「鎌田實」の版間の差分

{{混同別人|x1=元プロ野球選手・野球解説者の|鎌田実}}

== 人物・来歴 ==

[[東京都]][[杉並区]]出身<ref name=":0">{{Cite web|和書|title=西高サボって名画座 鎌田實氏「がんばらない」の原点｜働き方・学び方｜NIKKEI STYLE|url=https://stylereskill.nikkei.com/article/DGXMZO21888280U7A001C1000000?channel=DF130920160876/|website=NIKKEI STYLE|accessdate=2021-01-22|language=ja|last=日本経済新聞社・日経BP社}}</ref>。1歳10ヶ月で[[養子縁組|養子]]に出され<ref name=":1">{{Cite web|和書|title=人生は「順接よりも逆説のほうがおもしろい」と鎌田實医師|url=https://www.news-postseven.com/archives/20190829_1438959.html|website=NEWSポストセブン|accessdate=2021-01-22|language=ja}}</ref>、[[青森県]]から上京し個人タクシー業を営む養父と病弱な養母に引き取られる<ref name=":1" />。ただし30歳を過ぎてで[[パスポート]]を取得するまで養子であることは鎌田本人には伏せられていた。

公立小中学校から[[東京都立西高等学校]]に進学。同級生に[[翻訳家]]の[[池田香代子]]、[[剣道家]]・[[作家]]の[[好村兼一]]がいる。入学してすぐに[[剣道部]]に所属し、3年のときに初段となった。（好村とは同じ剣道部。）その一方で、ときどき学校をサボって[[吉祥寺]]や[[荻窪 (杉並区)|荻窪]]の[[映画館]]で[[映画]]を年100本ほど観たり、[[ジャズ喫茶]]通で読書を楽しんでいた<ref name=":0" />。高校在学中に医師志望を固めた決めた理由に「小学生の頃、心臓病で長く入院していた母親を見舞いに大学病院に通った経験」や「西高時代に読んだ[[A・J・クローニン]]の小説」もあるとしている<ref name=":2">{{Cite web|和書|title=「都会の大病院でなくても」 鎌田實氏の自由な生き方｜働き方・学び方｜NIKKEI STYLE|url=https://stylereskill.nikkei.com/article/DGXMZO21888230U7A001C1000000?channel=DF130920160876/|website=NIKKEI STYLE|accessdate=2021-01-22|language=ja|last=日本経済新聞社・日経BP社}}</ref>。

[[東京医科歯科大学]]医学部では[[全学共闘会議|全共闘]]に参加、卒業後、つぶれかけていた（4億円の累積赤字を抱え、いつ倒産してもおかしくない状況）[[長野県]][[茅野市]]の[[諏訪中央病院]]に就職<ref name=":2" />。医師として、「住民とともに作る地域医療」の最前線に取り組んできた。[[1988年]]、[[今井澄]]のあとを受けて30代で同病院院長就任<ref name=":2" />。今井も同じく学生運動に参加しており、[[東大安田講堂事件]]の参加を理由として収監されている。

一方[[チェルノブイリ原子力発電所事故|チェルノブイリ原子力発電所被曝事故]]の患者の治療にも協力し、1991年より22年間、[[ベラルーシ|ベラルーシ共和国]]の放射能汚染地帯へ97回の医師団を派遣し、約14億円の医薬品を支援(JCF)。[[1994年]]に[[信濃毎日新聞]]賞を受賞した。2004年にはイラク支援を開始し、[[イラク]]の4つの小児病院へ毎月300万円の薬を送り、難民キャンプでの診察等を実践(JIM-NET)。現在は[[ISIL|IS]]<!---公式サイト・ブログの表記に従う--->や[[ボコ・ハラム]]等に迫害される[[難民]]の支援も行っている。

*『医療がやさしさをとりもどすとき 地域と生きる諏訪中央病院の実践』編著　[[医歯薬出版]]　1993　{{ISBN2|978-4263233214}}

*『インフォームドチョイス 成熟した死の選択』[[高橋卓志]]共著　医歯薬出版　1997　「{{ISBN2|978-4263230442}}
**『生き方のコツ死に方の選択」』集英社文庫　2004　{{ISBN2|978-42632304424087477030}} ‐ 前書の増訂

*『ホスピス最期の輝きのために Choice is yours』[[内藤いづみ]],・高橋卓志共著　オフィス・エム　1997　{{ISBN2|978-4900918092}}

*『福祉21[[ビーナスプラン]]の挑戦 パートナーシップのまちづくりと茅野市地域福祉計画』[[土橋善蔵]],・[[大橋謙策]]と編集代表　 [[中央法規出版]]　2003　{{ISBN2|978-4805823347}}

*『子どもたちの命 チェルノブイリからイラクへ カラー版』[[佐藤真紀]]共著　2006　[[岩波書店]]〈[[岩波ブックレット]] 677〉 2006 {{ISBN2|978-4000093774}}

*『がん生きたい患者と救いたい医者』中川恵一共著　[[三省堂]]　2007　{{ISBN2|978-4385363233}}

*『黙っていられない 〈いのち〉と〈平和〉を考える18通の往復書簡』[[池田香代子]]共著　マガジンハウス　2007　{{ISBN2|978-4838718351}}

*『トットちゃんとカマタ先生のずっとやくそく』[[黒柳徹子]]共著　[[ソフトバンククリエイティブ]]　2007　のち[[新潮文庫]]　2010　{{ISBN2|978-4101334080}}　

*『医者と患者の絆 いのちの対話』[[日野原重明]],・[[舘野泉]],・[[村上信夫 (アナウンサー)|村上信夫]]共著　2008　〈岩波ブックレット 729〉2008　{{ISBN2|978-4000094290}}

*『大人と子どもの絆 いのちの対話』[[水谷修]],・[[大平光代]],・[[新沢としひこ]],・村上信夫共著　2008　〈岩波ブックレット 741〉2008 　 {{ISBN2|978-4000094412}}

*『死に方上手 いのちの対話』[[山折哲雄]],・[[嵐山光三郎]],・[[加藤登紀子]],・村上信夫共著　2008　〈岩波ブックレット 732〉2008 {{ISBN2|978-4000094320}}

*『だいじょうぶ 鎌田實×水谷修往復書簡』[[日本評論社]]　2009　{{ISBN2|978-4535585690}}

*『始めませんか子どもがつくる「弁当の日」 鎌田實対談[[竹下和男]]』自然食通信社　2009　〈シリーズ・子どもの時間 5〉2009　{{ISBN2|978-4916110701}}

*『くらべない生き方 人生で本当に大切にするべき10のこと』大平光代共著　[[中央公論新社]]　2010　{{ISBN2|978-4122058200}}

*『希望 命のメッセージ』佐藤真紀共著　[[東京書籍]]　2011　{{ISBN2|978-4487805686}}

*『ここから。 これからを生き抜くための、心と言葉。』[[山本高史]]共著　[[ベストセラーズ]]　2011　{{ISBN2|978-4584133408}}

*『生きる力を磨く66の処方箋』[[吉川敏一]]共著　PHP研究所　2012　{{ISBN2|978-4569802794}}

[[Category:日本の内科医師]]<!--出典はhttp://www.kamataminoru.com/history.html-->

[[Category:日本のラジオ番組のパーソナリティ・DJ]]