コンテンツにスキップ

鰻飯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。死郎 (会話 | 投稿記録) による 2008年2月4日 (月) 17:54個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (資料確認のうえ修正)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

鰻飯(うなぎめし)は、御飯の上に、ウナギ蒲焼を乗せた日本料理の一種である。用いる食器によって、大まかには鰻丼鰻重に分けられる。食べる前にたれをかけ、薬味としては山椒の粉を振りかけるのが一般的である。

本来鰻飯は「鰻丼飯(うなぎどんぶりめし)」の略で、鰻丼と同じものを指していた。これは近世風俗史の基本文献とされている『守貞謾稿』に記されている。ただし同資料が編纂された当時、そもそも重箱に入った鰻飯が存在しなかったことは考慮に入れる必要がある。

また鰻重を「重箱に入れたもの」ではなく「飯の下にも鰻を敷いて重ねたもの」とする地域・店舗もある。詳細は「鰻丼」「鰻重」を参照の事。

鰻飯は「まんめし」とも読まれ、関西方言でウナギを意味する「まむし(まぶし)」の語源となったともされる。ただし、これには異説もある。

関連項目