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[[File:Stacks of firewood,Wood wall 薪 やしろの森公園 DSCF8679.JPG|thumb|薪([[やしろの森公園]])]]
[[File:Firewood, Kafa, Ethiopia (11267525826).jpg|thumb|薪を運ぶ人([[エチオピア]])]]
'''薪'''(まき、たきぎ)とは、[[木]]および[[枝]]を含む)や[[木材伐採]]の廃材を棒状に加工[[燃料|固形燃料]]としたものを指す。[[木質燃料|木質バイオマス]]の一種である{{r|ueda}}。なお長細く割り[[炭]](特に扱いやすい長さへ切断し、乾燥させて燃料とする。[[木]])とともの廃材を棒状{{読み仮名|'''薪炭'''|加工ん}}ということあるのも含む
 
なお、薪と[[炭]](特に[[木炭]])とを合わせて{{読み仮名|'''薪炭'''|しんたん}}と呼ぶ。
 
== 概要 ==
[[File:PermaLiv vedkløyving 06-02-23.jpg|thumb|薪を作っている人]]
基本的には薪は伐採した木を手ごろな長さに切断し乾燥させ、さらに長細く割り、燃料用の木材として想定した物である。
燃料用途であるため、さまざまな燃焼特性が品質の基準になる。

伐採直後の{{読み仮名|生木|なまき}}は[[水分]]を多く含んでおり、そのままでは着火性が悪く、発生した熱量が水蒸気に奪われてしまうため、[[燃焼]]効率が悪くかつ大量の{{読み仮名|煤|すす}}を出してしまう。このため、効率的な燃焼のためには使用前に十分に乾燥されている必要がある{{r|ueda}}。製材時に発生する端材や住宅の解体材も利用される{{r|ueda}}。
 
[[着火]]の際には、火の種を充分に大きくする目的で[[空気]]との接触[[面積]]が大きくなるよう、木の小枝や同程度の大きさに割り揃えた'''焚きつけ'''と呼ばれる薪を使用する。充分に火が回った後は火持ちをさせるため、より太い薪を火にくべる。