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鰻飯（うなぎめし）は、御飯の上に、ウナギの蒲焼を乗せた日本料理の一種である。用いる食器によって、大まかには鰻丼と鰻重に分けられる。食べる前にたれをかけ、薬味としては山椒の粉を振りかけるのが一般的である。

本来鰻飯は「鰻丼飯（うなぎどんぶりめし）」の略で、鰻丼と同じものを指していた。これは近世風俗史の基本文献とされている『守貞謾稿』に記されている。ただし同資料が編纂された当時、そもそも重箱に入った鰻飯が存在しなかったことは考慮に入れる必要がある。

また鰻重を「重箱に入れたもの」ではなく「飯の下にも鰻を敷いて重ねたもの」とする地域・店舗もある。詳細は「鰻丼」「鰻重」を参照の事。

鰻飯は「まんめし」とも読まれ、関西方言でウナギを意味する「まむし（まぶし）」の語源となったともされる。ただし、これには異説もある。

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 '''鰻飯'''（うなぎめし）は、[[飯|御飯]]の上に、[[ウナギ]]の[[蒲焼]]を乗せた[[日本料理]]の一種である。用いる[[食器]]によって、大まかには'''[[鰻丼]]'''と'''[[鰻重]]'''に分けられる。食べる前に[[タレ|たれ]]をかけ、[[薬味]]としては[[山椒]]の粉を振りかけるのが一般的である。
-ただし'''鰻飯'''が「鰻丼飯（うなぎどんぶりめし）」の略で、鰻丼と同じものだとする説もある{{要出典}}。また鰻重を「重箱に入れたもの」ではなく「飯の下にも鰻を敷いて重ねたもの」とする地域・店舗もある。<!---この記述はおかしいと思います。この場合の「鰻重」は鰻丼に含まれ、また容器は種類を問わない。--->詳細は「[[鰻丼]]」「[[鰻重]]」を参照の事。
+本来'''鰻飯'''は「'''鰻丼飯'''（うなぎどんぶりめし）」の略で、鰻丼と同じものを指していた。これは近世風俗史の基本文献とされている『[[守貞謾稿]]』に記されている。ただし同資料が編纂された当時、そもそも重箱に入った鰻飯が存在しなかったことは考慮に入れる必要がある。
+また鰻重を「重箱に入れたもの」ではなく「飯の下にも鰻を敷いて重ねたもの」とする地域・店舗もある。詳細は「[[鰻丼]]」「[[鰻重]]」を参照の事。
-鰻飯は「まんめし」とも読まれ、[[近畿方言|関西方言]]でウナギを意味する「まむし」の語源となったともされる。ただし、これには異説もある。
+鰻飯は「まんめし」とも読まれ、[[近畿方言|関西方言]]でウナギを意味する「まむし（まぶし）」の語源となったともされる。ただし、これには異説もある。
-近世風俗史の基本文献とされている[[守貞謾稿]]によると、鰻飯は「鰻丼飯」の略です。
 == 関連項目 ==