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バディ・ヒールド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
バディ・ヒールド
Buddy Hield
インディアナ・ペイサーズでのヒールド
(2022年)
ゴールデンステート・ウォリアーズ
ポジション SG / SF
所属リーグ NBA
基本情報
愛称 Buddy
国籍 バハマの旗 バハマ
生年月日 (1992-12-17) 1992年12月17日(31歳)
出身地 グランド・バハマ島フリーポート
身長 193cm (6 ft 4 in)
体重 100kg (220 lb)
ウィングスパン 206cm  (6 ft 9 in)[1]
キャリア情報
高校 サンライズ・クリスチャン・アカデミー
大学 オクラホマ大学
NBAドラフト 2016年 / 1巡目 / 全体6位[1]
プロ選手期間 2016年–現在
経歴
2016–2017ニューオーリンズ・ペリカンズ
20172022サクラメント・キングス
20222024インディアナ・ペイサーズ
2024フィラデルフィア・76ers
2024ゴールデンステート・ウォリアーズ
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップ バハマの旗 バハマ

チャバノ・レイニアー・ヒールドChavano Rainier "Buddy" Hield, 1992年12月17日 - )は、バハマグランド・バハマ島フリーポート出身のプロバスケットボール選手。NBAゴールデンステート・ウォリアーズに所属している。ポジションはシューティングガード

経歴

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バハマグランド・バハマ島で生まれ育ち、高校でも国内チャンピオンになるなど活躍する[2]。その後、NBA選手を目指すために渡米し、カンザス州ウィチタのサンライズ・クリスチャン・アカデミー高校に入学する[3]。最終学年のシーズンで平均22.7得点を記録するなど注目されたことでカンザス大学オクラホマ大学などの誘いを受け、最終的にオクラホマ大学に進学した[4]

2年生の2013-2014シーズンから頭角を表して平均16.5得点4.4アシストを記録し、Big-12の2ndチームに選出される[5]。翌2014-2015シーズンも17.4得点5.4アシストと数字を伸ばし、Big-12の最優秀選手に選出され、2015年のNBAドラフトアーリーエントリーを表明する予定だったが、回避する[6]。最終学年となった2015-2016シーズンはさらに数字を伸ばして平均25得点5.7アシストを記録し、オスカー・ロバートソン賞やジョン・ウッデン賞、ジェリー・ウェスト賞を受賞するなど、充実したシーズンとなった。

ニューオーリンズ・ペリカンズ

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そして2016年のNBAドラフトでは、全体6位でニューオーリンズ・ペリカンズから指名された[7]。しかし、新人王候補にも挙げられながらもNBAでの対応に苦しみ、良い結果を残すことはできなかった。

サクラメント・キングス

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2017年2月19日にデマーカス・カズンズ絡みの大型トレードでサクラメント・キングスへ移籍した[8]。サクラメント移籍以降の25試合でMPG29.1、FG%.480、3P%.428、PPG15.1と移籍以前と比べて大きく数字を伸ばし、新人選手で1位となる148本の3ポイントシュートを成功させルーキーシーズンを終えた。

2018-2019シーズンは大きく飛躍し、レギュラーシーズン全試合に先発出場。自己最多の平均20.7得点を記録した。

オフにキングスと4年8600万ドルで契約延長した[9]。契約には細かな出来高が含まれ、最大で2000万ドル増額する。

2020年2月9日のサンアントニオ・スパーズ戦で9本の3ポイントシュートを決め、NBA通算800本目の3ポイントシュートを達成。デビューから296試合目での達成となり、305試合で達成したステフィン・カリーを抜き史上最速での達成となった。

NBAオールスターウィークエンドのスリーポイントコンテストにも出場し、デビン・ブッカーとの決勝を制し優勝した。

インディアナ・ペイサーズ

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2022年2月8日にドマンタス・サボニスジェレミー・ラムジャスティン・ホリデーとのトレードで、タイリース・ハリバートントリスタン・トンプソンと共にインディアナ・ペイサーズへ移籍した[10]

フィラデルフィア・76ers

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2024年2月8日に3チーム間のトレードで、フィラデルフィア・76ersへ移籍した[11]

ゴールデンステート・ウォリアーズ

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2024年7月6日に6チーム間のサイン・アンド・トレードゴールデンステート・ウォリアーズへ移籍し、ウォリアーズと2年総額2,100万ドルの契約を結んだ[12]

代表歴

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2014年より、バハマ代表でも活動している[13]

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ
  リーグリーダー

NBA

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レギュラーシーズン

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2016–17 NOP 57 37 20.4 .393 .369 .879 2.9 1.4 .3 .1 8.6
SAC 25 18 29.1 .480 .428 .814 4.1 1.8 .8 .1 15.1
2016-17計 82 55 23.0 .426 .391 .842 3.3 1.5 .5 .1 10.6
2017–18 80 12 25.3 .446 .431 .877 3.8 1.9 1.1 .3 13.5
2018–19 82 82 31.9 .458 .427 .886 5.0 2.5 .7 .4 20.7
2019–20 72 44 30.8 .429 .394 .846 4.6 3.0 .9 .2 19.2
2020–21 71 71 34.3 .406 .391 .846 4.7 3.6 .9 .4 16.6
2021–22 55 6 28.6 .382 .368 .870 4.0 1.9 .9 .3 14.4
IND 26 26 35.6 .447 .362 .886 5.1 4.8 1.0 .4 18.2
2021-22計 81 32 35.6 .406 .366 .874 4.4 2.8 .9 .3 15.6
2022–23 80 73 31.0 .458 .425 .822 5.0 2.8 1.2 .3 16.8
2023–24 52 28 25.7 .443 .384 .848 3.2 2.7 .8 .6 12.0
PHI 32 14 25.8 .426 .389 .923 3.2 3.0 .8 .3 12.2
2023-24計 84 42 25.7 .436 .386 .881 3.2 2.8 .8 .5 12.1
通算 632 412 29.0 .434 .400 .860 4.2 2.6 .9 .3 15.5

プレーオフ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2024 PHI 4 0 12.8 .412 .462 1.000 1.3 .5 .0 .3 5.5
通算 4 0 12.8 .412 .462 1.000 1.3 .5 .0 .3 5.5

カレッジ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2012–13 オクラホマ 27 13 25.1 .388 .238 .833 4.2 1.9 1.2 .3 7.8
2013–14 33 33 32.1 .445 .386 .750 4.4 1.9 1.4 .2 16.5
2014–15 35 35 32.4 .412 .359 .823 5.4 1.9 1.3 .2 17.4
2015–16 37 37 35.4 .501 .457 .880 5.7 2.0 1.1 .5 25.0
通算 132 118 31.7 .448 .390 .836 5.0 1.9 1.3 .3 17.4

脚注

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外部リンク

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