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中区 (釜山広域市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
釜山広域市 中区
位置
各種表記
ハングル: 중구
漢字: 中區
片仮名転写: チュン=グ
ローマ字転写 (RR): Jung-gu
統計(2023年
面積: 2.8 km2
総人口: 38,619[1]
男子人口: 18,703 人
女子人口: 19,916 人
行政
国: 大韓民国の旗 大韓民国
上位自治体: 釜山広域市
下位行政区画: 9洞
行政区域分類コード: -
中区の木: マツ
中区の花: ツバキ
中区の鳥: ハト
自治体公式サイト: 中区
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中区庁舎

中区(チュンく)は、大韓民国釜山広域市の南部に位置する区。釜山の旧市街地にあたる。

釜山港国際旅客ターミナルや龍頭山公園繁華街南浦洞チャガルチ市場を擁する。金融機関や企業の本支店も置かれ、現在も釜山の経済・交通・観光の中心地である。

歴史

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朝鮮王朝時代、龍頭山を中心とする本区の一帯には倭館(草梁倭館)が置かれていた。倭館の主要施設であった宴大庁の名は、区の東西を貫く大庁路の名称に名残をとどめている。

1876年日朝修好条規により釜山港が開港地となると、税関などの主要港湾施設が本区内に置かれ、港に隣接して釜山駅も建設された。現在の中央洞には釜山府庁が置かれていた。釜山府庁は大韓民国成立後は市庁となった。区内に置かれていた行政機関は郊外への移転が進み、市庁も1999年に移転して跡地では再開発が行われている。

倭館時代から本区は日本人居留地であったこともあり、日本家屋がそのまま残されていることがある。

年表

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  • 1876年2月27日 - 釜山開港。
  • 1914年4月1日 - 釜山府が設置される。
  • 1949年8月15日 - 釜山府、釜山市に改称。
  • 1951年9月1日 - 釜山市、中部出張所を開設。
  • 1957年1月1日 - 釜山市中央洞・東光洞・伏兵洞・宝水洞・富平洞・新昌洞・昌善洞・光復洞・南浦洞・瀛州洞・大庁洞および大橋路・忠武洞・大昌洞のそれぞれ一部(中部出張所)の地域をもって、釜山市中区を設置。
  • 1963年1月1日 - 釜山市が釜山直轄市となる。釜山直轄市中区となる。
  • 1995年1月1日 - 釜山直轄市が釜山広域市に名称変更。釜山広域市中区となる。
  • 1999年 - 釜山広域市庁舎が蓮堤区(現在地)に移転。

行政

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行政区域図
釜山タワーから南側(中央洞方面)を望む(2008年1月)

法定洞は8洞、行政洞は9洞からなる。区庁は大庁洞にある。区庁長はキム・ウンシク。

行政洞 法定洞
瀛州第1洞(ヨンジュジェイルトン) 瀛州洞、大昌洞2街
瀛州第2洞(ヨンジュジェイドン) 瀛州洞
富平洞(プピョンドン) 富平洞1街、富平洞2街、富平洞3街、富平洞4街
中央洞(チュンアンドン) 大昌洞1街、中央洞1街、中央洞2街、中央洞3街、中央洞4街、中央洞5街、中央洞6街、中央洞7街
光復洞(クァンボクトン) 新昌洞1街、新昌洞2街、新昌洞3街、新昌洞4街、昌善洞1街、昌善洞2街、光復洞1街、光復洞2街、光復洞3街
南浦洞(ナンポドン) 南浦洞1街、南浦洞2街、南浦洞3街、南浦洞4街、南浦洞5街、南浦洞6街
宝水洞(ポスドン) 宝水洞1街、宝水洞2街、宝水洞3街
東光洞(トングァンドン) 東光洞1街、東光洞2街、東光洞3街、東光洞4街、東光洞5街
大庁洞(テチョンドン) 大庁洞1街、大庁洞2街、大庁洞3街、大庁洞4街

警察

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消防

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交通

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鉄道

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施設

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脚注

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外部リンク

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