「第52回世界卓球選手権個人戦」の版間の差分
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|開催都市 = [[パリ]]
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'''第52回世界卓球選手権個人戦'''（だい52かいせかいたっきゅうせんしゅけんこじんせん、（{{lang-en-short|2013 World Table Tennis Championships}}））は、[[2013年]][[5月13日]]から[[5月20日]]まで[[フランス]]の[[パリ]]で開催された卓球大会。第1〜16コートは[[ベルシー・ア
== 大会概要 ==
2003年の[[第47回世界卓球選手権個人戦]]以来、[[パリ]]での世界選手権開催は10年ぶり。130の国と地域から男子463人、女子360人の選手が参加した<ref>{{
男子ダブルスで[[台湾]]ペア、混合ダブルスでは[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]ペアが優勝し、男子シングルスを[[ヴェルナー・シュラガー]]が制した2003年の[[第47回世界卓球選手権個人戦]]（[[パリ]]）以来5大会ぶりに[[中華人民共和国|中国]]選手の全種目制覇が崩れた。
大会期間中に行われた[[国際卓球連盟|ITTF]]総会で、2016年の[[第53回世界卓球選手権団体戦]]の開催地が[[マレーシア]]の[[クアラルンプール]]、2018年の[[第54回世界卓球選手権団体戦]]の開催地が[[スウェーデン]]の[[ハルムスタッド]]に決定された<ref>{{
大会最終日、男子シングルス決勝の前に[[1993年]][[第42回世界卓球選手権|世界選手権]]の決勝を再現した、地元[[フランス]]の[[ジャン＝フィリップ・ガシアン]]対[[ジャン＝ミッシェル・セイブ]]のエキシビションマッチが行われた<ref>{{
大会使用球は[[タマス|バタフライ]]の3スターボールである<ref>[https://www.butterfly.co.jp/news/wttc/20110125.html 株式会社タマス（バタフライ）が、世界卓球の2012年から2016年までの公式用具スポンサーに決定]タマス</ref>。
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1回戦で大会第9シードの[[水谷隼]](世界ランク10位)がシルーチェク(131位)に、2回戦で第8シードで[[2008年北京オリンピックの卓球競技|北京五輪]]シングルス金メダリストの[[馬琳]](8位)が[[松平健太]](58位)に敗れるなどの波乱があった。
ベスト8には[[許昕]](1位)、[[馬龍]](2位)、[[王皓]](3位)、[[張継科]](4位)、[[閻安]](14位)の5人の[[中華人民共和国|中国]]選手と、[[ドイツ]]の[[ティモ・ボル|ボル]](5位)と[[パトリック・バウム|バウム]](29位)、[[日本]]の[[松平健太]](58位)が入った。準決勝には許シン、馬龍、王皓、張継科が勝ちあがり、表彰台は中国独占となった。決勝は[[第51回世界卓球選手権個人戦|前回]]と同じカードの張継科対王皓となり、張継科がこれに勝利し連覇を果たした<ref>{{
|publisher=[[卓球レポート]] |date=2013-05-21 |accessdate=2014-03-11 }}</ref>。
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1回戦で大会第10シードの[[福原愛]](世界ランク12位)が[[朴晟恵]](166位)に敗れ、[[フー・メレク]](101位)が強豪選手を次々と破るなどの波乱があった。
[[中華人民共和国|中国]]の国内選考会で強豪選手を次々と倒し代表に選出された[[カット主戦型|カットマン]]の[[胡麗梅]](世界ランクなし)は、世界ランクが付いていなかったため予選からの出場となったが、圧倒的な強さで1ゲームも奪われることなく3回戦まで勝ち進んだ。3回戦で同じ[[中華人民共和国|中国]]の[[丁寧 (卓球選手)|丁寧]](1位)に敗れた。
ベスト8には[[丁寧 (卓球選手)|丁寧]](1位)、[[劉詩雯]](2位)、[[李暁霞]](3位)、[[朱雨玲]](6位)、[[武揚]](9位)の5人の[[中華人民共和国|中国]]選手のほか、[[シンガポール]]の[[馮天薇]](4位)、[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]の[[リ・ミョンスン]](44位)、トルコの[[フー・メレク]](101位)が入った。丁寧、劉詩雯、李暁霞、朱雨玲が準決勝に進み、男子同様表彰台を中国が独占した。決勝は李暁霞対劉詩雯となり、オリンピックチャンピオンの李暁霞が初優勝を飾った<ref>{{
|publisher=[[卓球レポート]] |date=2013-05-19 |accessdate=2014-03-11 }}</ref>。
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1993年[[ヨーテボリ|イェテボリ]]大会以来10回連続優勝している中国は今大会、主力ペアを男子ダブルスにエントリーしなかった。
準決勝では[[郝帥]]／[[馬琳]]([[中華人民共和国|中国]])対[[岸川聖也]]／[[水谷隼]]([[日本]])、[[陳建安]]／[[荘智淵]]([[台湾]])対[[王励勤]]／[[周雨]](中国)となり、決勝で郝帥／馬琳ペアと陳建安／荘智淵ペアが対戦、台湾の陳建安／荘智淵ペアが勝利し台湾に初のタイトルをもたらした<ref>{{
|publisher=[[卓球レポート]] |date=2013-05-20 |accessdate=2014-03-11 }}</ref>。
== 女子ダブルス ==
準決勝で[[李暁霞]]／[[郭躍]]([[中華人民共和国|中国]])対[[馮天薇]]／[[ユー・モンユ]]([[シンガポール]])、[[丁寧 (卓球選手)|丁寧]]／[[劉詩雯]](中国)対[[陳夢]]／[[朱雨玲]](中国)の対戦となり、李暁霞／郭躍ペアと丁寧／劉詩雯ペアが勝ち上がった。決勝では李暁霞／郭躍ペアが勝利し、3連覇を達成した<ref>{{
|publisher=[[卓球レポート]] |date=2013-05-20 |accessdate=2014-03-11 }}</ref>。
== 混合ダブルス ==
決勝で[[キム・ヒョクボン]]／[[キム・ジョン]]([[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]])ペアが[[李尚洙]]／[[朴英淑]]([[大韓民国|韓国]])ペアに勝利し、初優勝<ref>{{
|publisher=[[卓球レポート]] |date=2013-05-19 |accessdate=2014-03-11 }}</ref>。この種目11連覇中だった中国はベスト4に1ペア入るのみで、決勝まで勝ち上がることができなかった。
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* [[丹羽孝希]]：1回戦で[[インド]]のアントニーに勝利、2回戦で[[ロシア]]のパイコフにマッチポイントを握られながら4-3で逆転勝利。3回戦で[[スペイン]]の[[何志文]]に勝利、4回戦で[[中華人民共和国|中国]]の[[馬龍]]に2-4で敗れベスト16。
* [[岸川聖也]]：1回戦で[[デンマーク]]のグロート、2回戦で[[オーストリア]]のフェガール、3回戦で[[ロシア]]の[[アレクセイ・スミルノフ|スミルノフ]]にそれぞれ勝利、4回戦で[[ドイツ]]の[[ティモ・ボル|ボル]]にストレートで敗れベスト16。
* [[高木和卓]]：1回戦で[[スロバキア]]のカイナットに勝利、2回戦で[[大韓民国|韓国]]の[[趙彦来]]に3-4で敗れる。この試合はこの大会の中で1試合の合計得点数が最高の試合となった<ref>{{
|publisher=[[卓球王国]] |date=2013-05-30 |accessdate=2014-03-11 }}</ref>。
* [[張一博]]：1回戦で[[ブラジル]]のカルデラノに勝利、2回戦で[[ロシア]]のスカチコフに勝利、3回戦で[[ポルトガル]]の[[マルコス・フレイタス|フレイタス]]に1-4で敗れる。
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* [[松平健太]]／[[丹羽孝希]]：1回戦で[[スロバキア]]ペアに勝利、2回戦で[[クロアチア]]ペアに勝利、3回戦で[[岸川聖也]]／[[水谷隼]]ペアに3-4で敗れベスト16。
* [[岸川聖也]]／[[水谷隼]]：1回戦で[[ポーランド]]ペア、2回戦で[[ルーマニア]]ペア、3回戦で[[松平健太]]／[[丹羽孝希]]ペア、準々決勝で[[台湾]]ペアにそれぞれ勝利、準決勝で[[中華人民共和国|中国]]の[[馬琳]]／[[郝帥]]ペアに0-4で敗れ2大会ぶりの銅メダル。
* [[張一博]]／[[松平賢二]]：1回戦で[[インドネシア]]ペアに勝利、2回戦で[[フランス]]ペアに勝利、3回戦で[[中華人民共和国|中国]]の[[陳玘]]／[[方博]]ペアにゲームカウント1-3・第5ゲーム3-9という追い詰められた状態から大逆転して勝利。準々決勝では優勝した[[台湾]]の[[陳建安]]／[[荘智淵]]ペアに対しマッチポイントを握りながら3-4で敗れ
=== 女子ダブルス ===
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