Erika's Reviews > Golden Kamuy, Vol. 6

今回はそこまで「アイヌ文化紹介」要素は無かった。
多分「日本人」の街が舞台だったから:
-ウィンチェスターミステリーハウス的な仕掛け沢山の殺人ホテルは萌えるし、おじさんが女装してるはずなのに艶かしく綺麗な登場人物が結構好き(人切り刻んでるけど)
-そして場面展開で急に土方達の話になり、こっちは西部開拓時代のアメリカそのままな感じの話。無法地帯の街が対立する2組の勢力の射撃場になってる感じ、鐘塔から狙撃される馬上の人...これも結構好き。

そして、当然後半の西部劇ちっくな話には主人公杉元が一切出て来ないので、最後の最後で(ページをめくったら)「お待たせーッ」と笑顔で杉元が森から出てくる仕掛けが楽しい(そして他の皆に「オソマだ絶対」「確認してくる」といじられてるのもいい)

杉元がアシリパを守るのも凄くいいし、白石が阿呆だけど頼りになるのもいい。
「キャラは変人だらけ」との噂は本当だった。良き。
...それと扉絵が時々映画のポスター風になったり、雑誌の一ページ風になったり、題名が「〜だよ全員集合！」になったり...じわじわウケる。