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「サガ フロンティア2」の版間の差分

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*ケルヴィン-ヤーデ伯の息子で正統な貴族。ギュスターヴとは盟友になり共に戦う。
*ケルヴィン-ヤーデ伯の息子で正統な貴族。ギュスターヴとは盟友になり共に戦う。
*カンタール-ギュスターヴ12世に父を殺されたオート侯の息子。黒い噂が絶えない。
*カンタール-ギュスターヴ12世に父を殺されたオート侯の息子。黒い噂が絶えない。
*チャールズ-ケルヴィンの長男。ケルヴィンの死後ヤーデ伯爵家当主となるが、偽ギュスターヴとの戦いで戦死。ヤーデ伯家に稀な傲慢な性格だったとされる。

*デーヴィド-チャールズの子。父の死後。家督を継ぎ、偽ギュスターヴの軍をサウスマウンドトップにて破る。その後和平政策に務め、その治世は「デーヴィド野平和」と称される。
*ギュスターヴ14世
*フィリップ1世-ギュスターヴ12世の次男。ギュスターヴ13世の実弟。
*フィリップ2世-フィリップ1世の実子。正統なフィニー王として伯父ギュスターヴ13世の後継者として育てられるが、王位継承の儀式の直後暗殺される。
*フィリップ3世-ケルヴィンの子で、チャールズの実弟。父ケルヴィンの性格を受け継ぎ温厚であったものの若くして世を去る。最後までギュスターヴの都を守ろうとした。


*アレクセイ・ゼルゲン-ウィルの父ヘンリーとその妻を殺した悪党にしてディガー。
*アレクセイ・ゼルゲン-ウィルの父ヘンリーとその妻を殺した悪党にしてディガー。
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*エレノア-膨大な知識を持つ術士だがさばさばした性格。リッチとは冒険仲間。
*エレノア-膨大な知識を持つ術士だがさばさばした性格。リッチとは冒険仲間。
*ヴァージニア・ナイツ-通称ジニー。リッチの娘で元気一杯の少女。祖父のウィルに育てられ自身もディガーとなる事を望む。
*ヴァージニア・ナイツ-通称ジニー。リッチの娘で元気一杯の少女。祖父のウィルに育てられ自身もディガーとなる事を望む。
*グスタフ-後半に登場する剣士。なぜかフィニー王家伝来の剣を持って現れる、ギュスターヴの弟のフィリップと関係が?
*グスタフ-後半に登場する剣士。なぜかフィニー王家伝来の剣を持って現れる。その正体はケルィンフィリップ3世の息子、フィニー王位の最後の継承者ギュスターヴ15世。


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==

2005年5月31日 (火) 11:08時点における版

サガ・フロンティア2(Sa・Ga Frontier2)はスクウェアより1999年4月1日に発売されたプレイステーション用ソフト。 ジャンルはRPG。販売本数約72万本。 なお、前作、サガ・フロンティアとあわせ、サガ・フロンティアシリーズは二作のみである。 時系列から言って、次回作といえるのは、アンリミテッド・サガだろう。 音楽は濱渦正志作曲。この作品中の曲は、非常に人気が高い。 前作までは、伊藤賢治が作曲していた。こちらも、非常に人気がある。

システム

前作までのフリーなシステム(フリーシナリオシステム) とは大きく違う、年代を追っての二人の主人公・ギュスターヴとウィルのストーリーを 追うようなシステムになっている。

  • サンダイル
    サガフロンティア2を構成する世界の名前。
  • アニマ
    世界に存在する不可視の気のようなもの。草や木、石や武器や人あらゆるものにアニマは眠っている。アニマが消えると人間はいわゆる死を迎えることになる。時折アニマを持たなかったり、その力が弱かったりする人物が生まれることがあるが、術が政治や社会に浸透しているこの世界ではそういった人物は術不能者として社会的に迫害される事を余儀なくされる。
  • アニマに一定の指向性を与える行為で、アニマを持つ全ての人は術を使用する資質が備わっている。例えば湯を沸かすのに火術を使ったり岩を砕くのに石術を使ったりという生活のための術から、魔物を倒すために発展させた攻撃の術や回復のための術なども存在する。
  • クヴェル
    世界各地のメガリス(古代遺跡)に眠る遺産で、大きなアニマを内包している事から人々はこれを探し求めている。また、これを発掘する職業はディガー、ディガーを護衛する者はヴィジランツと呼ばれる。クヴェルは火をおこしたり水を発生させたりする便利な道具だが、誤った使い方をすれば危険を伴う。
  • ツール
    クヴェルを模して人が作り出した術を使うための道具。例えば水の無いところでも水術を使用することが出来るようになる。使用回数の限度があるものの一般的に普及している道具である。
  • アニマの発達したサガフロンティア2の世界においては軽視されがちな金属。アニマを遮断してしまう効果があるのもその理由の一つになっている。他の金属もアニマを遮断するが、金にはその効果が無い。

戦闘システム

  • ステータス用語
    • HP:キャラクターの体力。0になると戦闘不能になる。アイテム、術、水のアニマで回復可能。
    • LP:キャラクターの生命力。LPを1消費してHPを全回復できるが、LPが0になると死亡となる。
    • WP:キャラクターの技力。技を使用することで消費し、アイテムで回復できる。
    • JP:キャラクターの術力。術や術技を使用することで消費し、アイテムで回復できる。
  • アニマ
    装備している武具やツール、または自然界の物体に働きかけてアニマを取り出す行為。例えばキノコからは樹のアニマが、立ち込める霧からは水のアニマが抽出できる。それを利用して術を行うことが出来る。
  • 閃き
    サガシリーズ根本から受け継がれる技、術を使用していくことにより新たなる技を閃くシステム。特定の技を使っていくと閃くなどそのバリエーションは豊富と言える。
  • 連携
    同じく様々な形でサガシリーズに伝わる攻撃戦法。決まった行動順番がタイミング良く重なるとキャラが攻撃後に続いて別のキャラが攻撃、と連続して攻撃を繰り出すことで、技のほかに術もそれに組み込ませることが出来る。もちろん威力は折り紙つき。
  • 通常バトル
    戦闘メンバーとして配置したキャラクターが全員で敵と戦う通常戦闘形態。個々の持っている技、術を駆使して敵を倒すことになる。最も多く展開される戦闘形態で、行動順番によっては連携技が飛び出すことも。
  • デュエル
    通常戦闘とは異なり、敵と一対一で戦う戦闘形態。敵とエンカウントした歳に通常バトルかデュエルかを選択できる。また、選択が出ずにイキナリデュエルになってしまうことも。覚えている技、術は「斬り」「叩き」などの基本行動を組み合わせて発動させることになり、組み合わせが分かっていれば高確率で技、術を閃くことが可能。ただし一人だけなのでゲームオーバーになりやすく、成長するのも該当キャラクターのみである。
  • バトルキャラクター
    通常バトルでは戦闘に参加できるキャラクターは最大五人であり、仲間にできるキャラクターは主人公など含めて全編を通すと27人にのぼる。特定のシナリオでしか仲間にならないキャラから自動的に仲間になるキャラまでまちまちだが、彼らを仲間にすることでロールが増えていく。
  • ロール
    「遊撃」「切り込み」などの戦闘における基本行動。全部で30個あり、戦闘前にキャラに特定のロールをセットさせておくことで様々な効果を得る。例えば「統率」のロールをセットしているキャラがいると味方全体の素早さが1.1倍になるなどの効果がある。ただし、ロールを所持しているキャラを一度でも仲間にしなければ取得できない。特定のロールを組み合わせれば故意に連携を出すことも可能。
  • 技、術
    • 技:武器の系統に応じた剣技、斧技、杖技、槍技、弓技及び肉体を使う体術の計六種類が存在。
    • 術:装備武具やツールまたは自然界の物体からアニマを取り出し、それを行使する。
    • 合成術:特定のアニマに別のアニマを重ねることでより多彩な術を使用できる。
    • 術技:アニマの力を武器に込めて攻撃する。同じく種類も豊富で攻撃力はJPを使用する事から術能力に影響される。
    • 装備固有術:武器などアイテムに宿るアニマを引き出すことで、武器によっては未解明の強力な術が眠っている事も。
  • 属性
    • 斬撃:剣技、斧技のほかデルタ・ペトラ、ファング、スクラッチなどに付随する属性。
    • 打撃:体術、斧技、枝技のほかウォーターハンマー、森の怒りなどに付随する属性。
    • 射撃:弓技のほか烈風剣、疾風剣、疾風打、ニードルバースト、ワイドショットなどに付随する属性。
    • 熱:火炎車、ゴッドバード、焼殺、溶岩の雨、メテオスゥオームなどに付随する属性。
    • 冷気:双龍破、アルダーストライク、冷気ブレス、ブリザードなどに付随する属性。
    • 電撃:ローリングサンダー、天雷、ボックスサンダーなどに付随する属性。
    • 光:ミヅチ、清歌、メガボルト、デスルーパー、森の真理などに付随する属性。
    • 水:ウォーターハンマー、アクアバイパー、溶解液、水撃などに付随する属性。
    • 音波:風と樹のうた、石の記憶、ハウリングヘヴン、超音波などに付随する属性。
    • 凝視:各種凝視系攻撃とスマイル、催眠などに付随する属性。
    • 地上攻撃:グランドスラム、森の怒り、ハイ・ライズなどに付随する属性。

主人公


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


  • ギュスターヴ
    フィニー王家12世の息子で、母はノール侯女ソフィーを持つ13代目のフィニー王子だったが、生まれながらにアニマを持たないことが分かり父親に追放されてしまう。ギュスターヴ編では彼の波乱万丈なストーリーを追うことになる。
  • ウィリアム・ナイツ(ウィル・ナイツ)
    ディガーの大家であるナイツ家に生まれ、生まれつきアニマを察知する能力が高い人物。父親と母親をアレクセイという人物に殺され、15歳になりディガーとして旅立つことを決意。ウィル編ではナイツ家三代に渡るエッグとの戦いを追うことになる。

主人公以外のキャラクター

  • ギュスターヴ12世-現在のフィニー国王で、厳格な人物として知られる。ギュスターヴの父親。
  • ソフィー-ギュスターヴ12世の妻でノール侯の娘。ギュスターヴを愛情で育てた人物。
  • シルマール-ギュスターヴが幼い頃に彼の教育を任された人物。高名な術士でもある。
  • フリン-ギュスターヴと幼少期に知り合い、それからずっと行動を共にする親友。
  • ケルヴィン-ヤーデ伯の息子で正統な貴族。ギュスターヴとは盟友になり共に戦う。
  • カンタール-ギュスターヴ12世に父を殺されたオート侯の息子。黒い噂が絶えない。
  • チャールズ-ケルヴィンの長男。ケルヴィンの死後ヤーデ伯爵家当主となるが、偽ギュスターヴとの戦いで戦死。ヤーデ伯家に稀な傲慢な性格だったとされる。
  • デーヴィド-チャールズの子。父の死後。家督を継ぎ、偽ギュスターヴの軍をサウスマウンドトップにて破る。その後和平政策に務め、その治世は「デーヴィド野平和」と称される。
  • ギュスターヴ14世
  • フィリップ1世-ギュスターヴ12世の次男。ギュスターヴ13世の実弟。
  • フィリップ2世-フィリップ1世の実子。正統なフィニー王として伯父ギュスターヴ13世の後継者として育てられるが、王位継承の儀式の直後暗殺される。
  • フィリップ3世-ケルヴィンの子で、チャールズの実弟。父ケルヴィンの性格を受け継ぎ温厚であったものの若くして世を去る。最後までギュスターヴの都を守ろうとした。
  • アレクセイ・ゼルゲン-ウィルの父ヘンリーとその妻を殺した悪党にしてディガー。
  • コーデリア-ウィルと同い年の女性ヴィジランツ。新米の頃にヴェスティアでウィルと出会うことになる。
  • ナルセス-口が悪いベテランの術士で、女性には特に態度がでかい。ウィルと共に旅立つことになる。
  • タイラー-怖い外見だが実は結構頼りになる兄貴。メガリスに興味があり、ウィルと行動を共にする。
  • リチャード・ナイツ-通称リッチ。ウィルの息子で、何物にもとらわれず自由奔放に生きる生活を選んだディガー。
  • エレノア-膨大な知識を持つ術士だがさばさばした性格。リッチとは冒険仲間。
  • ヴァージニア・ナイツ-通称ジニー。リッチの娘で元気一杯の少女。祖父のウィルに育てられ自身もディガーとなる事を望む。
  • グスタフ-後半に登場する剣士。なぜかフィニー王家伝来の剣を持って現れる。その正体はケルヴィンの子フィリップ3世の息子、フィニー王位の最後の継承者ギュスターヴ15世。

関連項目

外部リンク