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ポストシーズン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ポストシーズンとは、スポーツ(特に球技)のリーグ戦において、リーグ戦の成績上位チームによる順位決定トーナメント(プレーオフ)を総じて表現するものである。

北米

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北米では4大プロスポーツリーグMLBNFLNHLNBA)とメジャーリーグサッカー(MLS)の各大会に参加するチームをいくつかのブロック(一般には複数のカンファレンス、更にそれを地域別にチームを配分する。MLSの場合は1つのリーグ戦で東西2つのディビジョンに分けて行う)に分けてリーグ戦をこなし、その成績上位のチーム(例:MLBは両リーグとも、各地区の1位となった3チーム及び、1位になれなかったチームの内の勝率上位3チーム計6チーム)が出場して、トーナメント形式(一般には5戦3勝制、7戦4勝制といった番勝負形式が多い)で優勝チームを決める。

日本

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日本では以下のリーグ戦でこの制度が採用されている。これらは全チームとの総当たり終了後、成績の上位チームがそれにコマを進める方式で争われる。

野球

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サッカー

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  • 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)
    • Jリーグチャンピオンシップ (CS) - レギュラーシーズンの前期・後期それぞれの1位チームによる優勝決定戦。2015年から2016年まで変則2シーズン制+ポストシーズンの併用を採用していた(前後期の優勝チームが年間勝ち点2位、3位チームとそれぞれ対戦。トーナメントで勝ち上がったチームがチャンピオンシップに出場し、年間勝ち点1位のチームと年間王者を争う)。

バスケットボール

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バレーボール

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  • プレミアリーグ - 男女各上位6チーム。総当り準決勝リーグの後、上位3チームによる「ファイナル3トーナメント」で優勝を決める。

アイスホッケー

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ソフトボール

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ラグビー

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  • トップリーグ
    • マイクロソフトカップ杯 - リーグ戦上位4チームによる決勝トーナメント。2005-06年シーズンまでは、リーグ戦上位8チームでマイクロソフトカップを行っていたが、トップリーグとは独立した大会とされた。従ってそれぞれの大会が予選リーグと決勝トーナメントという考えではなかったが、2006-07年シーズンから一体化した。

アメリカンフットボール

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  • Xリーグ - ファイナルステージとジャパンエックスボウル。2008年までは各地区上位2チームによるFINAL6。

韓国

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  • KBOリーグ - 韓国野球委員会が運営するプロ野球。10チームのうちレギュラーシーズン上位5チームが進出、4位と5位が対戦するワイルドカード決定戦、3位とワイルドカード決定戦勝者が対戦する準プレーオフ、2位と準プレーオフ勝者が対戦するプレーオフ、1位とプレーオフ勝者が対戦する韓国シリーズの順に実施され、韓国シリーズ優勝チームが年間優勝となる。

関連項目

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