「ジョン・アンド・ヴァンゲリス」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
Rain night-AWB (会話 | 投稿記録) m リンク修正 using AWB |
cl |
||
(4人の利用者による、間の4版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
{{Infobox Musician <!-- |
{{Infobox Musician <!--プロジェクト:音楽家を参照--> |
||
| |
|Name = ジョン・アンド・ヴァンゲリス<br />Jon and Vangelis |
||
| |
|Img = |
||
| |
|Img_capt = |
||
|Img_size = <!-- サイズが250ピクセルに満たない場合のみ記入 --> |
|||
⚫ | |||
|Landscape = <!-- 画像の横幅が広く、高さが小さい場合に“yes”を記入 --> |
|||
⚫ | |||
|Background = group_or_band<!-- singer/group/bandなど --> |
|||
⚫ | |||
|Birth_name = <!-- 個人のみ --><!-- 出生時の名前が公表されている場合にのみ記入 --> |
|||
⚫ | |||
| |
|Alias = |
||
|Blood = <!-- 個人のみ --> |
|||
| Associated_acts = |
|||
|School_background = <!-- 個人のみ --> |
|||
⚫ | |||
| |
|Born = <!-- 個人のみ --> |
||
⚫ | |||
⚫ | |||
| |
|Origin = {{GRC}}<br />{{GBR}} |
||
|Instrument = <!-- 個人のみ --> |
|||
⚫ | |||
|Occupation = <!-- 個人のみ --> |
|||
⚫ | |||
|Label = [[ポリドール・レコード|ポリドール]]<br />[[アリスタ・レコード|アリスタ]]<br />[[ハイアー・オクターヴ]] |
|||
|Production = |
|||
|Associated_acts = [[イエス (バンド)|イエス]] |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
|Current_members = <!-- グループのみ --> |
|||
⚫ | |||
|Notable_instruments = |
|||
}} |
}} |
||
'''ジョン・アンド・ヴァンゲリス'''<ref>ただし、ユニバーサル・ミュージックから再発されたCDのオビには、『ジョン&ヴァンゲリス』と記載されている。</ref> ('''Jon and Vangelis''')は、ボーカリストで[[イエス (バンド)|イエス]]の主要メンバーでもある[[ジョン・アンダーソン ( |
'''ジョン・アンド・ヴァンゲリス'''<ref>ただし、ユニバーサル・ミュージックから再発されたCDのオビには、『ジョン&ヴァンゲリス』と記載されている。</ref> ('''Jon and Vangelis''')は、ボーカリストで[[イエス (バンド)|イエス]]の主要メンバーでもある[[ジョン・アンダーソン (音楽家)|ジョン・アンダーソン]]と、[[シンセサイザー奏者]]・[[作曲家]]の[[ヴァンゲリス]]による[[音楽ユニット]]である。 |
||
== 概歴 == |
== 概歴 == |
||
[[1974年]]、[[イギリス]]のバンド |
[[1974年]]、[[イギリス]]のバンド、'''[[イエス (バンド)|イエス]]''' から脱退した[[リック・ウェイクマン]]の後任[[キーボード奏者]]の筆頭として、[[ヴァンゲリス]]が候補に挙がった。しかしユニオンの問題(当時、イギリスの音楽業界組合は外国人の参入を著しく排除していた)に加えて、商業的な成功を遂げていたイエスへの参加による自分の音楽活動への影響をヴァンゲリスが懸念したため<ref>ヴァンゲリスのアルバム『[[反射率0.39]]』国内盤CD(BVCP-5025)のライナーノーツには「イエスに加入すれば有名になれるし、その後脱退してソロ活動をする様になれば多くの人が自分のレコードを聴いてくれるだろうが、そんなことには興味はない」というヴァンゲリスのコメントが掲載されている。</ref>、このオファーは不成立となり、イエスにはその後、[[レフュジー]]から[[パトリック・モラーツ]]が移籍した。 |
||
[[1975年]]にリリースされたヴァンゲリスの[[RCAレコード]]契約第 |
[[1975年]]にリリースされたヴァンゲリスの[[RCAレコード]]契約第1作目のオリジナル・アルバム『[[天国と地獄 (ヴァンゲリスのアルバム)|天国と地獄]]』に収録された「ソー・ロング・アゴー、ソー・クリアー」という曲で、[[ジョン・アンダーソン (音楽家)|ジョン・アンダーソン]]がゲスト・ボーカルとして参加した。 |
||
[[1976年]]、ジョン・アンダーソンのソロ・アルバム『サンヒローのオリアス』にヴァンゲリスが参加<ref>ただしこの一件は契約上の問題が生じてしまい、結果として正式発表では参加していない |
[[1976年]]、ジョン・アンダーソンのソロ・アルバム『サンヒローのオリアス』にヴァンゲリスが参加<ref>ただしこの一件は契約上の問題が生じてしまい、結果として正式発表では参加していないことになっているが、ジャケットの「for their energy」という項目に「Vangelis」の名前がクレジットされ、初期国内盤CD(AMCY-18)には「ヴァンゲリスと繰り広げた壮大な幻想物語!」という一文が記載されている。</ref>。 |
||
[[1978年]]、ヴァンゲリスのアルバム『[[野生 (アルバム|野生]]』 |
[[1978年]]、ヴァンゲリスのアルバム『[[野生 (アルバム)|野生]]』にジョン・アンダーソンがハープ演奏で参加。 |
||
[[1979年]]、正式にユニットとして発足。最初のアルバム『[[ショート・ストーリーズ]]』が全英チャート4位まで上昇する<ref>ヴァンゲリスのアルバム |
[[1979年]]、正式にユニットとして発足。最初のアルバム『[[ショート・ストーリーズ]]』が全英チャート4位まで上昇する<ref>ヴァンゲリスのアルバム『[[ダイレクト (アルバム)|ダイレクト]]』の国内盤CDのライナーノーツより。</ref>。 |
||
[[1982年]] |
[[1982年]]、シングル「I'll Find My Way Home」が全米チャートに入り、音楽番組にも積極的に出演していた。 |
||
[[1991年]]、アルバム『[[ページ・オブ・ライフ]]』を発表。 |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
* [[フレンズ・オブ・ミスター・カイロ]] - ''The Friends of Mr. Cairo''(1981年) |
|||
=== スタジオ・アルバム === |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
⚫ | |||
* |
*『[[フレンズ・オブ・ミスター・カイロ]]』 - ''The Friends of Mr. Cairo'' (1981年) |
||
⚫ | |||
⚫ | |||
*『[[ページ・オブ・ライフ]]』 - ''Page of Life'' (1991年、Arista) ※1998年のOmTown盤は別トラックあり |
|||
⚫ | |||
*''Page of Life''(OmTown盤、1998年) |
|||
=== コンピレーション・アルバム === |
|||
⚫ | |||
⚫ | |||
=== シングル === |
|||
*「アイ・ヒア・ユー・ナウ」 - "I Hear You Now" (1979年) |
|||
* "The Friends of Mr Cairo" (1981年) |
|||
* "I'll Find My Way Home" (1981年) |
|||
* "State of Independence" (1981年) ※1984年再発盤あり |
|||
* "Outside Of This" (1981年) |
|||
* "Back to school" (1981年) |
|||
* "And When the Night Comes" (1983年) |
|||
* "He Is Sailing" (1983年) |
|||
* "Deborah" (1983年) |
|||
* "Polonaise" (1983年) |
|||
⚫ | |||
== 脚注 == |
== 脚注 == |
||
{{脚注ヘルプ}} |
|||
{{Reflist}} |
|||
== 外部リンク == |
|||
* {{Discogs artist|95452-Jon-Vangelis}} |
|||
{{イエス (バンド)}} |
|||
{{Normdaten}} |
|||
⚫ | |||
{{DEFAULTSORT:しよんあんとはんけりす}} |
{{DEFAULTSORT:しよんあんとはんけりす}} |
||
[[Category:ギリシャのミュージシャン]] |
[[Category:ギリシャのミュージシャン]] |
||
⚫ |
2020年11月7日 (土) 06:33時点における最新版
ジョン・アンド・ヴァンゲリス Jon and Vangelis | |
---|---|
出身地 |
ギリシャ イギリス |
ジャンル | シンセポップ |
活動期間 | 1979年 - 1991年 |
レーベル |
ポリドール アリスタ ハイアー・オクターヴ |
共同作業者 | イエス |
旧メンバー |
ジョン・アンダーソン ヴァンゲリス |
ジョン・アンド・ヴァンゲリス[1] (Jon and Vangelis)は、ボーカリストでイエスの主要メンバーでもあるジョン・アンダーソンと、シンセサイザー奏者・作曲家のヴァンゲリスによる音楽ユニットである。
概歴
[編集]1974年、イギリスのバンド、イエス から脱退したリック・ウェイクマンの後任キーボード奏者の筆頭として、ヴァンゲリスが候補に挙がった。しかしユニオンの問題(当時、イギリスの音楽業界組合は外国人の参入を著しく排除していた)に加えて、商業的な成功を遂げていたイエスへの参加による自分の音楽活動への影響をヴァンゲリスが懸念したため[2]、このオファーは不成立となり、イエスにはその後、レフュジーからパトリック・モラーツが移籍した。
1975年にリリースされたヴァンゲリスのRCAレコード契約第1作目のオリジナル・アルバム『天国と地獄』に収録された「ソー・ロング・アゴー、ソー・クリアー」という曲で、ジョン・アンダーソンがゲスト・ボーカルとして参加した。
1976年、ジョン・アンダーソンのソロ・アルバム『サンヒローのオリアス』にヴァンゲリスが参加[3]。
1978年、ヴァンゲリスのアルバム『野生』にジョン・アンダーソンがハープ演奏で参加。
1979年、正式にユニットとして発足。最初のアルバム『ショート・ストーリーズ』が全英チャート4位まで上昇する[4]。
1982年、シングル「I'll Find My Way Home」が全米チャートに入り、音楽番組にも積極的に出演していた。
1991年、アルバム『ページ・オブ・ライフ』を発表。
ディスコグラフィ
[編集]スタジオ・アルバム
[編集]- 『ショート・ストーリーズ』 - Short Stories (1979年)
- 『フレンズ・オブ・ミスター・カイロ』 - The Friends of Mr. Cairo (1981年)
- 『プライヴェイト・コレクション』 - Private Collection (1983年)
- 『ページ・オブ・ライフ』 - Page of Life (1991年、Arista) ※1998年のOmTown盤は別トラックあり
コンピレーション・アルバム
[編集]- 『ベスト・オブ・ジョン・アンド・ヴァンゲリス』 - The Best of Jon & Vangelis (1984年)
- Chronicles (1994年)
シングル
[編集]- 「アイ・ヒア・ユー・ナウ」 - "I Hear You Now" (1979年)
- "The Friends of Mr Cairo" (1981年)
- "I'll Find My Way Home" (1981年)
- "State of Independence" (1981年) ※1984年再発盤あり
- "Outside Of This" (1981年)
- "Back to school" (1981年)
- "And When the Night Comes" (1983年)
- "He Is Sailing" (1983年)
- "Deborah" (1983年)
- "Polonaise" (1983年)
- "Wisdom Chain" (1991年)
脚注
[編集]- ^ ただし、ユニバーサル・ミュージックから再発されたCDのオビには、『ジョン&ヴァンゲリス』と記載されている。
- ^ ヴァンゲリスのアルバム『反射率0.39』国内盤CD(BVCP-5025)のライナーノーツには「イエスに加入すれば有名になれるし、その後脱退してソロ活動をする様になれば多くの人が自分のレコードを聴いてくれるだろうが、そんなことには興味はない」というヴァンゲリスのコメントが掲載されている。
- ^ ただしこの一件は契約上の問題が生じてしまい、結果として正式発表では参加していないことになっているが、ジャケットの「for their energy」という項目に「Vangelis」の名前がクレジットされ、初期国内盤CD(AMCY-18)には「ヴァンゲリスと繰り広げた壮大な幻想物語!」という一文が記載されている。
- ^ ヴァンゲリスのアルバム『ダイレクト』の国内盤CDのライナーノーツより。