「ラージプート級駆逐艦」の版間の差分
編集の要約なし |
m テンプレート変更 |
||
(30人の利用者による、間の39版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
{{出典の明記|date=2023-10}} |
|||
{| class="wikitable" style="clear:right; float:right; margin: 0em 0em 1em 1em; width: 300px; background:#ffffff" |
|||
{{Otheruseslist|ソビエト連邦で建造されたインド海軍のミサイル駆逐艦|第二次世界大戦後にイギリスからインドに引き渡された'''ラージプート級駆逐艦'''|R級駆逐艦 (2代)}} |
|||
!colspan="3" style="color: white; height: 30px; background: navy;"|61-ME号計画型大型対潜艦<br />ラージプート級駆逐艦 |
|||
|- |
|||
|colspan="3" style="text-align:center;border-bottom:0px solid;" |[[ファイル:INS_Ranvijay_Malabar_07.jpg|290px]]<br />「[[ランヴィジャイ (駆逐艦)|ランヴィジャイ]]」 |
|||
|- |
|||
! colspan="3" style="color: white; height: 30px; background: navy;"| 艦級概観 |
|||
|- |
|||
|艦種||colspan="2"|[[対潜艦|大型対潜艦]]・[[ミサイル駆逐艦]] |
|||
|- |
|||
|前級||colspan="2"|- |
|||
|- |
|||
|次級||colspan="2"|[[デリー級駆逐艦]] |
|||
|- |
|||
|rowspan="2" style="white-space:nowrap" |運用者 |
|||
|colspan="2"|[[ファイル:Naval_Ensign_of_the_Soviet_Union.svg|22px|border]] [[ソ連海軍]] |
|||
|- |
|||
|colspan="2"|[[ファイル:Naval_Ensign_of_India.svg|22px|border]] [[インド海軍]] |
|||
|- |
|||
| style="white-space:nowrap; font-size:smaller" |就役期間||colspan="2"|[[1979年]] - 就役中 |
|||
|- |
|||
! colspan="3" style="color: white; height: 30px; background: navy;"| 性能要目 |
|||
|- |
|||
|rowspan="2"|[[排水量]] |
|||
|colspan="2"|基準: 4,025 [[トン数|トン]] |
|||
|- |
|||
|colspan="2"|満載: 4,905 トン |
|||
|- |
|||
|全長||colspan="2"|146.11 m |
|||
|- |
|||
|全幅||colspan="2"|15.81 m |
|||
|- |
|||
|喫水||colspan="2"|6.83 m |
|||
|- |
|||
|rowspan="2"|機関 |
|||
|colspan="2"|M-3 [[COGAG]]機関×2 基(72,000 [[馬力]]; 52,900 k[[ワット|W]]), 2軸推進 |
|||
|- |
|||
|M-8E [[ガスタービンエンジン|ガスタービン機関]]||4 基 |
|||
|- |
|||
|rowspan="2"|電源 |
|||
|BTU-63 [[ディーゼルエンジン|ディーゼル]][[発電機]]||2 基 |
|||
|- |
|||
|発電量||2,400 kW |
|||
|- |
|||
|速力||colspan="2"|30 [[ノット]] |
|||
|- |
|||
| style="white-space:nowrap; font-size:smaller" |航続距離||colspan="2"|3,800 [[海里]]/18 kn |
|||
|- |
|||
| style="white-space:nowrap; font-size:smaller" |行動期間||colspan="2"|10 日間 |
|||
|- |
|||
|乗員 |
|||
|colspan="2"|[[士官]] 33名+水兵 279 名 |
|||
|} |
|||
'''ラージプート級駆逐艦'''('''{{lang|en|Rajput class destroyer}}''')は、[[インド海軍]]の[[駆逐艦]]({{lang|en|destroyer}})である。 |
|||
もとは[[ソビエト連邦]]で開発された[[対潜艦|大型対潜艦]]({{lang|ru|Большой противолодочный корабль}})で、プロジェクト名では'''61-ME号計画型大型対潜艦'''('''{{lang|ru|Большие противолодочные корабли проекта 61-МЭ}}'''<span style="font-size:90%;">バリシーイェ・プラチヴァラドーチュヌィイェ・カラブリー61エーメー</span>)、艦級名では'''ナジョージュヌイ級大型対潜艦'''('''{{lang|ru|БПК типа «Надежный»}}''')と呼ばれた。 |
|||
{{Infobox 艦級 |
|||
[[北大西洋条約機構]](NATO)の用いた[[NATOコードネーム]]では、「カシンII型」({{lang|en|Kashin-II}})と呼ばれた。 |
|||
|名称= ラージプート級駆逐艦 |
|||
|画像= INS_Ranvijay_Malabar_07.jpg |
|||
|画像幅= 300px |
|||
|画像説明= ラージプート級駆逐艦5番艦「[[ランヴィジャイ (駆逐艦)|ランヴィジャイD55]]」 |
|||
|艦種= [[ミサイル駆逐艦]] |
|||
|船種= |
|||
|命名基準= |
|||
|建造所= 61コムナール記念造船工場 |
|||
|運用者= [[File:Naval_Ensign_of_India.svg|22px|border]] [[インド海軍]] |
|||
|建造期間= |
|||
|就役期間= [[1980年]] - |
|||
|同型艦= 5 |
|||
|計画数= |
|||
|建造数= 5 |
|||
|前級= - |
|||
|次級= [[デリー級駆逐艦|15型 (デリー級)]] |
|||
|要目注記= |
|||
|排水量=<!--「[[トン数| トン]]」の使用を推奨--> |
|||
|基準排水量= 4,025 [[トン数|t]] |
|||
|軽荷排水量= |
|||
|常備排水量= |
|||
|公試排水量= |
|||
|満載排水量= 4,905 t |
|||
|水中排水量= |
|||
|長さ= |
|||
|全長= 146.11 m |
|||
|水線長= |
|||
|垂線間長= |
|||
|幅= 15.81 m |
|||
|全幅= |
|||
|水線幅= |
|||
|高さ= |
|||
|吃水= 6.83 m |
|||
|深さ= |
|||
|飛行甲板= |
|||
|機関= [[COGAG]]方式 |
|||
|主缶= |
|||
|原子炉= |
|||
|主機= M-8E[[ガスタービンエンジン]]×4 |
|||
|推進器= [[スクリュープロペラ]]×2 |
|||
|帆装= |
|||
|出力= 18,000 [[馬力|shp]] |
|||
|電力=<!-- 潜水艦向け --> |
|||
|電源= |
|||
|速力=<!--「{{Convert| | kn| km/h| lk = on}}」の使用を推奨--> |
|||
|最大速力= 30 [[ノット]] |
|||
|巡航速力= |
|||
|航続距離= 3,800 [[海里|nmi]] (18kt巡航時) <!--「{{Convert| | nmi| km| lk = on}}」の使用を推奨--> |
|||
|燃料=<!-- トン --> |
|||
|航海日数= 10 日間 |
|||
|潜航深度= |
|||
|乗員= [[士官]] 33 名+水兵 279 名 |
|||
|搭載能力= |
|||
|兵装= |
|||
|装甲= |
|||
|搭載機= |
|||
|搭載艇= |
|||
|C4I=<!--戦術情報処理装置やデータ・リンク装置など--> |
|||
|C4ISR= |
|||
|FCS= |
|||
|レーダー= |
|||
|ソナー= |
|||
|機雷戦= |
|||
|電子戦=<!--省略可能; ECM, ESM装置など--> |
|||
|特殊装備=<!--掃海装備など--> |
|||
|その他= |
|||
|備考= |
|||
}} |
|||
'''ラージプート級駆逐艦'''(ラージプートきゅうくちくかん、{{lang-en|''Rajput'' class destroyer}})は、[[インド海軍]]の[[駆逐艦]]([[ミサイル駆逐艦]])の艦級。ラージプートの名称は、[[サンスクリット語]]の「王子」を意味する{{Lang|sa|"rajaputra"}}に由来する。[[ソビエト連邦海軍]]が運用していた[[カシン型駆逐艦|61型大型対潜艦(カシン型)]]をもとに、インド海軍の要請に応じた改正を加えた派生型であり、ソビエト連邦の設計番号としては'''61ME型'''、また[[NATOコードネーム]]ではカシンII級({{lang|en|Kashin-II class}})と呼ばれた。 |
|||
== 概要 == |
== 概要 == |
||
=== 建造 === |
=== 建造 === |
||
61-ME |
[[対潜艦]]の61-ME型は、[[カシン型駆逐艦|61型]]の輸出向けプランとして立案された。その重武装から、61-ME型はソ連で建造された最初の重武装艦に数えられる。 |
||
[[1950年代]]後半以来、[[ソ連海軍]]では任務ごとに専門の艦艇を整備してきたが、[[1970年代]]末になると[[艦対艦ミサイル]]を搭載した |
[[1950年代]]後半以来、[[ソビエト連邦海軍|ソ連海軍]]では任務ごとに専門の艦艇を整備してきたが、[[1970年代]]末になると、61型をもとに[[艦対艦ミサイル]]を搭載した61-M型および61-MP型が事実上の多用途艦として認められるようになっていた。61型は成功した計画のひとつで、戦術的にも技術的にも重要な計画となった。 |
||
この艦に関心を寄せたのが[[インド]]であった。[[1974年]]、インドは[[セヴァストポリ|セヴァストーポリ]]へ視察団を送り、[[黒海艦隊]]の |
この艦に関心を寄せたのが[[インド]]であった。[[1974年]]、インドは[[セヴァストポリ|セヴァストーポリ]]へ視察団を送り、[[黒海艦隊]]の61-M型を見聞した。そして、61-M型こそが自国海軍にとって必要欠くべからざる原型艦であるという結論を出した。インド海軍の要求に対し61-M型に不足していたのは[[艦載ヘリコプター]]用の格納庫と強力な[[艦砲|火砲]]であった。審議の結果、艦尾部分に搭載する76.2 mm自動砲[[AK-726]]と戦闘統禦装置「[[トゥレーリ_(射撃管制装置)|トゥレーリ]]」各1基を廃止し、代わって同所にヘリコプター格納庫と[[ヘリコプター甲板]]を設けることとなった。また、艦首部分に搭載するAK-726は100 mm両用砲の[[AK-100 (両用砲)|AK-100]]に換装することが予定された。 |
||
この新しい派生形は、「輸出型」({{lang|ru|Экспортный}})を意味する「E」({{lang|ru|Э}})を加えて'''61-ME |
この新しい派生形は、「輸出型」({{lang|ru|Экспортный}})を意味する「E」({{lang|ru|Э}})を加えて'''61-ME型'''('''{{lang|ru|Проект 61-МЭ}}''')と呼ばれることになった。原型となった61-M型との相違点は、搭載する艦対艦ミサイルがソ連国内向けの[[P-15 (ミサイル)|P-15M「テルミート」]]から輸出型の[[P-20 (ミサイル)|P-20「テルミート」]]に変更された点が挙げられた。一方、予定された100 mm砲の搭載は、AK-100の製造工場が[[造船所]]から遠かったことが原因で見送られた。この他、多用途艦として重要な装備である[[艦対空ミサイル]]は、改良型の[[S-125 (ミサイル)|M-1「ヴォルナーP」]]が搭載された。このシステムは、欺瞞対抗力を向上した[[V-601 (ミサイル)|V-601]]を運用できた。この他、[[対潜兵器|対潜装備]]として[[RBU-6000|RBU-6000「スメールチ2」]]、533 mm[[魚雷発射管]]、[[CIWS|近接防空火器]]として[[ラージプート (駆逐艦)|ラージプート]]から[[ランジート (駆逐艦)|ランジート]]までは[[ルィーシ_(射撃管制装置)|MR-104「ルィーシ」]][[射撃管制装置|射撃管制レーダー]]によって統禦される[[AK-230]]対空機関砲が、[[ランヴィール (駆逐艦)|ランヴィール]]と[[ランヴィジャイ (駆逐艦)|ランヴィジャイ]]にはMR-123「ヴィーンペル」[[射撃管制装置|射撃管制レーダー]]によって統禦される[[AK-630]]対空多銃身機関砲が搭載された。 |
||
艦の建造は、すべて[[ウクライナ・ソビエト社会主義 |
艦の建造は、すべて[[ウクライナ・ソビエト社会主義共和国]]・[[ムィコラーイウ|ニコラーエフ]]の[[61コムナール記念造船工場]]で実施された。まずはじめに3隻が起工され、続いて2隻が建造された。[[海上公試]]のために一時的にソ連海軍へ編入され、のちソ連海軍を除籍の上、 |
||
'''発注元のインド海軍'''へ引き渡された。1番艦が引き渡されたのは、[[1980年]][[5月4日]]で、最終艦の引き渡しが完了したのは[[1988年]]のことであった。 |
|||
=== 改修 === |
=== 幾度の近代化改修 === |
||
インドへ引き渡された |
インドへ引き渡された'''ラージプート級'''は、[[駆逐艦]]として海軍で運用されている。ラージプート級は、その長年に亙る運用の中でインド海軍の事情に合わせて幾度かの改修を受けた。まず、[[1993年]]から[[1994年]]にかけて[[イタリア]]・[[セレニア]]社製の新しい[[戦術情報処理装置]]IPN-10を装備した。改修作業は、当初は[[ウクライナ]]の支援の下での実施が検討されていたが、最終的にインドは[[ロシア]]との協力体制に切り替えられた。 |
||
1番艦[[ラージプート (駆逐艦)|ラージプート]]は、インドとロシアが共同で開発を進めている新型[[巡航ミサイル]]の発射実験の試験艦に選ばれている。[[2003年]][[2月12日]]と[[11月23日]]、[[2004年]][[11月3日]]、[[2005年]][[4月15日]]の4度に亘って実施された発射実験では、ラージプート艦上より[[標的艦]]目掛けてPJ-10「ブラモス」[[対艦ミサイル]]が発射された。標的艦は破壊され、実験は成功裏に終了したと報告された。この試験のため、ラージプートはP-20用の円筒形の単装発射機4 |
1番艦[[ラージプート (駆逐艦)|ラージプート]]は、インドとロシアが共同で開発を進めている新型[[巡航ミサイル]]の発射実験の試験艦に選ばれている。[[2003年]][[2月12日]]と[[11月23日]]、[[2004年]][[11月3日]]、[[2005年]][[4月15日]]の4度に亘って実施された発射実験では、ラージプート艦上より[[標的艦]]目掛けてPJ-10「[[ブラモス (ミサイル)|ブラモス]]」[[艦対艦ミサイル]]が発射された。標的艦は破壊され、実験は成功裏に終了したと報告された。この試験のため、ラージプートはP-20用の円筒形の単装発射機4基の内1基を下ろし、代わりに箱型の連装発射機1 基を搭載した。その後、[[2007年]]3月にはさらに改修が施されたラージプート艦上より[[プリットヴィー (ミサイル)|プリットヴィーIII]]ミサイルの発射実験が成功裏に実施されている。また、4番艦[[ランヴィール (駆逐艦)|ランヴィール]]は後部[[S-125 (ミサイル)|M-1「ヴォルナーP」]][[艦対空ミサイル]]発射機を撤去しPJ-10「ブラモス」用の[[VLS]]を搭載した。 |
||
対空装備の改修としては、2番艦[[ラーナ (駆逐艦)|ラーナ]]と3番艦[[ランジート (駆逐艦)|ランジート]]は近接防空火器をAK-230対空機関砲からAK-630対空多銃身機関砲へ換装し、4番艦[[ランヴィール (駆逐艦)|ランヴィール]]と5番艦[[ランヴィジャイ (駆逐艦)|ランヴィジャイ]]はAK-630対空多銃身機関砲を2基撤去し、[[イスラエル]]製「バラク」艦対空ミサイルのVLSを搭載した。これら改修に併せ[[レーダー]]も一部国産ないしイスラエル製へ換装されている。 |
対空装備の改修としては、2番艦[[ラーナ (駆逐艦)|ラーナ]]と3番艦[[ランジート (駆逐艦)|ランジート]]は近接防空火器をAK-230対空機関砲からAK-630対空多銃身機関砲へ換装し、4番艦[[ランヴィール (駆逐艦)|ランヴィール]]と5番艦[[ランヴィジャイ (駆逐艦)|ランヴィジャイ]]はAK-630対空多銃身機関砲を2基撤去し、[[イスラエル]]製「バラク」艦対空ミサイルのVLSを搭載した。これら改修に併せ[[レーダー]]も一部国産ないしイスラエル製へ換装されている。 |
||
この他、小さな変更としては、搭載機が当初の[[Ka-25 (航空機)|Ka- |
この他、小さな変更としては、搭載機が当初の[[Ka-25 (航空機)|Ka-25PL]]から[[Ka-27 (航空機)|Ka-27PL]]の輸出型である[[Ka-28 (航空機)|Ka-28]]に変更されている。 |
||
=== 活動 === |
=== 活動 === |
||
84行目: | 101行目: | ||
== 兵装・電装要目表 == |
== 兵装・電装要目表 == |
||
{| class="wikitable" style=" |
{| class="wikitable" align="none" cellpadding="5" style="background:#fff; text-align:center; font-size:smaller" |
||
! |
! |
||
! |
! D51 |
||
! |
! D52, 53 |
||
! |
! D54, 55 |
||
|- |
|- |
||
!rowspan="8"|武装 |
!rowspan="8"|武装 |
||
|colspan=3| |
|colspan=3|{{仮リンク|AK-726|de|AK-726|ru|АК-726}} 76.2 mm連装両用砲×1 基<br />(弾薬 1,200発) |
||
|- |
|- |
||
|[[AK-230]] 30 mm連装[[機関砲]]×4基 |
|[[AK-230]] 30 mm連装[[機関砲]]×4基 |
||
117行目: | 134行目: | ||
|colspan="3"|プランシェート61[[戦術情報処理装置]] |
|colspan="3"|プランシェート61[[戦術情報処理装置]] |
||
|- |
|- |
||
|colspan=3|4R-90「ヤタガーン」(ZIF-101用[[射撃管制装置|FCS]])×2 基(D54は1基) |
|colspan=3|[[ヤタガーン_(射撃管制装置)|4R-90「ヤタガーン」]](ZIF-101用[[射撃管制装置|FCS]])×2 基(D54は1基) |
||
|- |
|- |
||
|colspan=3|MR-105「トゥレーリ」([[主砲]]用FCS)×1 基 |
|colspan=3|[[トゥレーリ_(射撃管制装置)|MR-105「トゥレーリ」]]([[主砲]]用FCS)×1 基 |
||
|- |
|- |
||
|colspan=3|MR-104「ルィーシ」またはMR-123「ヴィーンペル」 |
|colspan=3|[[ルィーシ_(射撃管制装置)|MR-104「ルィーシ」]]または[[ヴィーンペル_(射撃管制装置)|MR-123「ヴィーンペル」]] |
||
|- |
|- |
||
|colspan=2|- |
|colspan=2|- |
||
|EL/M-2221 STGR([[バラク (ミサイル)|バラク]]用FCS)×2 基 |
|EL/M-2221 STGR([[バラク (ミサイル)|バラク]]用FCS)×2 基 |
||
|- |
|- |
||
|colspan=2|MR-310「アンガラーA」低空警戒/対水上 |
|colspan=2|MR-310「[[アンガラー (レーダー)|アンガラーA]]」低空警戒/対水上用 |
||
|[[EL/M-2238 STAR]] |
|[[EL/M-2238 STAR]] |
||
|- |
|- |
||
|- |
|- |
||
|MR-500またはバ |
|MR-500またはバーラト RAWL-02 (シグナール [[LW (レーダー)|LW-08]]) 対空捜索用 |
||
|- |
|- |
||
|- |
|- |
||
|colspan=3|ヴォールガ水上捜索照準 |
|colspan=3|ヴォールガ水上捜索照準用 |
||
|- |
|- |
||
|- |
|- |
||
|バ |
|バーラトFT13-S/M [[戦術航法装置]] |
||
|- |
|- |
||
|- |
|- |
||
152行目: | 169行目: | ||
== 同型艦 == |
== 同型艦 == |
||
{| |
{|class="wikitable" style="font-size:small;" |
||
|- |
|- |
||
![[ペナント・ナンバー| |
! [[ペナント・ナンバー|#]] |
||
! 艦名 |
|||
! 建造所 |
|||
! 起工 |
|||
! 竣工 |
|||
! 就役 |
|||
! 退役 |
|||
! 配備先 |
|||
|- |
|- |
||
| D51 |
|||
|D51|| [[ラージプート (駆逐艦)|ラージプート]]<br />''{{lang|en|Rajput}}'' || 2201 || ナジョージュヌイ<br />''{{lang|ru|Надежный}}'' || 頼りになる || [[1976年|1976/]][[9月11日|09/11]] || [[1979年|1979/]][[11月30日|11/30]] |
|||
| [[ラージプート (駆逐艦)|ラージプート]]<br />INS ''{{lang|en|Rajput}}'' |
|||
| rowspan="5" | 61コムナール記念造船工場 |
|||
| [[1976年]]<br/>[[9月11日]] |
|||
| [[1979年]]<br/>[[11月30日]] |
|||
| [[1980年]]<br/>[[9月30日]] |
|||
| [[2021年]]<br/>[[5月21日]] |
|||
| 除役 |
|||
|- |
|- |
||
| D52 |
|||
|D52 || [[ラーナ (駆逐艦)|ラーナ]]<br >''{{lang|en|Rana}}''|| 2202 || グビーテリヌイ<br />''{{lang|ru|Губительный}}''<ref>ソ連海軍時代にもプィトリーヴイ({{lang|ru|Пытливый}})と改称されている。 </ref> || 破滅を齎す ||1976/[[11月29日|11/29]] || [[1981年|1981/]][[9月30日|09/30]] |
|||
| [[ラーナ (駆逐艦)|ラーナ]]<br >INS ''{{lang|en|Rana}}'' |
|||
| [[1976年]]<br/>[[11月29日]] |
|||
| [[1981年]]<br/>[[9月30日]] |
|||
| [[1982年]]<br/>[[6月28日]] |
|||
| 就役中 |
|||
| [[ヴィシャーカパトナム]] |
|||
|- |
|- |
||
| D53 |
|||
|D53 || [[ランジート (駆逐艦)|ランジート]]<br >''{{lang|en|Ranjit}}'' || 2203 || ローフキイ<br />''{{lang|ru|Ловкий}}'' <ref>ソ連海軍時代にもポラジャーユシチイ({{lang|ru|Поражающий}})と改称されている。</ref> || 巧みな || [[1977年|1977/]][[6月29日|06/29]] || [[1983年|1983/]][[7月20日|07/20]] |
|||
| [[ランジート (駆逐艦)|ランジート]]<br >INS ''{{lang|en|Ranjit}}'' |
|||
| [[1977年]]<br/>[[6月29日]] |
|||
| [[1983年]]<br/>[[7月20日]] |
|||
| [[1983年]]<br/>[[11月24日]] |
|||
| [[2019年]]<br/>[[5月6日]] |
|||
| 除役 |
|||
|- |
|- |
||
| D54 |
|||
|D54 || [[ランヴィール (駆逐艦)|ランヴィール]]<br >''{{lang|en|Ranvir}}'' || 2204 || トヴョールドィイ<br />''{{lang|ru|Твердый}}'' || 不動の || 1981/[[10月24日|10/24]] || [[1985年|1985/]][[12月30日|12/30]] |
|||
| [[ランヴィール (駆逐艦)|ランヴィール]]<br >INS ''{{lang|en|Ranvir}}'' |
|||
| [[1981年]]<br/>[[10月24日]] |
|||
| [[1985年]]<br/>[[12月30日]] |
|||
| [[1986年]]<br/>[[10月28日]] |
|||
| 就役中 |
|||
| rowspan="2" | ヴィシャーカパトナム |
|||
|- |
|- |
||
| D55 |
|||
| D55 || [[ランヴィジャイ (駆逐艦)|ランヴィジャイ]]<br >''{{lang|en|Ranvijay}}'' || 2205 || トルコーヴイ<br />''{{lang|ru|Толковый}}'' || 分別のある || [[1982年|1982/]][[3月19日|10/24]] || [[1987年|1987/]][[10月15日|10/15]] |
|||
| [[ランヴィジャイ (駆逐艦)|ランヴィジャイ]]<br >INS ''{{lang|en|Ranvijay}}'' |
|||
| [[1982年]]<br/>[[3月19日]] |
|||
| [[1987年]]<br/>[[10月15日]] |
|||
| [[1988年]]<br/>[[1月15日]] |
|||
| 就役中 |
|||
|- |
|- |
||
|} |
|} |
||
== 脚注 == |
|||
{{脚注ヘルプ}} |
{{脚注ヘルプ}} |
||
=== 出典 === |
|||
{{reflist}} |
{{reflist}} |
||
== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
||
{{Commons|Category:Rajput class destroyer}} |
|||
*[http://www.atrinaflot.narod.ru/2_mainclassships/04_bpk_61/0_61_3.htm {{lang|ru|Сайт «АТРИНА» • Большой противолодочный корабль пр.61-МЭ типа "Надежный"}}] {{ru icon}} |
|||
{{Commonscat|Indian Navy}} |
|||
*[http://indiannavy.nic.in/ インド海軍ホームページ] (英語) |
|||
*[[インド海軍艦艇一覧]]参照 |
|||
*[https://web.archive.org/web/20020204003728/http://www.bharat-rakshak.com/NAVY/Rajput.html Rajput class destroyer - Bharat-Rakshak.com] |
|||
*[http://www.globalsecurity.org/military/world/india/d-rajput.htm Rajput class destroyer @ GlobalSecurity.org] |
|||
*[http://russianships.info/eng/warships/project_61me.htm All Kashin-II Class Destroyers - Complete Ship List] |
|||
*[https://web.archive.org/web/20110916095148/http://www.atrinaflot.narod.ru/2_mainclassships/04_bpk_61/0_61_3.htm {{lang|ru|Сайт «АТРИНА» • Большой противолодочный корабль пр.61-МЭ типа "Надежный"}}] {{ru icon}} |
|||
*[http://www.bharat-rakshak.com/NAVY/Rajput.html {{lang|en|Rajput {Kashin II} Class}}] {{en icon}} |
*[http://www.bharat-rakshak.com/NAVY/Rajput.html {{lang|en|Rajput {Kashin II} Class}}] {{en icon}} |
||
*[http://www.wunderwaffe.narod.ru/Magazine/MK/1995_01/14.htm {{lang|ru|Большие противолодочные корабли типа “Надежный” (проект 61-МЭ)}}] {{ru icon}} |
*[http://www.wunderwaffe.narod.ru/Magazine/MK/1995_01/14.htm {{lang|ru|Большие противолодочные корабли типа “Надежный” (проект 61-МЭ)}}] {{ru icon}} |
||
177行目: | 241行目: | ||
*[http://www.domain-b.com/aero/20070331_fired.htm {{lang|en|domain-B - Aviation and Aerospace - News reports - Dhanush, naval surface-to-surface missile, test fired successfully}}] {{en icon}} |
*[http://www.domain-b.com/aero/20070331_fired.htm {{lang|en|domain-B - Aviation and Aerospace - News reports - Dhanush, naval surface-to-surface missile, test fired successfully}}] {{en icon}} |
||
{{ |
{{インド海軍の艦艇}} |
||
{{DEFAULTSORT:らしふときゆうくちくかん}} |
{{DEFAULTSORT:らしふときゆうくちくかん}} |
||
[[Category:インドの駆逐艦]] |
[[Category:インドの駆逐艦]] |
||
[[Category:ミサイル駆逐艦]] |
|||
[[cs:Třída Rajput]] |
|||
[[en:Rajput class destroyer]] |
|||
[[hi:राजपूत श्रेणी के विनाशक पोत]] |
|||
[[it:Classe Rajput (cacciatorpediniere)]] |
|||
[[ru:Большие противолодочные корабли проекта 61-МЭ]] |
2023年10月13日 (金) 10:21時点における最新版
ラージプート級駆逐艦 | |
---|---|
ラージプート級駆逐艦5番艦「ランヴィジャイD55」 | |
基本情報 | |
艦種 | ミサイル駆逐艦 |
建造所 | 61コムナール記念造船工場 |
運用者 | インド海軍 |
就役期間 | 1980年 - |
同型艦 | 5 |
建造数 | 5 |
前級 | - |
次級 | 15型 (デリー級) |
要目 | |
基準排水量 | 4,025 t |
満載排水量 | 4,905 t |
全長 | 146.11 m |
幅 | 15.81 m |
吃水 | 6.83 m |
機関方式 | COGAG方式 |
主機 | M-8Eガスタービンエンジン×4 |
推進器 | スクリュープロペラ×2 |
出力 | 18,000 shp |
最大速力 | 30 ノット |
航続距離 | 3,800 nmi (18kt巡航時) |
航海日数 | 10 日間 |
乗員 | 士官 33 名+水兵 279 名 |
ラージプート級駆逐艦(ラージプートきゅうくちくかん、英語: Rajput class destroyer)は、インド海軍の駆逐艦(ミサイル駆逐艦)の艦級。ラージプートの名称は、サンスクリット語の「王子」を意味する"rajaputra"に由来する。ソビエト連邦海軍が運用していた61型大型対潜艦(カシン型)をもとに、インド海軍の要請に応じた改正を加えた派生型であり、ソビエト連邦の設計番号としては61ME型、またNATOコードネームではカシンII級(Kashin-II class)と呼ばれた。
概要
[編集]建造
[編集]対潜艦の61-ME型は、61型の輸出向けプランとして立案された。その重武装から、61-ME型はソ連で建造された最初の重武装艦に数えられる。
1950年代後半以来、ソ連海軍では任務ごとに専門の艦艇を整備してきたが、1970年代末になると、61型をもとに艦対艦ミサイルを搭載した61-M型および61-MP型が事実上の多用途艦として認められるようになっていた。61型は成功した計画のひとつで、戦術的にも技術的にも重要な計画となった。
この艦に関心を寄せたのがインドであった。1974年、インドはセヴァストーポリへ視察団を送り、黒海艦隊の61-M型を見聞した。そして、61-M型こそが自国海軍にとって必要欠くべからざる原型艦であるという結論を出した。インド海軍の要求に対し61-M型に不足していたのは艦載ヘリコプター用の格納庫と強力な火砲であった。審議の結果、艦尾部分に搭載する76.2 mm自動砲AK-726と戦闘統禦装置「トゥレーリ」各1基を廃止し、代わって同所にヘリコプター格納庫とヘリコプター甲板を設けることとなった。また、艦首部分に搭載するAK-726は100 mm両用砲のAK-100に換装することが予定された。
この新しい派生形は、「輸出型」(Экспортный)を意味する「E」(Э)を加えて61-ME型(Проект 61-МЭ)と呼ばれることになった。原型となった61-M型との相違点は、搭載する艦対艦ミサイルがソ連国内向けのP-15M「テルミート」から輸出型のP-20「テルミート」に変更された点が挙げられた。一方、予定された100 mm砲の搭載は、AK-100の製造工場が造船所から遠かったことが原因で見送られた。この他、多用途艦として重要な装備である艦対空ミサイルは、改良型のM-1「ヴォルナーP」が搭載された。このシステムは、欺瞞対抗力を向上したV-601を運用できた。この他、対潜装備としてRBU-6000「スメールチ2」、533 mm魚雷発射管、近接防空火器としてラージプートからランジートまではMR-104「ルィーシ」射撃管制レーダーによって統禦されるAK-230対空機関砲が、ランヴィールとランヴィジャイにはMR-123「ヴィーンペル」射撃管制レーダーによって統禦されるAK-630対空多銃身機関砲が搭載された。
艦の建造は、すべてウクライナ・ソビエト社会主義共和国・ニコラーエフの61コムナール記念造船工場で実施された。まずはじめに3隻が起工され、続いて2隻が建造された。海上公試のために一時的にソ連海軍へ編入され、のちソ連海軍を除籍の上、 発注元のインド海軍へ引き渡された。1番艦が引き渡されたのは、1980年5月4日で、最終艦の引き渡しが完了したのは1988年のことであった。
幾度の近代化改修
[編集]インドへ引き渡されたラージプート級は、駆逐艦として海軍で運用されている。ラージプート級は、その長年に亙る運用の中でインド海軍の事情に合わせて幾度かの改修を受けた。まず、1993年から1994年にかけてイタリア・セレニア社製の新しい戦術情報処理装置IPN-10を装備した。改修作業は、当初はウクライナの支援の下での実施が検討されていたが、最終的にインドはロシアとの協力体制に切り替えられた。
1番艦ラージプートは、インドとロシアが共同で開発を進めている新型巡航ミサイルの発射実験の試験艦に選ばれている。2003年2月12日と11月23日、2004年11月3日、2005年4月15日の4度に亘って実施された発射実験では、ラージプート艦上より標的艦目掛けてPJ-10「ブラモス」艦対艦ミサイルが発射された。標的艦は破壊され、実験は成功裏に終了したと報告された。この試験のため、ラージプートはP-20用の円筒形の単装発射機4基の内1基を下ろし、代わりに箱型の連装発射機1 基を搭載した。その後、2007年3月にはさらに改修が施されたラージプート艦上よりプリットヴィーIIIミサイルの発射実験が成功裏に実施されている。また、4番艦ランヴィールは後部M-1「ヴォルナーP」艦対空ミサイル発射機を撤去しPJ-10「ブラモス」用のVLSを搭載した。
対空装備の改修としては、2番艦ラーナと3番艦ランジートは近接防空火器をAK-230対空機関砲からAK-630対空多銃身機関砲へ換装し、4番艦ランヴィールと5番艦ランヴィジャイはAK-630対空多銃身機関砲を2基撤去し、イスラエル製「バラク」艦対空ミサイルのVLSを搭載した。これら改修に併せレーダーも一部国産ないしイスラエル製へ換装されている。
この他、小さな変更としては、搭載機が当初のKa-25PLからKa-27PLの輸出型であるKa-28に変更されている。
活動
[編集]2003年6月23日には3番艦ランジートは、スカーニャ級哨戒艦のスヴァルナとともにモザンビークを訪れ、外交上の任務に従事した。その後、モザンビーク海軍の訓練に協力した。
この他、ラージプート級は国内外でインド海軍が行う演習やパレード、外国への親善訪問へ積極的に送り出されており、ランヴィジャイは日本にも来航している。
兵装・電装要目表
[編集]D51 | D52, 53 | D54, 55 | |
---|---|---|---|
武装 | AK-726 76.2 mm連装両用砲×1 基 (弾薬 1,200発) | ||
AK-230 30 mm連装機関砲×4基 | AK-630 30mmガトリング砲×4基 | AK-630 30mmガトリング砲×2基 | |
M-1 ヴォルナSAM連装発射機×2基(D54 1基) (V-601ミサイル×32発; D54は16発) | |||
- | バラク 短SAM用VLS(8セル)×4基 | ||
- | PJ-10 SSM用VLS(8セル)×1基(D54のみ) | ||
P-20 SSM単装発射機×4 基 | |||
RBU-6000 12連装対潜ロケット発射機×2基 (RGB-60ロケット弾192 発) | |||
PTA-53-61 5連装魚雷発射管×1 基 | |||
艦載機 | Ka-25PLOまたはKa-28×1 機 | ||
C4ISR | プランシェート61戦術情報処理装置 | ||
4R-90「ヤタガーン」(ZIF-101用FCS)×2 基(D54は1基) | |||
MR-105「トゥレーリ」(主砲用FCS)×1 基 | |||
MR-104「ルィーシ」またはMR-123「ヴィーンペル」 | |||
- | EL/M-2221 STGR(バラク用FCS)×2 基 | ||
MR-310「アンガラーA」低空警戒/対水上用 | EL/M-2238 STAR | ||
- | MR-500またはバーラト RAWL-02 (シグナール LW-08) 対空捜索用 | - | |
ヴォールガ水上捜索照準用 | |||
- | バーラトFT13-S/M 戦術航法装置 | - | |
「プラーチナ」ソナー | |||
電子戦 | 電子戦対抗装置「ザリーフ」×1 基 | ||
電子戦対抗装置「クラープ11」×2 基 | |||
電子戦対抗装置「クラープ12」×2 基 | |||
デコイ発射機PK-16×2 基 |
同型艦
[編集]# | 艦名 | 建造所 | 起工 | 竣工 | 就役 | 退役 | 配備先 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
D51 | ラージプート INS Rajput |
61コムナール記念造船工場 | 1976年 9月11日 |
1979年 11月30日 |
1980年 9月30日 |
2021年 5月21日 |
除役 |
D52 | ラーナ INS Rana |
1976年 11月29日 |
1981年 9月30日 |
1982年 6月28日 |
就役中 | ヴィシャーカパトナム | |
D53 | ランジート INS Ranjit |
1977年 6月29日 |
1983年 7月20日 |
1983年 11月24日 |
2019年 5月6日 |
除役 | |
D54 | ランヴィール INS Ranvir |
1981年 10月24日 |
1985年 12月30日 |
1986年 10月28日 |
就役中 | ヴィシャーカパトナム | |
D55 | ランヴィジャイ INS Ranvijay |
1982年 3月19日 |
1987年 10月15日 |
1988年 1月15日 |
就役中 |
脚注
[編集]出典
[編集]外部リンク
[編集]- インド海軍ホームページ (英語)
- インド海軍艦艇一覧参照
- Rajput class destroyer - Bharat-Rakshak.com
- Rajput class destroyer @ GlobalSecurity.org
- All Kashin-II Class Destroyers - Complete Ship List
- Сайт «АТРИНА» • Большой противолодочный корабль пр.61-МЭ типа "Надежный"
- Rajput {Kashin II} Class
- Большие противолодочные корабли типа “Надежный” (проект 61-МЭ)
- «Поющие фрегаты». Большие противолодочные корабли проекта 61
- domain-B - Aviation and Aerospace - News reports - Dhanush, naval surface-to-surface missile, test fired successfully