2016年2月19日 (金) 19:17時点における版編集 Sreejithk2000 (会話 \| 投稿記録) 212 回編集 m (GR) File:HirodenLine0.GIF → File:HirodenLine0.png png equivalent ← 古い編集		2016年9月16日 (金) 08:23時点における版編集取り消し Shurishiki (会話 \| 投稿記録) 拡張承認された利用者 3,610 回編集出典および外部リンクを追加し加筆、スタブ表示をとる。新しい編集 →
29行目: \|備考 = }} '''御幸橋停留場'''（みゆきばしていりゅうじょう、~~通称:~~御幸橋電停）は、[[広島市]][[中区 (広島市)\|中区]][[千田町 (広島市)\|千田町]]三丁目にある[[広島電鉄]]の[[~~停留所~~広島電鉄宇品線\|宇品線]]の[[路面電車停留場]]。 == 歴史 ==▼ [[御幸橋 (広島市)\|御幸橋]]の西詰に位置する御幸橋停留場は1912年（大正元年）、宇品線の開業と同時に[[紙屋町停留場\|紙屋町]]方面から来た路線の終点として開設された。当停留場から先、[[広島港停留場\|宇品]]方面へ向かう区間も次いで建設が企図されたが<ref name="HIRODEN10070_48">{{Cite book\|和書\|title=広島電鉄開業100年・創立70年史 \|year=2012 \|publisher=広島電鉄 \|pages=48-49}}</ref>、そのためにはまず御幸橋が架かる[[京橋川]]を越えなければならなかった<ref name=osafune>{{Cite book\|和書\|author=長船友則 \|title=広電が走る街今昔 \|year=2005 \|publisher=[[JTBパブリッシング]] \|series=JTBキャンブックス \|isbn=4-533-05986-4 \|pages=80-85}}</ref>。当時の御幸橋には軌道を敷設する余裕がなく、また新しく軌道専用橋を架けるにも川幅の広い京橋川を渡るためには長大な橋が必要であったため、ひとまず京橋川への架橋は後回しにしてまず御幸橋の東詰から宇品までの区間で路線が敷設された<ref name="HIRODEN10070_48"/><ref name=osafune/>。この区間は1915年（大正4年）に開通し、当停留場と御幸橋東詰にある停留場（[[皆実町六丁目停留場]]の前身にあたる<ref name=osafune2>{{Cite book\|和書\|author=長船友則 \|title=広電が走る街今昔 \|year=2005 \|publisher=[[JTBパブリッシング]] \|series=JTBキャンブックス \|isbn=4-533-05986-4 \|pages=150-157}}</ref>）の間は御幸橋を介する[[徒歩連絡]]で結ばれた<ref name=osafune/><ref name=line>{{Cite book\|和書\|author=川島令三 \|authorlink=川島令三 \|title=山陽・山陰ライン全線・全駅・全配線 \|year=2012 \|publisher=[[講談社]] \|series=【図説】日本の鉄道 \|isbn=978-4-06-295157-9 \|volume=第7巻広島エリア \|pages=11・80頁}}</ref>。架橋を後回しにしてまで宇品までの路線建設を急いだのは、同年に[[紙屋町・八丁堀\|紙屋町]]および[[宇品]]周辺で開催が予定されていた広島県物産共進会<ref>{{Cite web \|url=http://www.hiroden.co.jp/100th/history/index.html \|title=電車開業の前後　広島電気軌道時代（明治42年～大正6年） \|accessdate=2016-09-16 \|work=広島電鉄　電車開業100周年記念サイト \|publisher=広島電鉄}}</ref>までに開通を間に合わせたいという事情があったためで、実際宇品までの区間が開通したのは共進会の開会3日前のことであった<ref name="HIRODEN10070_48"/><ref name=osafune/>。懸案であった京橋川への架橋は4年後の1919年（大正8年）に達成され、ここに至ってはじめて[[広島駅]]前から宇品までが電車で直接結ばれた<ref name=osafune/>。これは軌道専用橋によるものであったが、1931年（昭和6年）には架け替えにより道路と軌道の併用橋になった2代目の御幸橋に取って代わられた<ref name=osafune/>。太平洋戦争下の1944年（昭和19年）になると御幸橋停留場は営業を休止する<ref name=osafune2/>。そして1945年（昭和20年）8月6日の[[広島市への原子爆弾投下\|原爆投下]]により宇品線をはじめとして市内電車は全線が不通となった<ref name=osafune2/>。それでも宇品線は電鉄前（現在の[[広電本社前停留場]]）から向宇品口（現在の[[元宇品口停留場]]）までの区間が同月18日には復旧、当停留場もこのとき営業を再開した<ref name=osafune2/>。なお御幸橋については被爆後も2代目の橋が使用されていたが、老朽化や橋上の交通量の増加の影響もあって1990年（平成2年）に新しい橋へ架け替えられている<ref name=osafune/>。 * [[1912年]]11（大正元年）11月23日 - 開業~~。終着電停~~<ref name=osafune2/>。▼ * [[1915年]]（大正4年）4月3日 - 宇品線の御幸橋東詰 - 宇品間開業<ref name=osafune2/>。御幸橋 - 御幸橋東詰間は[[御幸橋 (広島市)\|御幸橋]]を介する[[徒歩連絡]]となる<ref name=osafune/>。 * [[1919年]]5（大正8年）5月25日 - 御幸橋 - 御幸橋（東詰）間の[[京橋川]]に電車専用橋が完成<ref name=osafune2/>。宇品線全線で直通運転となる。▼ * [[1944年]]6（昭和19年）6月10日 - 電停留場の営業を休止<ref name=osafune2/>。▼ * [[1945年]]8（昭和20年）8月18日 - 電停留場の営業が復旧<ref name="HIRODEN8050_H78">『広島電鉄開業80創業50年史』1992年11月、本編78ページ。</ref>。▼ == 構造 == 宇品線はほぼすべての区間で道路上に軌道が敷かれた[[併用軌道]]であり、当停留場も道路上に[[プラットホーム\|ホーム]]が置かれている。ホームは低床式で2面あり、2本の線路を挟み込むように向かい合って配置された[[相対式ホーム]]である<ref name=line/><ref name=jijo>{{Cite book\|和書\|author=川島令三 \|title=[[全国鉄道事情大研究]] \|year=2009 \|publisher=[[草思社]] \|isbn=978-4-7942-1711-0 \|volume=中国篇 2 \|pages=103-109}}</ref>。路線の起点から見て左側に広島港方面へ向かう下りホームが、右側に紙屋町・[[広島電鉄本線\|本線]]方面へ向かう上りホームがある<ref name=line/>。 2面2線の[[プラットホーム#相対式ホーム\|相対式ホーム]]。3両・5両連接車に対応している。紙屋町方面ホームはホーム全長にわたって屋根が設けられているが、広島港方面ホームは1両単車の乗車口付近にしか屋根が設けられていない。▼ ▲~~2面2線の[[プラット~~ホーム~~#相対式ホーム\|相対式ホーム]]。~~長は3両・5両連接車に対応している。~~紙屋町方面~~上りホームはホーム全長にわたって屋根が設けられているが、~~広島港方面~~下りホームは1両単車の乗車口付近にしか屋根が設けられていない。 == 運行路線系統 == {{See also\|広島電鉄#運行系統}} 当停留場には広島電鉄で運行されている系統のうち、1号線、3号線、それに0号線が乗り入れる。 {\| style="border-collapse: collapse;" \|- \|+ style="font-weight: bold; text-align: left;"\| \|- ! rowspan="2" style="border-width: 2px 0; border-style: ridge; padding: 2px .5em;"\|~~広島港方面行き~~下りホーム~~<br />（交差点北側）~~ \| style="border-width: 2px 0; border-style: ridge; padding: 2px .5em;"\|[[ファイル:HirodenLine1.png\|30px\|1号線]][[ファイル:HirodenLine3.png\|30px\|3号線]] \| style="border-width: 2px 0; border-style: ridge; padding: 2px .5em;"\|[[広島港停留場\|広島港]]ゆき 46 ⟶ 63行目: \| style="border-width: 2px 0; border-style: ridge; padding: 2px .5em;"\|[[宇品二丁目停留場\|宇品二丁目]]ゆき \|- ! rowspan="3" style="border-width: 2px 0; border-style: ridge; padding: 2px .5em;"\|~~本線方面行き~~上りホーム~~<br />（交差点南側）~~ \| style="border-width: 2px 0; border-style: ridge; padding: 2px .5em;"\|[[ファイル:HirodenLine0.png\|30px\|0号線]] 67 ⟶ 84行目: * 平野公園 * 南千田公園 * 千田[[下水処理場]] * [[広電バス]] [[広島電鉄仁保営業課#現行路線\|12号線]]　御幸橋バス停 * [[広島バス]]21-1号線、50号線　御幸橋バス停 * 広島バス50号線　修道学園前バス停 ▲== 歴史 == ▲* [[1912年]]11月23日 - 開業。終着電停。 * [[1915年]]4月3日 - 御幸橋（東詰） - 宇品間開業。御幸橋を徒歩連絡とする。 ▲* [[1919年]]5月25日 - 御幸橋 - 御幸橋（東詰）間の[[京橋川]]に電車専用橋が完成。宇品線全線で直通運転となる。 ▲* [[1944年]]6月10日 - 電停の営業を休止。 ▲* [[1945年]]8月18日 - 電停の営業が復旧<ref name="HIRODEN8050_H78">『広島電鉄開業80創業50年史』1992年11月、本編78ページ。</ref>。 == 隣の停留場 == ; 広島電鉄 : 宇品線 :: [[広電本社前停留場~~\|広電本社前電停~~]] (U7) - '''御幸橋電停留場 (U8)''' - [[皆実町六丁目停留場~~\|皆実町六丁目電停~~]] (U9) == 脚注 == 89 ⟶ 99行目: == 参考文献 == * 長船友則著『広電が走る町街今昔』 [[JTBパブリッシング]]、2005年　ISBN 4-533-05986-4 == 関連項目 == * [[日本の鉄道駅一覧]] == 外部リンク == * [http://www.hiroden.co.jp/train/route-guide/stop-guide/u-8.html 御幸橋 \| 電車情報：電停ガイド] - 広島電鉄 {{広島電鉄宇品線}} ~~{{Eki-stub}}~~ {{DEFAULTSORT:みゆきはし}} [[Category:広島市中区の鉄道駅]]

「御幸橋停留場」の版間の差分