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'''小原 秀雄'''(おばら ひでお、[[1927年]][[7月2日]] - )は、[[日本]]の[[動物学]]者、[[女子栄養大学]]名誉教授。
 
東京生まれ。[[法政大学]]中退。[[国立科学博物館]]助手、女子栄養大学助教授、1969年教授。981998年定年退任、名誉教授。[[哺乳綱]]の研究で知られる。[[世界自然保護基金]]日本委員会常任理事など。1982年[[世界野生生物基金]](WWF-I)から自然動物保護功労賞、88年[[国連環境計画]](UNEP)からグローバル500賞、1966年[[毎日出版文化賞]]、2003年『ゾウの歩んできた道』で[[産経児童出版文化賞]]受賞
[[哺乳綱]]の研究で知られる。[[世界自然保護基金]]日本委員会常任理事など。82年[[世界野生生物基金]](WWF‐I)から自然動物保護功労賞、88年[[国連環境計画]](UNEP)からグローバル500賞、66年[[毎日出版文化賞]]、2003年『ゾウの歩んできた道』で[[産経児童出版文化賞]]受賞。
 
==著書==
*『猛獣の世界 動物百話』泰光堂  1957  学校図書館シリーズ
*『動物ものがたり』さ・え・ら書房  1959 
*『動物社会記』1961  三一新書
*『動物版・人間の条件 人間の生物学的考察』1961  三一新書
*『リモコン恋愛法』1962  三一新書
*『21世紀の人類 人間[[ホモ・サピエンス]]はどこへ行く』講談社  1963  ミリオン・ブックス
*『エブリマンの野生動物学 けもののくらしさまざま』学習研究社  1963  ガッケン・ブックス
*『けもの紳士の昼と夜』早川書房  1963
*『風流けもの紳士録』早川書房  1964
*『猛獣の世界』少年画報社  1964  少年文庫 
*『SF人類動物学 生物界と人類の未来』早川書房  1968
*『恐竜の世界』山王書房  1968
*『自然からの警告 生物農薬を考える』家の光協会  1968
*『動物の科学』国土社  1968
*『どうぶつのふしぎ』偕成社  1968 
*『猛獣 ピクチャー・エッセー』朝日新聞社  1968
*『動物の生態 動物界のなぞをとく』偕成社  1970  ジュニア博物館
*『猛獣もし戦わば-地上最強の動物は?』ベストセラーズ  1970  のち広済堂文庫 
*『人類が生き残るために 新しい人間観の探究』1971  国土新書
*『人と猛獣の戦い 最強の殺し屋は誰か 一対一の格闘から大虐殺まで』ベストセラーズ  1971
*『やせいのどうぶつ』偕成社  1971 
*『動物・ヒト・人間』三笠書房  1972
*『日本野生動物記 オオカミ,カモシカ,カワウソ,イタチとテン,ウサギ,ヤマネコ』中央公論社  1972  自然選書
*『日本野生動物記. 続』中央公論社  1972  自然選書
*『哺乳類の世界』日本放送出版協会  1972  NHKブックス
*『戦う猛獣の記録』偕成社  1973  少年少女ノンフィクション物語
*『野性への旅 猛獣に学ぶ人間の生き方』日本交通公社出版事業局  1973  ベルブックス
*『動物の超能力』学習研究社  1974  ジュニアチャンピオンコース
*『人間の動物学』季節社  1974
*『動物のこころを探る 人間性の源流』玉川大学出版部  1975
*『アニマル・クイズ 人間は、どこまで退化したか』光文社  1976  カッパ・ホームス
*『動物でなくなった動物たち』ごま書房  1976  ゴマブックス
*『境界線の動物誌』思索社  1977
*『アフリカの野生動物』玉川大学出版部  1978  玉川選書
*『環境と人類』共立出版  1978  環境科学叢書
*『哺乳類』1979  岩波新書
*『猛獣物語 大型野生動物の生態』玉川大学出版部  1980  玉川選書
*『食うものと食われるものと 小原秀雄の動物教室』サンケイ出版  1981
*『生物が一日一種消えてゆく 滅びの動物学』講談社  1981  ブルーバックス
*『街のホモサピエンス 動物学的人間論』合同出版  1981  のち徳間文庫 
*『人(ヒト)に成る』大月書店  1985  科学全書
*『ネコはなぜ夜中に集会をひらくか イヌとネコの行動学入門』花曜社  1986  のち小学館文庫 
*『ライオンの尻尾にはトゲがある 動物ふしぎ話』1986  光文社文庫
*『動物たちの社会を読む 比較生態学からみたヒトと動物』講談社  1987  ブルーバックス
*『だから儀式はなくならない 人間学への招待1』農山漁村文化協会  1988
*『教育は人間をつくれるか 人間学への招待2』農山漁村文化協会  1989  人間選書
*『絶滅-人類の「自己」選択』ティビーエス・ブリタニカ  1989
*『どうぶつ大ギモン事典』くもん出版  1990  わくわくポケット
*『ライオンはなぜ「人喰い」になったか』ネスコ  1990
*『アフリカンサバンナ 最期の大自然』丸善  1991
*『野生動物消費大国ニッポン [[ワシントン条約]]とは何か』1992  岩波ブックレット
*『おもしろ自然・動物保護講座』東洋書店  1995
*『人間は野生動物を守れるか』岩波書店  1996
*『ぼくは野生動物の弁護人』ポプラ社  1996  新・のびのび人生論
*『現代ホモ・サピエンスの変貌』2000  朝日選書
*『都市動物たちの逆襲 自然からの警告』東京書籍  2001
*『ゾウの歩んできた道』2002  岩波ジュニア新書
*『親と子の動物行動学 野生動物の一生から学ぶ』教育出版  2003
*『人類は絶滅を選択するのか』明石書店  2005
*『'''小原秀雄著作集'''』全4巻  明石書店  2006-07  2007
*『「弱肉強食」論 動物からヒト、人間まで』明石書店  2009
 
===共編著===
*『動物のみかた ふしぎな目・ゆかいな足』[[真船和夫]]共著  さ・え・ら書房  1956  ぼくたちの研究室
*『少年少女世界動物名作全集 7 猛獣探検編』東西五月社  1959 
*『進化とはなにか』真船和夫,中原正木共著  1963  三一新書
*『世界哺乳類図説 食虫目・皮翼目』[[今泉吉典]]共著 新思潮社  1966
*『世界哺乳類図説 単孔目・有袋目』今泉吉典共著 新思潮社  1966
*『世界の動物事典 野生をさぐる』動物の科学研究会共著  三省堂  1972
*『日本の動物事典 野生をさぐる』動物の科学研究会共著  三省堂  1972
*『動物のこども』[[羽仁進]]共著  1975  平凡社カラー新書
*『日本野生動物の旅』[[田中豊美]]共著  どうぶつ社  1977  「日本の野生動物」講談社文庫 
*『動物子別れ物語 ひとりだちへの道』動物の科学研究会共著  佼成出版社  1978
*『生きものの世界』編著  1979  講談社現代新書
*『人間は何からうまれたか 動物のくらしと進化』[[黒田弘行]]共著  ポプラ社  1981
*『東京の生物史』[[沼田真]]共編  紀伊国屋書店  1982
*『人間どう視るか』1-3 [[岩城正夫]]共著  群羊社  1982-86 1986
*『ホモ・サピエンスの科学 人間についての80の「なぜ?」』編著  PHP研究所  1984
*『モグラの鼻ゾウの鼻』[[谷川雁]]共著  筑摩書房  1990  ちくまプリマーブックス
*『きみのからだが地球環境』全6巻  編 農山漁村文化協会  1995
*『ペット化する現代人 自己家畜化論から』羽仁進共著  日本放送出版協会  1995  NHKブックス
*『万物の死 自然の死から<死>を考える』編  講談社  1997  ブルーバックス
*『対論多様性と関係性の生態学』[[林良博]],[[川那部浩哉]]共著  農山漁村文化協会  1999  人間選書
*『生命・生活から人間を考える』編  学文社  2006  シリーズ総合人間学
 
===翻訳===
*ハーバート・S.ジム『恐竜の世界』福音館書店  1966 
*ジョージ・B.シャラー『ゴリラの季節 野生ゴリラとの600日』早川書房  1966 のち文庫 
*[[デズモンド・モリス]]『さるとごりら』福音館書店  1967 
*クレラン・S.フォード,フランク・A.ビーチ『人間と動物の性行動 比較心理学的研究』訳著  新思潮社  1967
*[[アラン・ムーアヘッド]]『乗れない方舟 消えゆく野性の国』早川書房  1967  のち文庫 
*[[コンラート・ローレンツ]]『人イヌにあう』至誠堂  1968 のちハヤカワ文庫 
*デズモンド・モリス,ラモナ・モリス『人間とサル』1970  角川選書  のち文庫 
*アレックス・コンフォート『人間生物学 自然と人間性』[[清水博之]]共訳  思索社  1972
*グッギィスベルク『シンバ』思索社  1974  世界動物記シリーズ
*ヘルベルト・ヴェント『物語世界動物史』[[羽田節子]],大羽更明共訳  平凡社  1974
*D.W.エーレンフェルド『自然保護学入門』[[浦本昌紀]]共訳  共立出版  1975  科学ブックス
*ポール・シェパード『狩猟人の系譜 反農耕文明論への人間学的アプローチ』[[根津真幸]]共訳  蒼樹書房  1975
*S.バトラー,R.レイモンド『絵でみる動物行動学 動物の生態をさぐる』東京図書  1976  フロンティアサイエンス
*B.クルテン『哺乳類の時代』浦本昌紀共訳  平凡社  1976
*[[ファーレイ・モウワット]]『オオカミよ、なげくな』根津真幸共訳  紀伊国屋書店  1977
*ジョン・マキノン『孤独な森の住人 オランウータンを追って』小野さやか共訳  早川書房  1977
*クリス・マクブライド『白いライオン』監訳  小学館  1978
*J.W.S.プリングル編『生物学と人間科学』三共出版株式会社  1978  三共科学選書
*ガイ・マウントフォート『野生動物を救う 絶滅の淵から』紀伊国屋書店  1979
*G.シャラー『セレンゲティライオン』思索社  1982  世界動物記シリーズ
*チャールズ・マクドゥーガル『滅びゆく森の王者 インドトラの行動と生態』寺田鴻共訳  早川書房  1982
*マイケル・W.フォックス『動物と神のあいだ 共存のエソロジー』講談社  1983
*ヘルベルト・ヴェント『世界動物発見史』共訳  平凡社  1988
*ジョイス・ポープ『動物は夢をみるか?』監訳  東京書籍  1988
 
== 論文 ==
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