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== 概要 ==
== 概要 ==
2009年4月に[[カバー]]アルバム『[[つるのうた]]』でソロデビューしたつるの剛士の、初のオリジナルアルバム(ただし収録曲にカバー作品も含まれている)。アルバムタイトルは「'''つる'''の剛士の元気が出る、泣ける、感動する……1stオリジナルアル'''バム'''」の略<ref>{{cite news|url= http://onlystar.oricon.co.jp/news/music/322/|title= マルチな才能を発揮する、つるの剛士の本業とは?|publisher= [[オリコン・エンタテインメント|Webオリ★スタ]]|date= 2010-10-26}}</ref>。
2009年4月に[[カバー]]アルバム『[[つるのうた]]』でソロデビューしたつるの剛士の、初のオリジナルアルバム。アルバムタイトルは「'''つる'''の剛士の元気が出る、泣ける、感動する……1stオリジナルアル'''バム'''」の略<ref>{{cite news|url= http://onlystar.oricon.co.jp/news/music/322/|title= マルチな才能を発揮する、つるの剛士の本業とは?|publisher= [[オリコン・エンタテインメント|Webオリ★スタ]]|date= 2010-10-26|archiveurl= https://web.archive.org/web/20160304190844/http://onlystar.oricon.co.jp/news/music/322/|archivedate= 2016年3月4日|deadlinkdate= 2018年3月}}</ref>。


カバーを歌うことで日本の音楽への理解が深まったこと、いろいろなアーティストと関わりが持てたことなどから、「本当だったらオリジナルとカバーを出す順番が逆だと思うけど、この順番は大正解だった」と語っている<ref name="INLIFE">[http://inlifeweb.com/turunotakesi_index_e.html 有名人が語る男前の条件「つるの剛士」]. INLIFE.</ref>。収録候補曲は50曲を超え、「[[アコースティック・ギター|アコギ]]1本で歌えるもの」を基準に選曲された<ref name="TOWERRECORDS">{{cite news|url= http://tower.jp/article/interview/2010/10/20/70893|title= つるの剛士 『つるばむ』、『シュガーバイン/Two weeks to death』 |publisher= [[タワーレコード|TOWER RECORDS ONLINE]]|date= 2010-10-20}}</ref>。カバーアルバムで多く披露したバラードのほか、自身が([[羞恥心 (ユニット)|羞恥心]]としてのCDデビュー)以前からやってきた[[ロック (音楽)|ロック]]の部分を出した「[[カタログ]]的なアルバム」を自負している<ref name="ORICONSTYLE">{{cite news|url= http://www.oricon.co.jp/music/interview/2010/turuno1020/index.html |title= つるの剛士、『“夢”がいっぱい詰まった、初のオリジナルアルバムが完成!』 |publisher= [[オリコン|ORICON STYLE]] |date=2010-10-20}}</ref>。
カバーを歌うことで日本の音楽への理解が深まったこと、いろいろなアーティストと関わりが持てたことなどから、「本当だったらオリジナルとカバーを出す順番が逆だと思うけど、この順番は大正解だった」と語っている<ref name="INLIFE">[http://inlifeweb.com/turunotakesi_index_e.html 有名人が語る男前の条件「つるの剛士」]. INLIFE.</ref>。収録候補曲は50曲を超え、「[[アコースティック・ギター|アコギ]]1本で歌えるもの」を基準に選曲された<ref name="TOWERRECORDS">{{cite news|url= https://tower.jp/article/interview/2010/10/20/70893|title= つるの剛士 『つるばむ』、『シュガーバイン/Two weeks to death』 |publisher= [[タワーレコード|TOWER RECORDS ONLINE]]|date= 2010-10-20}}</ref>。カバーアルバムで多く披露したバラードのほか、自身が([[羞恥心 (ユニット)|羞恥心]]としてのCDデビュー)以前からやってきた[[ロック (音楽)|ロック]]の部分を出した「[[カタログ]]的なアルバム」を自負している<ref name="ORICONSTYLE">{{cite news|url= http://www.oricon.co.jp/music/interview/2010/turuno1020/index.html |title= つるの剛士、『“夢”がいっぱい詰まった、初のオリジナルアルバムが完成!』 |publisher= [[オリコン|ORICON STYLE]] |date=2010-10-20}}</ref>。


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== 収録曲 ==
== 収録曲 ==
# '''[[メダリスト (つるの剛士の曲)|メダリスト]]'''
# '''[[メダリスト (つるの剛士の曲)|メダリスト]]'''
#* 作詞:つるの剛士、作曲:藤本則、編曲:[[鈴木Daichi秀行]]
#* 作詞:つるの剛士、作曲:[[藤本]]、編曲:[[鈴木Daichi秀行]]
#: 2ndシングル。
#: 2ndシングル。
#: [[フジテレビジョン|フジテレビ]]系『[[2010年世界柔道選手権大会|柔道世界選手権2010 東京]]』テーマソング。
#: [[フジテレビジョン|フジテレビ]]系『[[2010年世界柔道選手権大会|柔道世界選手権2010 東京]]』テーマソング。
# '''正直者'''
# '''正直者'''
#* 作詞:つるの剛士 / 松原さらり、作曲:南田健吾、編曲:[[井出泰彰]] / 南田健吾
#* 作詞:つるの剛士 / 松原さらり、作曲:[[南田健吾]]、編曲:[[井出泰彰]] / 南田健吾
#: [[新学社]]「全家研ポピー」CMソング。
#: [[新学社]]「全家研ポピー」CMソング。
# '''ありのまま'''
# '''ありのまま'''
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#* 作詞:[[谷中敦]]、作曲:沖祐市、編曲:[[東京スカパラダイスオーケストラ]]
#* 作詞:[[谷中敦]]、作曲:沖祐市、編曲:[[東京スカパラダイスオーケストラ]]
#: 1stシングル(両A面)。
#: 1stシングル(両A面)。
#: [[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系『[[爽快情報バラエティー スッキリ!!|スッキリ!!]]』6月テーマソング。
#: [[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系『[[スッキリ!!]]』6月テーマソング。
#: 『[[レコチョク]]』CMソング。
#: 『[[レコチョク]]』CMソング。
# '''はやぶさ'''
# '''はやぶさ'''
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# '''オレンジ'''
# '''オレンジ'''
#* 作詞・作曲:[[杉山勝彦]]、編曲:tasuku
#* 作詞・作曲:[[杉山勝彦]]、編曲:tasuku
#:
#: 杉山のバンド・JIGSOULの作品として発表されていた楽曲。
# '''オメデトウ feat. KOHEI JAPAN'''
# '''オメデトウ feat. KOHEI JAPAN'''
#* 作詞・作曲・編曲:[[KOHEI JAPAN|kohei sakama]]
#* 作詞・作曲・編曲:[[KOHEI JAPAN|kohei sakama]]
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# '''大きな夢 小さな声'''
# '''大きな夢 小さな声'''
#* 作詞・作曲・編曲:[[KAN]]
#* 作詞・作曲・編曲:[[KAN]]
#: KANは[[オーケストラ (曖昧さ回避)|管弦楽団]]の指揮、[[チェレスタ]]の演奏でも参加<ref name="ORICONSTYLE"/><ref>{{cite news|url= http://www.kimurakan.com/column/cbn280.php|title= 【金曜コラム #280】『手荷物検査場Fを通過した正面』|publisher= KAN オフィシャルウェブサイト|date= 2010-09-24}}</ref>。[[ピアノ]]は[[塩谷哲]]。
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# '''[[メダリスト (つるの剛士の曲)|新しい明日へ]]'''
# '''[[メダリスト (つるの剛士の曲)|新しい明日へ]]'''
#* 作詞:遠藤幸三、作曲・編曲:[[真崎修]]
#* 作詞:遠藤幸三、作曲・編曲:[[真崎修]]

2024年5月13日 (月) 13:15時点における最新版

『つるばむ』
つるの剛士スタジオ・アルバム
リリース
録音 2010年
ジャンル J-POP
時間
レーベル ポニーキャニオン
プロデュース 浅見真人
チャート最高順位
つるの剛士 アルバム 年表
つるのおと
2009年
つるばむ
(2010年)
ちゅるのうた
2011年
テンプレートを表示

つるばむ』は、つるの剛士の3枚目のアルバムで、初のオリジナルアルバムである。2010年10月20日ポニーキャニオンから発売された。

3rdシングルシュガーバイン/Two weeks to death」(アルバム未収録)と同日発売である。

概要

[編集]

2009年4月にカバーアルバム『つるのうた』でソロデビューしたつるの剛士の、初のオリジナルアルバム。アルバムタイトルは「つるの剛士の元気が出る、泣ける、感動する……1stオリジナルアルバム」の略[1]

カバーを歌うことで日本の音楽への理解が深まったこと、いろいろなアーティストと関わりが持てたことなどから、「本当だったらオリジナルとカバーを出す順番が逆だと思うけど、この順番は大正解だった」と語っている[2]。収録候補曲は50曲を超え、「アコギ1本で歌えるもの」を基準に選曲された[3]。カバーアルバムで多く披露したバラードのほか、自身が(羞恥心としてのCDデビュー)以前からやってきたロックの部分を出した「カタログ的なアルバム」を自負している[4]

シングル「メダリスト」を含めて計4曲の作詞をしている。「メダリスト」「正直者」「伝えたいこと」は[5]、「バンドサウンドだったり、応援歌となると自分の言葉でないと歌えなくて」と、出来上がっていた歌詞に対し自ら書き直しを懇願した[4]

CD onlyとCD+DVDの2種形態での発売で、ジャケット写真の仕様は異なる。ジャケット・ブックレットグラフィックに使われているモンキーは私物である[6]

収録曲

[編集]
  1. メダリスト
    2ndシングル。
    フジテレビ系『柔道世界選手権2010 東京』テーマソング。
  2. 正直者
    新学社「全家研ポピー」CMソング。
  3. ありのまま
    • 作詞・作曲:O-live、編曲:tasuku
  4. Love Letter
    1stシングル(両A面)。
    岸谷がエレクトリック・シタールの演奏で参加。
  5. 会いたくて
    • 作詞:yoko、作曲:KEN for 2 SOUL MUSIC Inc.、編曲:2 SOUL for 2 SOUL MUSIC Inc.
  6. 夏のわすれもの feat. 東京スカパラダイスオーケストラ
    1stシングル(両A面)。
    日本テレビ系『スッキリ!!』6月テーマソング。
    レコチョク』CMソング。
  7. はやぶさ
    • 作詞:つるの剛士、作曲:山田竜平、編曲:鈴木Daichi秀行
    テレビ朝日系『やじうまテレビ!』テーマソング。
    小惑星探査機はやぶさのニュースを見て歌にしたいと思い、歌詞を一日で書き上げた[2]
  8. 伝えたいこと
    • 作詞:つるの剛士 / 山田竜平、作曲:山田竜平、編曲:tasuku
  9. オレンジ
  10. オメデトウ feat. KOHEI JAPAN
    自身がナレーションを担当する映画『うまれる』(2010年11月6日公開)の主題歌。同作のサウンドトラック『映画「うまれる」サウンドトラック』にも収録[7]
  11. 大きな夢 小さな声
    • 作詞・作曲・編曲:KAN
    KANは管弦楽団の指揮、チェレスタの演奏でも参加[4][8]ピアノ塩谷哲
  12. 新しい明日へ
    • 作詞:遠藤幸三、作曲・編曲:真崎修
    2ndシングルカップリング。
    日本テレビ系『TheサンデーNEXT』エンディングテーマ。
  13. 死ぬまで夢を見る男

DVD

[編集]
  • つるロックフェス2010ダイジェスト映像
2010年8月11日に逗子マリーナで行われたつるの主催の音楽イベント『つるロックフェスティバル2010』の映像。アルバムにも参加している東京スカパラダイスオーケストラ、KOHEI JAPANのほか、THE BOOMなどが出演。フェス出演者全員で披露した「風になりたい」などが収録されている。
  • 「シュガーバイン」特別映像
シュガーバイン」レコーディング風景映像(ワンコーラス分の長さ)。the pillowsが出演。

脚注

[編集]
  1. ^ “マルチな才能を発揮する、つるの剛士の本業とは?”. Webオリ★スタ. (2010年10月26日). オリジナルの2016年3月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160304190844/http://onlystar.oricon.co.jp/news/music/322/ 
  2. ^ a b 有名人が語る男前の条件「つるの剛士」. INLIFE.
  3. ^ “つるの剛士 『つるばむ』、『シュガーバイン/Two weeks to death』”. TOWER RECORDS ONLINE. (2010年10月20日). https://tower.jp/article/interview/2010/10/20/70893 
  4. ^ a b c “つるの剛士、『“夢”がいっぱい詰まった、初のオリジナルアルバムが完成!』”. ORICON STYLE. (2010年10月20日). http://www.oricon.co.jp/music/interview/2010/turuno1020/index.html 
  5. ^ 「正直者」と「伝えたいこと」は別の作詞家との連名。「メダリスト」はつるの単体の名義であり、元の作詞者については明言されていない。
  6. ^ “『つるばむ』”. つるの剛士オフィシャルブログ つるたけ日記. (2010年9月22日). https://web.archive.org/web/20100928185423/http://yaplog.jp/tsurutake/archive/1490 
  7. ^ 映画「うまれる」 - 商品
  8. ^ “【金曜コラム #280】『手荷物検査場Fを通過した正面』”. KAN オフィシャルウェブサイト. (2010年9月24日). https://www.kimurakan.com/column/cbn280.php 

外部リンク

[編集]