オデッセイ (映画)
オデッセイ | |
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The Martian | |
監督 | リドリー・スコット |
脚本 | ドリュー・ゴダード |
原作 | アンディ・ウィアー『火星の人』(ハヤカワ文庫SF) |
製作 |
サイモン・キンバーグ リドリー・スコット マイケル・シェイファー マーク・ハッファム アディタヤ・スード |
出演者 |
マット・デイモン ジェシカ・チャステイン クリステン・ウィグ マイケル・ペーニャ ショーン・ビーン ケイト・マーラ セバスチャン・スタン アクセル・ヘニー キウェテル・イジョフォー |
音楽 | ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ |
撮影 | ダリウス・ウォルスキー |
編集 | ピエトロ・スカリア |
製作会社 | スコット・フリー・プロダクションズ |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 |
2015年10月2日 2016年2月5日 |
上映時間 | 141分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $108 million[1] |
興行収入 | $597.4 million[2] |
『オデッセイ』(原題: The Martian)は、2015年のアメリカ合衆国のSF映画である。アンディ・ウィアーの小説『火星の人』(2011年出版)を原作としている。監督はリドリー・スコット、主演はマット・デイモンが務める。火星に一人置き去りにされた宇宙飛行士の生存をかけた孤独な奮闘と、彼を救いだそうとする周囲の努力を描く。
あらすじ
宇宙飛行士のマーク・ワトニーは火星への有人探査計画の機体であるアレス3に、クルーとして参加する。火星での探査任務中、大砂嵐に襲われたマークらクルーは、全ミッションを放棄して火星からの退避を決めてロケットへ向かうが、その最中にマークを折れたアンテナが直撃する。クルーたちはマークが死んだと判断して火星上の軌道へ戻り、さらに地球上の軌道へ帰還するためのヘルメス号に乗って出発してしまう。ところが、マークは生存しており、火星に一人取り残されてしまったことを知り、残されたわずかな物資を使って生き延びようとする。しかし、地球から救助隊がすぐに来る見込みはない。
マークは持ち前の植物学者としての知識を活かし、前ミッションから残留保存されていた資材を材料に水、空気、電気を確保すると、さらに火星の土とクルーの排泄物をもとに耕作用の土を用意し、ジャガイモの栽培に成功する。次のミッションであるアレス4が到着するまでの4年間を生きのびようとするが、火星の厳しい環境がそれを阻む。
マークはマーズ・パスファインダーを見つけ、その通信機能を回復させて地球との通話に成功する。NASAでは、まずマークのために追加の食料などを送ることを決めて急遽輸送用のロケットを打ち上げるものの、発射時に失敗してしまう。
NASAのロケットによる支援ができなくなった時、中国国家航天局から助けが提供され、救助のための輸送を中国のロケットが引き受け、地球軌道に乗せることに成功する。マーク生存の報を聞いた地球帰還中のアレス3のクルーが乗るヘルメス号はNASAの指令に反し、地球上の軌道でスイングバイを行いながら中国のロケットでもたらされた追加食料などを受け取ると、火星へ戻る。マークは、アレス3が火星上の軌道に乗る日に合わせてローバーを改造して長距離走破を決行すると、火星の重力を振り切る唯一の手段となる、アレス4用にすでに送り込まれていたMAV (Mars Ascent Vehicle) に乗り込む。
MAVはヘルメス号からの遠隔操作によって打ち上げられるが、軽量化による覆いが打ち上げ途中に剥離し、それに伴う空気抵抗でヘルメス号から大きく離れることになる。ヘルメス号のクルーはこの距離を縮めるべく船内の空気を宇宙空間に放出することでエアブレーキを実行し、宇宙空間を漂っていたマークの確保に成功すると、地球へ帰路を向ける。
後年、マークは宇宙飛行士の訓練生の前で火星での日々を振り返り、救出ミッションに関わった者たちの後日譚が描かれる[3]。
キャスト
- マーク・ワトニー飛行士 - マット・デイモン(神奈延年): 本作の主人公。〈アレス3ミッション〉のエンジニア。植物学者。シカゴ大学卒でシカゴ・カブスのファン。
- メリッサ・ルイス准将 - ジェシカ・チャステイン(林真里花): 〈アレス3ミッション〉の指揮官。地質学者。1970年代のディスコミュージックが好きで、劇中でも随所で彼女が持ってきた曲が流される。
- アニー・モントローズ - クリステン・ウィグ(加藤有生子): NASA広報統括責任者。
- テディ・サンダース - ジェフ・ダニエルズ(郷田ほづみ): NASA長官。
- リック・マルティネス少佐 - マイケル・ペーニャ(石上裕一): 〈アレス3ミッション〉の操縦士。
- ミッチ・ヘンダーソン - ショーン・ビーン(磯部勉): NASA〈アレス3ミッション〉フライトディレクター。
- ベス・ヨハンセン - ケイト・マーラ(白川万紗子): 〈アレス3ミッション〉のシステムオペレーター。原子炉技術者。
- Dr.クリス・ベック - セバスチャン・スタン(浜田賢二): 〈アレス3ミッション〉の医師。生物学者。
- アレックス・フォーゲル - アクセル・ヘニー(志賀麻登佳): 〈アレス3ミッション〉の科学者。天体物理学者。
- ビンセント・カプーア - キウェテル・イジョフォー(志村知幸): NASA火星探査統括責任者。
- ブルース・ン - ベネディクト・ウォン(魚建): JPLの所長。
- ミンディ・パーク - マッケンジー・デイヴィス(東條加那子): マーク生存を発見するNASAの衛星制御エンジニア。
- リッチ・パーネル - ドナルド・グローヴァー(岡井克升): JPLの科学者。
- ティム・グライムス - ニック・モハメッド(あべそういち): JPLの科学者。
- チュー・タオ - チェン・シュー(髙梨愛): 中国国家航天局の副主任科学者。
- グオ・ミン - エディ・コー(佐々木省三): 中国国家航天局の主任科学者。
- マイク・ワトキンス - エンゾ・シレンティ(上田燿司)
- ブレンダン・ハッチ - ジョナサン・アリス(佐藤晴男): NASAの衛星制御エンジニア。
- リョウコ - ナオミ・スコット
製作
2013年3月、20世紀FOXは『火星の人』の映画化権を獲得し、ドリュー・ゴダードに監督と脚本の執筆を担当させた[6]。しかし、2014年5月、20世紀FOXはマット・デイモンが主演を務めるという条件の下で、リドリー・スコットに監督のオファーを出したと報じられた[7]。同年9月3日、ジェシカ・チャステインの出演が決まった[8]。16日には、マッケンジー・デイヴィスの出演も決まった[9]。17日、ケイト・マーラが本作に出演すると報じられた[10]。24日、マイケル・ペーニャに本作への出演オファーが出ていると報じられた[11]。10月2日、ジェフ・ダニエルズが本作でNASAの長官を演じることが決まった[12]。10日には、アクセル・ヘニーとドナルド・グローヴァーがNASAの職員を演じることが報じられた[13]。20日、ショーン・ビーンの出演が決まった[14]。
撮影
2014年3月、ヨルダンのワディ・ラムでの撮影が行われた[15][16]。
同年11月10日、ハンガリーのブダペストで主要撮影が始まった[17]。
評価
受賞
年 | 映画賞 | 賞 | 結果 |
---|---|---|---|
2015 | ハリウッド映画賞[18] | プロデューサー賞 | 受賞 |
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 2015[19] | 監督賞 | 受賞 | |
主演男優賞 | 受賞 | ||
脚色賞 | 受賞 | ||
作品賞トップ10 | 入賞 | ||
第4回ボストン・オンライン映画批評家協会賞 | 作品賞トップ10 | 8位 | |
第19回オンライン映画批評家協会賞 | 作品賞 | ノミネート | |
監督賞 | ノミネート | ||
主演男優賞 | ノミネート | ||
脚色賞 | ノミネート | ||
編集賞 | ノミネート | ||
2016 | 第20回カプリ・ハリウッド国際映画祭[20] | 編集賞 | 受賞 |
第73回ゴールデングローブ賞[21][22] | 作品賞(ミュージカル / コメディ部門) | 受賞 | |
主演男優賞(ミュージカル / コメディ部門) | 受賞 | ||
監督賞 | ノミネート | ||
第20回サテライト賞[23] | 作品賞 | 未決定 | |
監督賞 | 未決定 | ||
主演男優賞 | 未決定 | ||
脚色賞 | 未決定 | ||
第47回NAACP賞映画部門[24] | 助演男優賞 | 未決定 | |
第15回大人のための映画賞[25] (Movies for Grownups Awards) |
作品賞 | 未決定 | |
第27回アメリカ製作者組合賞[26] | 映画部門 | 未決定 | |
アメリカ脚本家組合賞 2016[27] | オリジナル脚本賞 | 未決定 | |
第66回アメリカ映画編集者協会 エディ賞[28] | ドラマ映画部門 | 未決定 | |
第88回アカデミー賞[29] | 作品賞 | 未決定 | |
主演男優賞 | 未決定 | ||
美術賞 | 未決定 | ||
音響編集賞 | 未決定 | ||
録音賞 | 未決定 | ||
視覚効果賞 | 未決定 | ||
脚色賞 | 未決定 |
マーケティング
20世紀FOXはバイラル・マーケティングを用いて本作の宣伝を行った[30]。2015年6月7日、NASAの宇宙飛行士であるマイケル・J・マッシノは宣伝の一環として、マット・デイモン演じるマーク・ワトニーらが宇宙空間でつけたビデオ日記の動画をTwitterでシェアした[31]。ニュースサイトのアーズ・テクニカはこのビデオ日記の映像と『プロメテウス』の宣伝に使用された動画を比較し、「フィクションの宣材としてもっともらしくつくられている」点において2つは似ていると指摘している[32]。8日には、本作のファースト・トレイラーが公開された[33]。このトレイラーは『フォーブス』などのメディアからその出来栄えを称賛された[34]。ジミー・キンメル・ライブ!のホスト役を務めるジミー・キンメルも本作の予告編に感動して、『The Mastronaut: Emission to Mars』と題したパロディ動画を製作した[35]。
8月に入ると、FOXは新たな動画を公開した[36]。19日にはセカンド・トレイラーが公開された[37]。NASAはジェット推進装置研究所で「火星の日」と銘打ったイベントを開催した。本作の宣伝とNASAが現在進めている火星有人飛行計画の広報を目的としたイベントである[38]。8月下旬にはスター・トークのスペシャル・エピソードという設定で天体物理学者のニール・ドグラース・タイソンが火星への有人飛行で起きるトラブルについて解説する動画が公開された[39]。 2015年11月16日に小山宙哉原作のアニメ『宇宙兄弟』のコラボ予告が公開された。
公開
当初、本作は2015年11月25日に北米で公開される予定だった[40]。しかし、同年6月10日、20世紀FOXは本作の北米公開日を『Victor Frankenstein』の公開日と入れ替え、2015年10月2日に変更すると発表した[41]。
科学的正確性
本作の製作に当たって、NASAの惑星科学部門の責任者であるジェームズ・グリーンが雇われた。グリーンは製作チームの科学的正確性を追求する姿勢を高く評価している[42]。原作を執筆したアンディ・ウィアーは丹念に調査をしたうえで、更なる正確性を期すために読者からの指摘に対するフィードバックも行っていた。それをさらに注意深く検討して出来上がったのが、本作の脚本である。
ワトニーが水を作るために用いた電気分解の技術は、NASAの火星探査機でも実際に使用されているものである[43]。ワトニーが放射性同位体熱電気転換器を使って熱を発生させたが、この方法も実際に可能な方法である[43]。
しかし、2011年に『火星の人』が出版された後、間違いがあることが判明した。作中では火星での砂嵐によって船が深刻なダメージを受けたことになっている。確かに現実の火星では風速が時速190キロメートルにもなる。しかし、火星の大気圧は非常に低いので、船に深刻なダメージを与えるほどの風を発生させることはできないのである[44]。この間違いは映画においても訂正されなかった。
映画版独自の不正確さもある。火星の重力は地球の約40%の大きさであるが、リドリー・スコットは地球と火星の重力の差を再現しなかった。あえてその差を表現する意味を見出せなかったためである[45]。
余談
2014年12月5日、オリオン宇宙船が初飛行実験(EFT-1)の際に、本作の脚本を入れたカプセルを搭載した[46]。4時間24分の宇宙飛行の後、カプセルはデルタ IVに搭載されて太平洋上に着水した[47]。
出典
- ^ McCarthy, Todd (September 8, 2015). “From 'The Martian' to 'Truth,' Todd McCarthy's 5 Most Tantalizing Titles at TIFF”. The Hollywood Reporter September 10, 2015閲覧。.
- ^ “The Martian (2015)”. Box Office Mojo. January 16, 2016閲覧。
- ^ 原作では、マークの救出劇も束の間、長旅による彼の体臭の酷さにアレス3のクルーから鼻つまみ扱いされるも上機嫌のマークで、物語は終わる。
- ^ “話題のふきカエ オデッセイ”. 2016年2月5日閲覧。
- ^ “映画『オデッセイ』”. 2016年1月20日閲覧。
- ^ “Drew Goddard in Negotiations to Write and Direct ‘The Martian’ for Fox (Exclusive)”. 2015年7月1日閲覧。
- ^ “Ridley Scott in Talks to Direct Matt Damon in 'The Martian' (Exclusive)”. 2015年7月2日閲覧。
- ^ “Jessica Chastain Joins Matt Damon in Ridley Scott’s ‘The Martian’ (EXCLUSIVE)”. 2015年7月2日閲覧。
- ^ “‘Halt and Catch Fire’s’ Mackenzie Davis to Join Matt Damon in Ridley Scott’s ‘The Martian’ (Exclusive)”. 2015年7月2日閲覧。
- ^ “Kate Mara Offered Role In Ridley Scott’s ‘The Martian’”. 2015年7月2日閲覧。
- ^ “Michael Pena Circles Ridley Scott’s ‘The Martian’ With Matt Damon (EXCLUSIVE)”. 2015年7月2日閲覧。
- ^ “Jeff Daniels Joining Ridley Scott's 'The Martian' (Exclusive)”. 2015年7月2日閲覧。
- ^ “‘Community’s’ Donald Glover Joins Matt Damon in Ridley Scott’s ‘The Martian’ (Exclusive)”. 2015年7月2日閲覧。
- ^ “Sean Bean Joins Matt Damon in 'The Martian' (Exclusive)”. 2015年7月2日閲覧。
- ^ ワディ・ラムは「月の谷」の名で知られている景勝地で、『アラビアのロレンス』の撮影が行われた場所としても名高い。火星のシーンを撮影するときにもよくロケ地に選ばれる。
- ^ “Ridley Scott’s The Martian moves to Jordan”. 2015年7月2日閲覧。
- ^ “On the Set for 11/10/14: Star Wars: The Force Awakens Along with Angelina Jolie/Brad Pitt’s By The Sea Wraps & More”. 2015年7月2日閲覧。
- ^ “2015 Hollywood Film Awards winners”. 2015年11月18日閲覧。
- ^ “作品賞は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』!ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞発表”. シネマトゥデイ (2015年12月2日). 2015年12月2日閲覧。
- ^ “クエンティン・タランティーノ『ヘイトフル・エイト』が4冠!”. シネマトゥデイ (2016年1月7日). 2016年1月7日閲覧。
- ^ “ゴールデングローブ賞「キャロル」が最多ノミネート、坂本龍一は作曲賞候補に”. 映画ナタリー (2015年12月11日). 2015年12月11日閲覧。
- ^ “ゴールデングローブ賞結果発表、「レヴェナント:蘇えりし者」が最多3部門制す”. 映画ナタリー (2016年1月12日). 2016年1月12日閲覧。
- ^ “サテライト賞ノミネート発表”. 映画.com (2015年12月3日). 2015年12月8日閲覧。
- ^ “NAACP賞ノミネーション発表!『クリード チャンプを継ぐ男』が最多6ノミネート”. シネマトゥデイ (2015年12月30日). 2016年1月6日閲覧。
- ^ “第15回大人のための映画賞 ノミネーション発表”. シネマトゥデイ (2016年1月4日). 2016年1月6日閲覧。
- ^ “米製作者組合賞ノミネート発表”. 映画.com (2016年1月6日). 2016年1月8日閲覧。
- ^ “米脚本家組合賞ノミネート発表”. 映画.com (2016年1月7日). 2016年1月8日閲覧。
- ^ “『スター・ウォーズ』『マッドマックス』がノミネート!第66回アメリカ映画編集者協会エディ賞”. シネマトゥデイ (2016年1月7日). 2016年1月8日閲覧。
- ^ “アカデミー賞ノミネーション発表、「レヴェナント」12部門、「マッドマックス」10部門”. 映画ナタリー (2016年1月15日). 2016年1月15日閲覧。
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- ^ “Matt Damon says farewell to Earth in viral promo for 'The Martian'”. 2015年9月6日閲覧。
- ^ “First trailers for The Martian movie released, with Mark Watney and friends [Updated]”. 2015年9月5日閲覧。
- ^ “Watch: Matt Damon in First Trailer for Ridley Scott’s ‘The Martian’”. 2015年9月6日閲覧。
- ^ “Trailer Talk: Matt Damon, Jessica Chastain's 'The Martian' Aces Marketing 101”. 2015年9月7日閲覧。
- ^ “Jimmy Kimmel Airs 'The Martian' Trailer Spoof to Make Fun of Matt Damon”. 2015年9月6日閲覧。
- ^ “New viral video for 'The Martian' shows how the Ares crew deals with isolation”. 2015年9月4日閲覧。
- ^ “The Martian”. 2015年9月7日閲覧。
- ^ “'The Martian' Lands at NASA's Mars Mission Control (Photos)”. 2015年9月6日閲覧。
- ^ “Neil deGrasse Tyson Soothingly Explains the Science Behind The Martian”. 2015年9月7日閲覧。
- ^ “Fox Shifts Release Dates for 'The Martian,' 'Miss Peregrine' & More”. 2015年7月2日閲覧。
- ^ “Fox Moves Ridley Scott's 'The Martian' to October”. 2015年7月2日閲覧。
- ^ “Will Matt Damon be our new favorite Martian?”. 2015年9月23日閲覧。
- ^ a b “The science behind ‘The Martian’ movie gets a NASA ‘thumbs up’”. 2015年9月25日閲覧。
- ^ “Rethinking 'The Martian': Why Dust Storms Wouldn't Sabotage A Real Mars Mission”. 2015年9月25日閲覧。
- ^ “Why NASA Helped Ridley Scott Create ‘The Martian’ Film”. 2015年9月23日閲覧。
- ^ “リドリー・スコット監督新作「火星の人」脚本、宇宙船オリオンで宇宙飛行に成功”. 2015年7月2日閲覧。
- ^ “Ridley Scott sends his 'Martian' script into space”. 2015年7月2日閲覧。
外部リンク
- 日本版公式サイト
- 英語版公式サイト
- エラー: subst: がありません。Movielink ではなく subst:Movielink としてください。
- The Martian - IMDb