月2日]]
|純利益 = 連結:313億6,800万円<br />(2020年3月期)
| 業種 = 8050
|純資産 = 連結:5,345億8,300万円<br />(2020年3月期)
| 統一金融機関コード =
|総資産 = 連結:2兆2,003億7,800万円<br />(2020年3月期)
| SWIFTコード =
|従業員数 = 1,560名(2020年6月現在)
| 事業内容 = 総合[[デベロッパー (開発業者)|デベロッパー]]
|決算期 = 毎年3月
| 代表者 = [[辻慎吾]](代表取締役社長)
|主要株主 = 森喜代 39.94%<br>[[森シティコーポレーション]] 29.82%<br>森磯 25.12%<br>多田野祐子 1.06%<br>森京子 1.06%<br>(2015年9月30日現在)<ref name="financials" />
| 資本金 = * 895億円
|主要子会社 = [[上海環球金融中心有限公司]]<br>[[森ビルホスピタリティコーポレーション]]<br>[[六本木エネルギーサービス]]<br>[[匿名組合六本木ヒルズ・フィナンシャルコープ]]<ref name="financials" />
(2023年3月31日現在)<ref name="fy">{{Cite report |和書 |author=森ビル株式会社 |authorlink= |date=2023-6-28 |title=第65期(2022年4月1日 - 2023年3月31日)有価証券報告書}}</ref><!-- 数値を更新する際は出典を修正してください -->
|関係する人物 = [[森泰吉郎]](創業者)<br>[[森稔]](前・代表取締役会長)
| 発行済株式総数 = * 25万4893株
|外部リンク = https://www.mori.co.jp/
(2023年3月31日現在)
|特記事項 =
| 売上高 = * 連結: 2855億8200万円
* 単独: 2258億1400万円
(2023年3月期)<ref name="fy" /><!-- 数値を更新する際は出典を修正してください -->
| 営業利益 = * 連結: 628億2700万円
* 単独: 501億7000万円
(2023年3月期)<ref name="fy" /><!-- 数値を更新する際は出典を修正してください -->
| 経常利益 = * 連結: 599億5100万円
* 単独: 541億6000万円
(2023年3月期)<ref name="fy" /><!-- 数値を更新する際は出典を修正してください -->
| 純利益 = * 連結: 443億4500万円
* 単独: 411億4900万円
(2023年3月期)<ref name="fy" /><!-- 数値を更新する際は出典を修正してください -->
| 純資産 = * 連結: 6851億0700万円
* 単独: 5132億7800万円
(2023年3月31日現在)<ref name="fy" /><!-- 数値を更新する際は出典を修正してください -->
| 総資産 = * 連結: 2兆6074億5300万円
* 単独: 2兆1848億2100万円
(2023年3月31日現在)<ref name="fy" /><!-- 数値を更新する際は出典を修正してください -->
| 従業員数 = * 連結: 3,383人
* 単独: 1,539人
(2023年3月31日現在)<ref name="fy" /><!-- 数値を更新する際は出典を修正してください -->
| 決算期 = 3月31日
| 会計監査人 = 清陽監査法人<ref name="fy" /><!-- 更新する際は出典を修正してください -->
| 主要株主 = * 森喜代株式会社 70.24%
* 森磯株式会社 25.61%
* 多田野祐子 0.93%
* 森京子 0.93%
* 森佳子 0.40%
* 森ビル持株会 0.34%
* 森泰子 0.33%
* 森拓 0.33%
* 辻慎吾0.32%
* 森浩生 0.32%
(2023年3月31日現在)<ref name="fy" /><!-- 数値を更新する際は出典を修正してください -->
| 主要子会社 = * 森ビルホスピタリティコーポレーション 100.0%
* 森ビル・インベストメントマネジメント 100.0%
* 森ビル都市企画 100.0%
* 上海環球金融中心投資 100.0%<ref name="fy" /><!-- 更新する際は出典を修正してください -->
| 関係する人物 = {{Plainlist|
* [[森泰吉郎]](創業者)
* [[森稔]](前・代表取締役会長)
}}
| 外部リンク = https://www.mori.co.jp/
'''森ビル株式会社'''(もりビル)は、[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[六本木]]を拠点とする都市[[デベロッパー (開発業者)|デベロッパー]]であり[[不動産会社]]である。大型再開発施設である[[アークヒルズ]]や[[六本木ヒルズ]]、商業施設の[[ラフォーレ原宿]]や[[表参道ヒルズ]]の運営などで知られる。
| 特記事項 =
}}
'''森ビル株式会社'''(もりビル、{{Lang-en-short|MORI BUILDING Co., Ltd.}})は、[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[六本木]]に本社を置く[[日本]]の[[デベロッパー (開発業者)|デベロッパー]]・総合[[不動産会社]]である。
 
本社は[[六本木ヒルズ森タワー]]。[[港区 (東京都)|港区]]を拠点としており、港区を中心とした東京[[都心]]部に複数の[[複合商業施設]]を有する。大型[[都市再開発|再開発]]施設である[[アークヒルズ]]や[[六本木ヒルズ]]、[[虎ノ門ヒルズ]]、[[麻布台ヒルズ]]、商業施設の[[ラフォーレ原宿]]や[[表参道ヒルズ]]などの運営などで知られる。
 
多数の関連会社・関連事業を擁した森ビルグループであったが、創業者であった[[森泰吉郎]]の死後、後継の不和により[[森トラスト]]が分離・独立した(詳細は[[#森トラストの分裂|後述]])。
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1993年に創業社長・[[森泰吉郎]]が死去したのち、次男[[森稔]]が社長に就任し、路線対立から三男[[森章]]の[[森トラスト]]をグループから分離するなどして、2012年3月8日に亡くなるまで長らくトップ(会長)を務めた。森稔は、信奉する[[ル・コルビュジエ]]の思想に基づいて<ref>朝日新聞 2008年1月20日</ref>、港区を中心とした東京都心部での衣・食・住・文化を一まとめとした職住近接型の総合的な街作りを行っている。森ビルは、密集している低層建築物を高層ビル化と地中化により垂直に集積させ、緑地面積と公開空地を確保する再開発手法をとっており、このようにして生み出した都市を「垂直庭園都市(バーティカルガーデンシティ)」と呼称している<ref>[http://www.mori.co.jp/interview/index.html 森稔インタビュー(森ビル公式サイト)]</ref>。森稔の都市や文化に寄せる強い思いは森ビルの経営に大きく反映されており、かつての[[セゾングループ]]を強く意識しているとも指摘されている<ref>暮沢剛巳『美術館の政治学』135頁 青弓社、2007年</ref>。
 
また、市街地再開発に当たっては、自社の社員の手による[[地上げ]]を行う数少ない不動産会社である(他に[[住友不動産]]も自社で地上げする)<ref group="注">地域住民との折衝を辛抱強く重ねて説得する手法を取っている。</ref>。
 
=== 沿革 ===
元来、森家の生業は東京・[[芝区|芝]]の[[田村町]](現在の港区[[西新橋]])で営む[[米穀店]]であった。[[明治]]期に[[愛宕 (東京都港区)|愛宕]]下(現在の港区[[新橋 (東京都港区)|新橋]]から西新橋にかけての地域)の[[江戸藩邸]]跡地に作られた貸家の差配を副業として始め、のちに[[借地権]]付建物の買収を進めて不動産賃貸業に進出した。[[関東大震災]]で、自宅および貸家のほとんどが焼失したが、以後[[太平洋戦争]]終結まで低額な[[底地]]を買い進め、2000坪あまりの土地を有していた<ref name="nikkei20120313"/><ref name="#1">『私の履歴書 森泰吉郎』(日本経済新聞社、1993.2.)</ref>。
 
[[第二次世界大戦|終戦後]]の1946年、家業を引き継いだ創業者[[森泰吉郎]]は、日本の[[地価]]が「等比級数的」に高騰することを予想し、[[預金封鎖]]の直前に引き出した資金を[[レーヨン]]に投資して得た利益などで[[虎ノ門]]周辺の土地を買い進めた<ref name="nokkeiBP_19860901_90">「『ストイックな強運』 森泰吉郎・森ビル社長」『日経ビジネス』1986年9月1日号、日経BP社、P.90</ref>。その後も、港区を中心に土地の整理やビル建設に取り組み<ref name="nokkeiBP_19840625_8">「森泰吉郎氏が語る『近代家主学』」『日経ビジネス』1984年6月25日号、日経BP社、P.8</ref>、[[1955年]]([[昭和]]30年)に森ビルの前身である森不動産を設立、翌[[1956年]]には泰成(現:[[森トラスト・ホールディングス]])を設立して、[[4月]]に「西新橋2森ビル」<ref group="注">港区西新橋1-10-8。現存。もともと外壁には「森ビル-2」と表示されていたが、2017年に改装工事が実施され、現在は「第二森ビル」と表示されている。</ref> を竣工した。[[1957年]](昭和32年)[[11月]]、「西新橋1森ビル<ref group="注">港区西新橋1-12-1。[[2008年]]頃、解体。現存せず</ref>」を完成させ、以後、貸ビル業者として、竣工順に番号を付したナンバー・ビル(第○○森ビル)を[[新橋 (東京都港区)|新橋]]周辺に順次建設していった。後年、森泰吉郎は、港区で創業したことが幸運だったと述懐している<ref name="#1"/>。
 
創業者[[森泰吉郎]]は[[経営学者]]<ref group="注">[[横浜市立大学]][[商学部]]教授を務めた</ref> でもあったことから、アメリカで提唱された[[オペレーションズ・リサーチ]]をいち早く取り入れ、案件ごとのプロジェクトチームで縦割り組織の弊害を避けた。また再開発事業では地権者なども組織化することで、意思決定の効率化を図った。また、ビルの維持管理へのコンピュータシステムの導入を1970年代から進め、先駆けてコストダウンを実現した<ref>森泰吉郎『ビル経営とオペレーションズ・リサーチ』 経営の科学、Vol.33(7)、P.298-299、1988年</ref>。
 
大規模[[都市再開発|再開発]]による事業は、[[1986年]](昭和61年)に完成した赤坂アークヒルズ([[アークヒルズ]])が最初で、これによって森ビルの[[ブランド]]は全国的なものとなった<ref name="nikkei20120313"/>。以後は[[御殿山トラストシティ|御殿山ヒルズ]](現:御殿山トラストシティ)、[[城山ガーデン|城山ヒルズ]](現:城山ガーデン)、[[愛宕グリーンヒルズ|愛宕山ヒルズ]](現:愛宕グリーンヒルズ)、[[元麻布ヒルズ]]と続いた。さらに、[[2003年]]([[平成]]15年)には[[六本木ヒルズ]]、[[2008年]](平成20年)には[[上海環球金融中心]]といった大型プロジェクトを完成させた<ref name="nikkei20120313"/>。[[2014年]](平成26年)6月には[[東京都市計画道路幹線街路環状第2号線|環状第二号線]]との一体プロジェクトとして、[[虎ノ門ヒルズ]]を開業した<ref name="toranomon-project-over"/><ref>[http://thepage.jp/detail/20140320-00000005-wordleaf 「虎ノ門ヒルズ」が6月11日にオープン](THE PAGE, 2014年3月20日)</ref>。
 
なお、創業者は森泰吉郎であるが、実質的な創業者は、泰吉郎が死去した[[1993年]]に社長についた次男の[[森稔]]ともされる<ref name="nikkei20120313">森ビル会長森氏死去・粘りの交渉で超大型案件 『日本経済新聞』 平成24年3月13日朝刊 企業3面</ref>。
 
=== 森トラストの分裂 ===
[[1993年]]([[平成]]5年)に創業者、森泰吉郎が死去すると、次男の森稔が森ビル、三男の[[森章]]がグループ会社である森ビル開発(現:[[森トラスト]])や森ビル観光(現:森トラストの一部、並びに[[森トラスト・ホテルズ&リゾーツ]])を継いだ。
 
しかし、父の路線を引き継ぎ安定したグループ経営を目指す稔と、ホテルや不動産取得を主として積極的な投資、開発でグループの拡大を目指す章との溝は深まっていった。[[1999年]](平成11年)に森章率いる企業群は森ビルグループからの離脱が決定、本社の移転や出向社員、役員の引き上げを経て、現在は一切資本関係も無い別会社となっている。さらに、[[2000年]](平成12年)以降は森トラストは開発、管理、保有する物件から「森」や「ヒルズ」の文字を外すことが多くなっている{{Refnest|group="注"efn|森トラストが管理する [http://www.mori-trust.co.jp/project/goten_top.html 御殿山トラストシティ] は「御殿山ヒルズ」という名称で[[1990年]]に開業したが、後に「御殿山ガーデン」という名称に変更され、更に[[2013年]]12月には現在の名称にリブランドしている<ref>[http://suumo.jp/journal/2013/10/30/54576/ 森トラスト、『御殿山トラストシティ』12月3日誕生](スーモジャーナル 2013年10月30日)</ref>。また、同社が管理する [https://www.mori-trust.co.jp/project/shiro_top.html 城山ガーデン] も[[1991年]]の開業時には「城山ヒルズ」という名称であったが後に改称されたものである。森ビルのナンバー・ビルも森トラストが継承した分については「MTビル」と改称されている。一方、森ビル側ではファッションビルの名称として使われているラフォーレは森トラスト側では会員制リゾート「[[ラフォーレ倶楽部]]」として使用されているが、一部のホテルが他社との提携によって名称が変更された他は使用が継続されている。}}(詳細は「[[森トラスト#概要]]」を参照)。
 
== 主な開発施設・地域 ==
71 ⟶ 117行目:
* [[アークヒルズ仙石山森タワー]](2012年竣工)
* [[虎ノ門ヒルズ]]([[2014年]]開業、最初に建設された森タワーは[[東京都市計画道路幹線街路環状第2号線|環状第二号線]]との一体プロジェクト<ref name="toranomon-project-over">[http://toranomonhills.com/ja/project/overview/ 虎ノ門ヒルズ:プロジェクト(A NEW LANDMARK)](公式サイト)</ref>)
* [[麻布台ヒルズ]]([[2023年]]6月30日竣工、同年11月24日開業)<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.mori.co.jp/img/article/221214_1.pdf|title= “ヒルズの未来形” 虎ノ門・麻布台プロジェクト 街の名称は「麻布台ヒルズ」に決定~「ヒルズ」がつながり、都心部に新たな文化・経済圏を創出~|format=PDF |publisher= 森ビル|date= 2022-12-14|accessdate=2022-12-14}}</ref>
 
; ナンバービル
[[Fileファイル:Mori Building 37 -01.jpg|thumb|37森ビル]]
* 西新橋2森ビル(1956年竣工、2017年改装)
* 西新橋二丁目森ビル(実質13森ビル、1966年竣工)
90 ⟶ 137行目:
* 六本木ヒルズノースタワー(1971年竣工、六本木ヒルズ完成後に買収したもの)
* [[ラフォーレ原宿]]([[1978年]]竣工)
* [[六本木ファーストビル]]/[[六本木ファーストプラザ]]([[1993年]]竣工)
* [[ヴィーナスフォート]]([[1999年]]竣工<ref group="注釈">当初ヴィーナスフォートは借地・暫定利用施設(営業期間は10年程度)として開業し、その後当所を含めた[[パレットタウン]]一帯を森ビルと[[トヨタ自動車]]が土地・建物を買い取るなどして営業を続け、2022年3月27日閉館。</ref>、2024年3月より同地に「[[イマーシブ・フォート東京]]」が開業
* [[赤坂溜池タワー]]([[2000年]]竣工)
* 後楽森ビル(2000年竣工)
101 ⟶ 148行目:
* [[GINZA SIX]]([[2017年]]竣工)
* 新虎通りCORE([[2018年]]竣工)
* [[麻布台ヒルズ]](施工中)
 
; 解体
* 西新橋1森ビル〈1957年竣工〉(→跡地は2009年に駐車場になり、現在はトヨタレンタカー店舗)
* 西新橋3森ビル〈1959年竣工〉
110 ⟶ 156行目:
* 第7森ビル
* 虎ノ門9森ビル(→跡地に虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー)
* 虎ノ門11森ビル〈1966年竣工〉(→跡地に虎ノ門ヒルズステーションタワーとして再開発中
* 第16森ビル
* 虎ノ門17森ビル・虎ノ門23森ビル(→跡地虎ノ門ヒルズの一部森タワー
* 18森ビル(→跡地虎ノ門2丁目タワー)
* 西新橋20森ビル
* 六本木21森ビル・[[六本木25森ビル]](→跡地にアークヒルズサウスタワー)
* 新橋29森ビル〈1975年竣工〉(→跡地新虎通りCORE)
 
=== 国外 ===
122 ⟶ 168行目:
* [[恒生銀行大厦]]([[1998年]]竣工、中国[[上海市]])
* [[上海ワールド・フィナンシャル・センター]](2008年竣工、中国上海市)
* [[JAKARTA MORI TOWER]]([[2022年]]竣工、[[インドネシア]]・[[ジャカルタ]]<ref>[https://www.mori.co.jp/img/article/221121_1.pdf 「JAKARTA MORI TOWER」 竣工] - 森ビル株式会社</ref>)
 
== 主な関連企業・団体 ==
* 森ビル流通システム
* ラップネット
139 ⟶ 186行目:
* 森ビル都市企画
* 六本木エネルギーサービス
* 森ビル・チームラボ有限責任事業組合 - [[森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス]]の運営団体
 
== エリア放送 ==
森ビルは[[ホワイトスペース (電波)|ホワイトスペース]]特区の認定を受け、六本木ヒルズ周辺で[[実験試験局]]による実証実験を実施<ref>[http://www.mori.co.jp/company/press/release/2011/10/20111014160000002294.html 「ホワイトスペース特区」の認定を受け、六本木ヒルズで実証実験を開始] 森ビル ニュースリリース 2011年10月14日</ref> した。
[[エリア放送]]の制度化後は[[地上一般放送局]]の免許を取得<ref>{{Wayback|url=http://www.area-broadcasting.jp/menkyo.html |title=免許取得状況(エリア放送開発委員会)|date=20140202192403}}</ref>、[[地上一般放送事業者]]としてフルセグおよび[[ワンセグ放送]]を実施している。
 
[[六本木ヒルズ#エリア放送]]および[[虎ノ門ヒルズ#エリア放送]]も参照。
<!--{{WAP|pid=3491882|url=www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/if/press/p24/p2405/p240501ho.html|title=エリア放送を行う地上一般放送局の予備免許について ≪ホワイトスペースを活用したエリア限定の地上一般放送≫(関東総合通信局 報道資料 平成24年5月1日)|date=2012年5月8日}}-->
 
== テレビ番組 ==
* [[日経スペシャル ガイアの夜明け]] トーキョーが危ない 〜動きだした都市再生〜(2002年8月11日、テレビ東京)<ref>[https://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber2/preview/preview20020811.html トーキョーが危ない 〜動きだした都市再生〜] - テレビ東京 2002年8月11日</ref>。
* [[日経スペシャル カンブリア宮殿]](テレビ東京)
**「これが10年後の東京だ!」(2007年11月5日)- 森ビル 社長 森稔出演<ref>[https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2007/1105/ 「これが10年後の東京だ!」] - テレビ東京 2007年11月5日</ref>。
** 常識破りの街づくり! 東京を激変させる森ビル(2024年8月8日)- 森ビル 社長 辻慎吾出演<ref>[https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2024/0808/ 常識破りの街づくり! 東京を激変させる森ビル] - テレビ東京 2024年8月8日</ref>。
 
== 参考文献 ==
* 『「森ビル」不沈経営のすべて 不動産の雄に今こそ学ぶ 大学教授から不動産へ、世界一の大富豪になった森泰吉郎の実像』(著者:小沼啓二)(1992年9月12日、中経出版)ISBN 9784806106166
* 森稔『ヒルズ 挑戦する都市』(朝日新書・第200号)[[朝日新聞出版]]、2009年10月。ISBN 9784022733009
* 『森ビル・森トラスト 連戦連勝の経営 連戦連勝の経営』(著者:小沼啓二)(2002年8月30日、東洋経済新報社)ISBN 9784492521298
* 『都市のチカラ 超高層化が生活を豊かにする』(著者:森ビル都市再生プロジェクトチーム)(2003年10月10日、幻冬舎)ISBN 9784344004023
* 『ヒルズ 挑戦する都市』(著者:森稔)(2009年10月10日、朝日新聞出版 朝日新書・第200号)ISBN 9784022733009
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Notelist}}
<references group="注"/>
=== 出典 ===
{{Reflist}}
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{{Normdaten}}
 
{{デフォルトソート:もりひる}}
[[Category:東京都港区の企業]]