高擶駅
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高擶駅 | |
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駅出入口 | |
たかたま Takatama | |
◄漆山 (2.1 km) (1.3 km) 天童南► | |
所在地 | 山形県天童市大字長岡684 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■奥羽本線(山形線) |
キロ程 | 97.0 km(福島起点) |
電報略号 | タタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
718人/日(降車客含まず) -2004年- |
開業年月日 | 1952年(昭和27年)3月5日 |
備考 | 無人駅(自動券売機 有) |
高擶駅(たかたまえき)は、山形県天童市大字長岡にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線の駅である。「山形線」の愛称区間に含まれている。
駅名について
駅名は開業当初、当駅が所属していた高擶村(たかだまむら)からとられているが、読みが異なる。駅東に残る高擶の地名も「たかだま」と読んでいる。周辺の道路標識には「Takadama」とローマ字で綴られているが、JR東日本では「Takatama」としている。しかし駅の利用者や車掌の大部分は「たかだま」と呼んでいる。
「擶」は非常に珍しい漢字であるが、音は「セン」、訓は「ただす」であり、JIS X 0208にも含まれている漢字である。但し、この地名の「擶」は、俗称「タモ」と呼ばれる「楡(ニレ)」の木に由来している[1]。
交通公社の時刻表では、駅開業以来長らく手偏ではなく木偏の字を使用していたが、巻頭地図では1975年12月号から、本文では1976年6月号から「擶」を使用するようになった[2]。
歴史
かつては客車列車の大部分と気動車の一部が通過していたが、山形新幹線の新庄延伸に伴い普通列車が全て停車するようになった。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅である。駅舎はなくホーム上に小さな待合所があるのみ。その待合所には簡易自動券売機が設置されている。天童駅管理の無人駅。なお、ホームの入口は西側にしかないが、東側からも利用できるよう東西地下道が設けられている。
利用状況
2004年度の乗車人員は、1日平均718人[4]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2000 | 722 |
2001 | 743 |
2002 | 751 |
2003 | 723 |
2004 | 718 |
駅周辺
- 山形県総合運動公園(NDソフトスタジアム山形) - 徒歩約25分、2015年3月14日開業した隣の天童南駅のほうが近い
- 天童ワイン - 車約5分
- 山形県総合交通安全センター(旧山形免許センター) - 車約5分
- 私立創学館高等学校 - 徒歩15分ほど
- 羽陽学園短期大学
- 天童市立長岡小学校
- 長岡簡易郵便局
なお駅に駐車場は無く、駐車がどうしても必要な場合には2つ先の天童駅または漆山駅を利用する。また駐輪場は無料のものが、東口・西口双方に設けられている。屋根付だが、東口は混雑している場合、屋根の無い場所にも駐輪されている。
隣の駅
脚注
- ^ 天童市立高擶小学校公式サイト
- ^ 『停車場変遷大辞典 国鉄・JR編』1998年 JTB
- ^ 「日本国有鉄道公示第68号」『官報』1952年3月5日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『山形県の鉄道輸送』平成26年度版 - 山形県