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トヨタヴェルブリッツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トヨタヴェルブリッツ
クラブカラー   グリーン
愛称 ヴェルブリッツ
創設年 1941年
本拠地 愛知県豊田市
グラウンド 豊田スタジアム
岐阜メモリアルセンター長良川競技場
収容人数 44,380(豊田)
26,109(岐阜)
代表 熊倉和生(顧問)
宮市達也(部長)
高橋一彰(アドバイザー)
後藤彰友(GM)
ヘッドコーチ スティーブ・ハンセン
所属リーグ ジャパンラグビーリーグワン
ファースト
ジャージ
セカンド
ジャージ
公式サイト
https://sports.gazoo.com/verblitz/
テンプレートを表示
マスコットのライガー(Riger 秩父宮ラグビー場 2018年1月13日撮影)

トヨタヴェルブリッツ: Toyota Verblitz)は、愛知県豊田市を本拠地とするラグビーユニオンの社会人チーム。ジャパンラグビーリーグワンに所属し、愛知県豊田市名古屋市みよし市をホストエリアとしている[1]

概要

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チーム名の「ヴェルブリッツ」は、創設以来のチームカラー「緑」を意味するイタリア語「VERDE」、「稲妻」や「力強さ」を意味するドイツ語「BLITZ」を由来とする。2004年、ジャパンラグビートップリーグに参入する際に名付けられた[2][3]。チームロゴには風神のシルエットや稲妻が描かれており、チームコンセプト「ラグビー界の風雲児」を象徴している[2][3]

トヨタ自動車時代に日本選手権で3回優勝、全国社会人大会で5回優勝し、日本代表には60人以上の選手を輩出している[3]

練習グラウンドは、本拠地でもあるトヨタスポーツセンター(愛知県豊田市)。ホームグラウンドとなる試合会場は、豊田スタジアム(愛知県豊田市)と岐阜メモリアルセンター長良川競技場(岐阜県岐阜市[1]

沿革

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出典[2]

1941年トヨタ自動車工業ラグビー部(呼称はトヨタ自工)として創設。

1982年7月、親会社の合併に伴いトヨタ自動車ラグビー部(呼称はトヨタ自動車)に名称変更。

2004年のトップリーグ参入に合わせて、トヨタ自動車ヴェルブリッツとなる。ヴェルブリッツを名乗る前の「トヨタ自動車ラグビー部」時代は、長らく同社の高級乗用車クラウンのエンブレムを模したマークを胸につけていた。

全国社会人大会には、1949年度(第2回大会)に初出場。翌1950年度には決勝に進出したが、八幡製鉄に敗れて準優勝に終わった。以降、決勝には何度か進出するもなかなか優勝にはたどり着けなかったが、5回目の決勝進出となった1968年度の第21回大会で、八幡製鉄を下して悲願の初優勝を遂げた[4]

全国社会人大会では、初出場から最後の大会となる2002年度までの全55回の間に、近鉄に次いで歴代2位となる50回出場した。優勝5回(歴代5位)、準優勝10回(歴代1位)、通算143試合(歴代1位)、通算94勝(歴代1位)の記録を残している。

1966年に関西社会人リーグに加盟。1970年度には初優勝を遂げた[5]。1976年度から1983年度にかけては8連覇を達成した。加盟初年度から同リーグ最終年度(2002年度)まで1部リーグに在籍し続け、近鉄に次ぐ15回の優勝を記録した。

しかし、トップリーグ初年度(2003年度)の参加を目指した2002-03シーズンでは、関西社会人リーグ4位、全国社会人大会でもグループCで3連敗を喫して、初年度からのトップリーグ参加を逃した。2003-04シーズンはトップリーグの下位リーグであるトップウェスト所属となったが、ここで優勝を果たし、その後のトップリーグチャレンジシリーズでも、トップイースト10トップキュウシュウの優勝チームを相手に2連勝。1年でトップリーグへの昇格を決めて2004-05シーズンから参加した。

2021年7月16日、新リーグジャパンラグビーリーグワンの1部リーグに振り分けされ「トヨタヴェルブリッツ」となる[6]

マスコット

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  • ライガー(Riger)- 雷神をモチーフとしている。

タイトル

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全国大会

最上位リーグ

下位リーグ

カップ戦

7人制大会

成績

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年度 地区 成績 備考
2 1949 東海・北陸 ベスト8(初戦敗退) 1 0 0 1 3 27 -24 トヨタ自工のチーム名で出場
3 1950 東海・北陸 準優勝 3 2 0 1 21 49 -28
4 1951 東海・北陸 ベスト4 2 1 0 1 6 49 -43
5 1952 東海・北陸 ベスト8(初戦敗退) 1 0 0 1 8 13 -5
7 1954 東海・北陸 ベスト8(初戦敗退) 1 0 0 1 3 61 -58
8 1955 東海・北陸 ベスト8(初戦敗退) 1 0 0 1 6 39 -33
9 1956 東海・北陸 1回戦敗退 1 0 0 1 8 13 -5
11 1958 東海・北陸 ベスト8 2 1 0 1 9 8 1
14 1961 東海・北陸 1回戦敗退 1 0 0 1 5 21 -16
15 1962 東海・北陸 1回戦敗退 1 0 0 1 5 30 -25
16 1963 東海・北陸 1回戦敗退 1 0 0 1 0 14 -14
17 1964 東海・北陸 準優勝 4 3 0 1 65 40 25
18 1965 東海・北陸 1回戦敗退 1 0 0 1 11 13 -2
19 1966 東海・北陸 準優勝 4 3 0 1 74 28 46
20 1967 東海・北陸 準優勝 4 3 0 1 182 14 168
21 1968 東海・北陸 優勝 4 4 0 0 128 24 104 日本選手権に出場
22 1969 東海・北陸 準優勝 4 3 0 1 162 20 142
23 1970 東海・北陸 ベスト4 3 2 0 1 81 18 63
24 1971 東海・北陸 ベスト8 2 1 0 1 58 37 21
25 1972 東海・北陸 ベスト4 3 1 1 1 35 46 -11 1回戦は引分(抽選で上位進出)
26 1973 東海・北陸 ベスト8 2 1 0 1 30 41 -11
27 1974 東海・北陸 ベスト4 3 2 0 1 81 58 23
28 1975 東海・北陸 ベスト8 2 1 0 1 50 60 -10
29 1976 東海・北陸 準優勝 4 3 0 1 103 66 37
30 1977 東海・北陸 優勝 4 4 0 0 96 42 54 日本選手権に出場
31 1978 東海・北陸 ベスト4 3 2 0 1 59 67 -8
32 1979 東海・北陸 ベスト4 3 2 0 1 81 16 65
33 1980 東海・北陸 ベスト4 3 2 0 1 31 45 -14
34 1981 東海・北陸 準優勝 4 2 1 1 86 41 45 準決勝は引分(抽選で上位進出)
35 1982 東海・北陸 準優勝 4 3 0 1 105 25 80 トヨタ自動車にチーム名変更
36 1983 東海・北陸 1回戦敗退 1 0 0 1 6 19 -13
37 1984 東海・北陸 ベスト8 2 1 0 1 60 35 25
38 1985 東海・北陸 優勝 4 4 0 0 110 28 82 日本選手権に出場
39 1986 東海・北陸 優勝 4 4 0 0 95 30 65 日本選手権に出場
40 1987 東海・北陸 準優勝 4 3 0 1 138 41 97
41 1988 関西 ベスト4 3 2 0 1 82 45 37
42 1989 関西 ベスト4 3 2 0 1 76 67 9
43 1990 関西 ベスト4 3 2 0 1 67 42 25
44 1991 関西 ベスト4 3 2 0 1 81 47 34
45 1992 関西 ベスト8 2 1 0 1 54 45 9
46 1993 関西 1回戦敗退 1 0 0 1 12 52 -40
47 1994 関西 1回戦敗退 1 0 0 1 11 16 -5
48 1995 関西 ベスト4 5 4 0 1 239 75 164
49 1996 関西 ベスト8 4 3 0 1 296 90 206
50 1997 関西 3位[注 6] 6 5 0 1 218 94 124 日本選手権に出場
51 1998 関西 優勝 6 6 0 0 304 72 232 日本選手権に出場
52 1999 関西 ベスト4 5 4 0 1 195 101 94 日本選手権に出場
53 2000 関西 準優勝 4 3 0 1 158 76 82 日本選手権に出場
54 2001 関西 ベスト4 3 2 0 1 114 67 47 日本選手権に出場
55 2002 関西 予選プール敗退 3 0 0 3 40 78 -38

リーグ戦戦績

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トップリーグ創設以前

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年度 所属リーグ Div. 順位 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点 得失差 備考
1966 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 3位 5 2 0 3 82 102 -20 三すくみ
1967 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 3位 6 4 0 2 164 66 98
1968 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 6 4 0 2 168 84 84 三すくみ
1969 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 6 5 0 1 154 82 72
1970 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 6 5 0 1 150 74 76 同率優勝
1971 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 6 4 0 2 163 100 63 同率
1972 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 5位 6 2 0 4 128 150 -22
1973 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 3位 6 3 1 2 132 86 46
1974 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 6 5 0 1 170 64 106
1975 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 6 5 0 1 239 104 135
1976 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 6 6 0 0 242 94 148
1977 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 6 5 0 1 248 116 132 同率優勝
1978 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 6 5 0 1 191 80 111 同率優勝
1979 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 6 6 0 0 248 65 183
1980 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 7 7 0 0 308 94 214
1981 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 7 7 0 0 336 50 286
1982 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 7 6 0 1 187 62 125 同率優勝
1983 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 7 6 0 1 243 41 202 三すくみで同率優勝
1984 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 7 5 0 2 228 76 152
1985 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 7 6 0 1 248 63 185
1986 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 7 6 0 1 310 59 251
1987 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 7 7 0 0 482 58 424
1988 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 7 5 0 2 256 130 126 三すくみ
1989 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 7 6 0 1 242 109 133
1990 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 7 6 0 1 292 97 195
1991 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 7 6 0 1 278 91 187
1992 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 3位 7 5 0 2 310 115 195
1993 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 6位 7 3 0 4 178 201 -23 3チーム同率4位。順位は当該決戦による
1994 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 3位 7 4 0 3 279 173 106
1995 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 7 6 1 0 392 81 311 同率1位。順位は抽選による
1996 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 7 6 0 1 517 145 372
1997 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 2位 7 6 0 1 362 77 285
1998 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 7 6 1 0 409 78 331 同率優勝
1999 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 7 7 0 0 326 102 224
2000 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 優勝 7 7 0 0 404 152 252
2001 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 3位 7 5 0 2 249 116 133
2002 関西社会人リーグ Aリーグ 1部 4位 7 4 0 3 228 174 54

トップリーグ

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シーズン 所属リーグ Div. 順位 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点 得失差 勝点 結果 カップ戦 日本選手権
2003-2004 トップウェストA 2部 優勝 リーグ戦:1位
トップチャレンジ1:トップリーグに自動昇格
ベスト8
2004-2005 トップリーグ 1部 4位 11 8 0 3 427 224 203 43 リーグ戦:4位 マイクロソフトカップ:ベスト4 準優勝
2005-2006 トップリーグ 1部 4位 11 7 0 4 431 263 168 37 リーグ戦:4位 マイクロソフトカップ:ベスト8 ベスト8[注 7]
2006-2007 トップリーグ 1部 3位 13 9 0 4 448 267 181 47 リーグ戦:4位
プレーオフトーナメント:ベスト4
準優勝
2007-2008 トップリーグ 1部 3位 13 9 1 3 452 269 183 50 リーグ戦:3位
プレーオフトーナメント:ベスト4
ベスト4
2008-2009 トップリーグ 1部 8位 13 6 0 7 310 286 24 31 リーグ戦:8位
2009-2010 トップリーグ 1部 3位 13 10 1 2 394 219 175 48 リーグ戦:4位
プレーオフトーナメント:ベスト4
準優勝
2010-2011 トップリーグ 1部 3位 13 11 0 2 446 261 185 55 リーグ戦:3位
プレーオフトーナメント:ベスト4
ベスト16
2011-2012 トップリーグ 1部 10位 13 5 0 8 341 323 18 29 リーグ戦:10位
2012-2013 トップリーグ 1部 5位 13 9 1 3 343 291 52 43 リーグ戦:5位 ベスト16
2013-2014 トップリーグ 1部 6位 7 5 0 2 142 111 31 22 リーグ戦:1stステージ・プールA・4位 ベスト8
7 3 0 4 127 188 -61 14 リーグ戦:2ndステージ・グループA・6位
2014-2015 トップリーグ 1部 6位 7 4 1 2 157 145 12 22 リーグ戦:1stステージ・プールB・4位
7 2 0 5 126 198 -72 11 リーグ戦:2ndステージ・グループA・6位
2015-2016 トップリーグ 1部 5位 7 5 0 2 203 125 78 26 リーグ戦:プールB・3位
順位決定トーナメント:5位
プレシーズンリーグ:3位
2016-2017 トップリーグ 1部 8位 15 7 0 8 353 332 21 35 リーグ戦:8位  
2017-2018 トップリーグ 1部 4位 13 10 0 3 394 288 106 46 リーグ戦:レッドカンファレンス・2位
総合順位決定トーナメント:4位[注 8]
  4位[注 8]
2018-2019 トップリーグ 1部 4位 7 5 1 1 237 135 102 26 リーグ戦:レッドカンファレンス・3位
総合順位決定トーナメント:4位[注 9]
トップリーグカップ:優勝 4位[注 9]
2020 トップリーグ 1部 大会中止[7] トップリーグカップ:出場辞退[注 10][注 11]
2021 トップリーグ 1部 3位 7 6 0 1 288 186 102 28 リーグ戦:レッドカンファレンス・2位
プレーオフトーナメント:ベスト4[注 12]
ベスト4[注 12]

JAPAN RUGBY LEAGUE ONE

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シーズン DIVISION 最終順位 リーグ順位 試合数 勝点 得点 失点 得失差 入替戦
プレーオフ
備考
2022 DIVISION1 5位 5位/12チーム 16 46 10 0 6 400 367 33 なし [8]
2022-23 DIVISION1 6位 6位/12チーム 16 37 8 0 8 468 449 19 なし [9]
2023-24 DIVISION1 7位 7位/12チーム 16 43 9 0 7 498 450 48 なし [10]

2023-24シーズンの順位

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JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2023-24
Division 1 順位表
(2024年5月5日時点[11]
編集
リーグ戦順位 チーム 試合数 勝ち点 得点 失点 得失差 最終順位 プレーオフ/入替戦
1 埼玉ワイルドナイツ 16 75 16 0 0 747 275 472 2位 プレーオフ進出
2 東芝ブレイブルーパス東京 16 65 14 1 1 554 373 181 優勝 プレーオフ進出
3 東京サンゴリアス 16 50 10 1 5 584 425 159 3位 プレーオフ進出
4 横浜キヤノンイーグルス 16 49 10 0 6 518 446 72 4位 プレーオフ進出
5 コベルコ神戸スティーラーズ 16 45 9 1 6 647 459 188 5位
6 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ 16 44 8 1 7 554 447 107 6位
7 トヨタヴェルブリッツ 16 43 9 0 7 498 450 48 7位
8 静岡ブルーレヴズ 16 33 6 2 8 501 513 -12 8位
9 三菱重工相模原ダイナボアーズ 16 27 6 0 10 457 637 -180 9位
10 ブラックラムズ東京 16 17 3 0 13 321 203 -182 10位 DIVISION2 3位に勝利、残留
11 三重ホンダヒート 16 7 1 0 15 242 744 -502 11位 DIVISION2 2位に勝利、残留
12 花園近鉄ライナーズ 16 6 1 0 15 353 704 -351 12位 DIVISION2 1位に敗れ、降格
  • 勝ち点は、勝ち4点、引き分け2点、負け0点。
  • ただし、7点差以内の負けは1点を付与、3トライ差以上での勝ちは追加で1点を付与。
  • 同じ勝ち点である場合は下記の順番で順位を決定する。
  1. 勝ち点
  2. 勝利数
  3. ①および②が同数であったチーム間の勝ち点
  4. ①、②および③が同数であったチーム間の得失点差
  5. 全試合の得失点差
  6. 当該チーム間のトライ数
  7. 全試合でのトライ数
  8. 当該チーム間のトライ後のゴール数
  9. 全試合でのトライ後のゴール数
  10. 抽選

2024-25シーズンのスコッド

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カテゴリA(日本代表の実績または資格あり)は、試合登録枠17名以上、同時出場可能枠11名以上。カテゴリB(日本代表の資格獲得見込み)は、試合登録枠・同時出場可能枠ともに任意。カテゴリC(他国代表歴あり等、カテゴリ A, B以外)は、試合登録枠3名以下。

トヨタヴェルブリッツ2024-25シーズンのスコッドは下記のとおり(2024年8月30日現在)[12]

ヘッドコーチ: スティーブ・ハンセン

選手 ポジション 身長 体重 誕生日(年齢) 登録区分
須藤元樹 プロップ 173m 110kg (1994-01-28) 1994年1月28日(30歳) カテゴリA
崔凌也 プロップ 182cm 110kg (1994-05-20) 1994年5月20日(30歳) カテゴリA
三浦昌悟 プロップ 180cm 112kg (1995-06-08) 1995年6月8日(29歳) カテゴリA
木津悠輔 プロップ 178cm 113kg (1995-12-02) 1995年12月2日(28歳) カテゴリA
淺岡俊亮 プロップ 187cm 123kg (1996-06-24) 1996年6月24日(28歳) カテゴリA
清水岳 プロップ 174cm 108kg (1998-11-22) 1998年11月22日(25歳) カテゴリA
百地龍之介 プロップ 175cm 106kg (1999-09-03) 1999年9月3日(25歳) カテゴリA
川﨑太雅 プロップ 171m 105kg (2001-05-10) 2001年5月10日(23歳) カテゴリA
西野拓真 プロップ 187m 125kg (2001-11-19) 2001年11月19日(22歳) カテゴリA
サミュエル・マタアファ プロップ 184m 116kg (2002-04-02) 2002年4月2日(22歳) カテゴリC
有田隆平 フッカー 176cm 102kg (1989-03-21) 1989年3月21日(35歳) カテゴリA
彦坂圭克 フッカー 178cm 103kg (1991-01-18) 1991年1月18日(33歳) カテゴリA
加藤竜聖 フッカー 178cm 102kg (1997-01-14) 1997年1月14日(27歳) カテゴリA
福澤慎太郎 フッカー 168cm 96kg (2001-09-20) 2001年9月20日(23歳) カテゴリA
ジョシュ・ディクソン ロック 200cm 112kg (1994-11-02) 1994年11月2日(29歳) カテゴリB
トム・ロビンソン ロック 196cm 106kg (1994-11-10) 1994年11月10日(29歳) カテゴリB
秋山大地 ロック 192cm 114kg (1996-11-14) 1996年11月14日(27歳) カテゴリA
山川一瑳 ロック 190cm 106kg (2000-07-05) 2000年7月5日(24歳) カテゴリA
ウィリアム・トゥポウ フランカー 189cm 105kg (1990-07-20) 1990年7月20日(34歳) カテゴリA
ピーターステフ・デュトイ フランカー 200cm 114kg (1992-08-20) 1992年8月20日(32歳) カテゴリC
姫野和樹 フランカー 187cm 110kg (1994-07-27) 1994年7月27日(30歳) カテゴリA
小池隆成 フランカー 188cm 107kg (1999-11-18) 1999年11月18日(24歳) カテゴリA
アイザイア・マプスア フランカー 191cm 113kg (2000-12-21) 2000年12月21日(23歳) カテゴリB
奥井章仁 フランカー 178cm 105kg (2001-09-17) 2001年9月17日(23歳) カテゴリA
三木皓正 フランカー 175cm 95kg (2002-01-22) 2002年1月22日(22歳) カテゴリA
村田陣悟 フランカー 185cm 100kg (2002-02-22) 2002年2月22日(22歳) カテゴリA
フェツアニ・ラウタイミ ナンバー8 185cm 115kg (1992-10-21) 1992年10月21日(31歳) カテゴリA
アーロン・スミス スクラムハーフ 171cm 83kg (1988-11-21) 1988年11月21日(35歳) カテゴリC
茂野海人 スクラムハーフ 170cm 78kg (1990-11-21) 1990年11月21日(33歳) カテゴリA
梁正秋 スクラムハーフ 172cm 75kg (1992-12-14) 1992年12月14日(31歳) カテゴリA
田村魁世 スクラムハーフ 181cm 92kg (1999-12-15) 1999年12月15日(24歳) カテゴリA
松田力也 スタンドオフ 173cm 85kg (1994-05-03) 1994年5月3日(30歳) カテゴリA
ティアーン・ファルコン スタンドオフ 181cm 89kg (1997-06-19) 1997年6月19日(27歳) カテゴリB
北村将大 スタンドオフ 173cm 85kg (1998-08-29) 1998年8月29日(26歳) カテゴリA
マット・マッガーン スタンドオフ/フルバック 185cm 89kg (1993-04-21) 1993年4月21日(31歳) カテゴリB
バティリアイ・ツイドラキ センター 181cm 100kg (1995-01-04) 1995年1月4日(29歳) カテゴリA
岡田優輝 センター 180cm 91kg (1995-07-13) 1995年7月13日(29歳) カテゴリA
ディック・ウィルソン センター 180cm 94kg (1996-09-02) 1996年9月2日(28歳) カテゴリA
シオサイア・フィフィタ センター 187cm 105kg (1998-12-20) 1998年12月20日(25歳) カテゴリA
松山千大 センター 174cm 88kg (2001-01-05) 2001年1月5日(23歳) カテゴリA
ニコラス・マクカラン センター 189cm 94kg (1996-06-13) 1996年6月13日(28歳) カテゴリA
高橋汰地 ウイング 180cm 90kg (1996-06-24) 1996年6月24日(28歳) カテゴリA
山口修平 ウイング 183cm 98kg (1996-07-21) 1996年7月21日(28歳) カテゴリA
ヴィリアメ・ツイドラキ ウイング 185cm 102kg (1997-01-09) 1997年1月9日(27歳) カテゴリA
和田悠一郎 ウイング 178cm 88kg (1999-08-30) 1999年8月30日(25歳) カテゴリA
ジョネ・ナベテレヴ ウイング 187cm 97kg (1999-09-22) 1999年9月22日(24歳) カテゴリB
大籔洸太 ウイング 181cm 92kg (2001-03-05) 2001年3月5日(23歳) カテゴリA
中野剛通 フルバック 186cm 94kg (1996-12-18) 1996年12月18日(27歳) カテゴリA
谷中樹平 フルバック 178cm 80kg (2000-06-04) 2000年6月4日(24歳) カテゴリA

過去の所属選手

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【2024年5月退団】

【2024年7月退団】

所属選手の不祥事

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2019年6月20日、チーム所属の樺島亮太選手(7月11日付で懲戒解雇[13])が麻薬取締法違反の疑いで逮捕された[14]。これを受けてトヨタ自動車ヴェルブリッツは同年6月22日に始まったトップリーグカップ2019への参加を急遽辞退した[15]。なお、この捜査の過程でイェーツ・スティーブン選手の容疑が浮上し、同年6月27日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕された[16]。スティーブンの逮捕を受けて、日本ラグビー協会岡村正会長は「同じチームから2人目の逮捕者が出たことは、日本ラグビーの根幹を揺るがす大変な事態」とのコメントを発表した[17]

脚注

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注釈

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  1. ^ a b 三菱自工京都と両チーム優勝
  2. ^ 近鉄と両チーム優勝
  3. ^ 大阪府警と両チーム優勝
  4. ^ 大阪府警、神戸製鋼と3チーム優勝
  5. ^ 神戸製鋼と両チーム優勝
  6. ^ 3位決定戦に勝利
  7. ^ 24-28で早稲田大学に敗れた。これによりトヨタ自動車は日本選手権にトーナメント制を導入後、初めて大学生チームに敗れたトップリーグチームとなった。
  8. ^ a b ジャパンラグビートップリーグ2017-2018総合順位決定トーナメント 兼 第55回日本ラグビーフットボール選手権大会
  9. ^ a b ジャパンラグビートップリーグ2018-2019総合順位決定トーナメント 兼 第56回日本ラグビーフットボール選手権大会
  10. ^ 大会名表記は「ジャパンラグビートップリーグカップ2019
  11. ^ 所属選手の不祥事によりトップリーグカップの出場を辞退。
  12. ^ a b ジャパンラグビートップリーグ2021プレーオフトーナメント 兼 第58回日本ラグビーフットボール選手権大会

出典

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  1. ^ a b 一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン. “トヨタヴェルブリッツ(2023-24) | 【公式】ジャパンラグビー リーグワン”. 【公式】NTTジャパンラグビー リーグワン. 2024年4月3日閲覧。
  2. ^ a b c TEAM | トヨタヴェルブリッツ TOYOTA VERBLITZ”. トヨタ自動車ヴェルブリッツ TOYOTA Verblitz. 2024年4月3日閲覧。
  3. ^ a b c 【ブログ】トヨタヴェルブリッツって、どんなチーム?”. VERBLITZ BLOG (2022年12月14日). 2024年4月3日閲覧。
  4. ^ 昭和43年(1968)度 第21回社会人大会決勝”. JRFU. 2024年4月3日閲覧。
  5. ^ 年代史 昭和45年(1970)度”. JRFU. 2024年4月3日閲覧。
  6. ^ ラグビー新リーグ名称は「リーグONE」22年1月7日開幕 1部は神戸製鋼、パナソニックら12チーム”. ヤフースポーツ (2021年7月16日). 2021年7月16日閲覧。
  7. ^ ジャパンラグビー トップリーグ2020 大会中止のお知らせ”. 日本ラグビーフットボール協会. 2020年3月23日閲覧。
  8. ^ 一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン. “【公式】NTTジャパンラグビー リーグワン 順位表(2022)”. 【公式】NTTジャパンラグビー リーグワン. 2023年5月25日閲覧。
  9. ^ 一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン. “【公式】NTTジャパンラグビー リーグワン 順位表(2022-23)”. 【公式】NTTジャパンラグビー リーグワン. 2023年5月25日閲覧。
  10. ^ 一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン. “【公式】NTTジャパンラグビー リーグワン 順位表(2023-24)”. 【公式】NTTジャパンラグビー リーグワン. 2024年5月13日閲覧。
  11. ^ 順位 - ジャパンラグビーリーグワン
  12. ^ メンバー - トヨタヴェルブリッツ
  13. ^ コカイン所持で起訴の元ラグビー選手を保釈 樺島被告「全ての起訴内容を認めます」 . サンスポ(2019年7月12日). 2019年7月16日閲覧。
  14. ^ トヨタ自動車の樺島 コカイン所持容疑で逮捕。チームはお詫びのコメント発表。 ラグビーリパブリック(2019年6月20日)
  15. ^ トヨタ自動車ヴェルブリッツ、弊部部員の不祥事のお詫びとトップリーグカップ2019の出場辞退について ジャパンラグビートップリーグ公式サイト(2019年6月21日)
  16. ^ トヨタ自動車ヴェルブリッツ2人目の逮捕者…コカイン所持容疑でイェーツ逮捕 ラグビーリパブリック(2019年6月27日)
  17. ^ トヨタ選手、またコカイン逮捕…岡村正会長「ラグビーの根幹を揺るがす事態」/TL SANSPO.COM 2019.6.28 05:04 (2020年3月7日閲覧)

関連項目

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トヨタのスポーツチーム

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外部リンク

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