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遅子建

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遅 子建
誕生 (1964-02-27) 1964年2月27日(60歳)
中華人民共和国の旗 中国 黒竜江省黒河専区呼瑪県北極村
(現在の黒竜江省大興安嶺地区漠河市北極村
職業 小説家
言語 中国語
国籍 中華人民共和国の旗 中国
教育 大興安嶺師範学校
西北大学
北京師範大学
魯迅文学院
活動期間 1983年 - 現在
ジャンル 小説
代表作 『アルグン川の右岸』
主な受賞歴 第七回茅盾文学賞
2008年 『アルグン川の右岸』
配偶者
黄世君 (結婚 1998年⁠–⁠2002年)
ウィキポータル 文学
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遲 子建
各種表記
繁体字 遲子建
簡体字 迟子建
拼音 Chí Zǐjiàn
英語名 Chi Zijian
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遲 子建(ち しけん、1964年2月27日 - )は、中華人民共和国の小説家[1]。代表作に小説『アルグン川の右岸中国語版』。中国作家協会会員。政府から中国国家一級作家に認定されている。中国作協第六回、第七回全委会委員。現在は黒竜江省作家協会主席。

略歴

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1964年、黒竜江省黒河専区呼瑪県北極村に生まれた[2]。名前は曹植の字「子建」に由来する[3]

1983年に執筆活動を開始した。

1984年に大興安嶺師範学校卒業。西北大学中国文学を学んだあと、北京師範大学魯迅文学院に進学。

1990年に卒業した後、黒龍江省作家協会に配属される。同年に中国作家協会に加入し会員となった。

2008年、『アルグン川の右岸』が第七回茅盾文学賞を受賞。

日本語訳

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  • 『満洲国物語』孫秀萍訳、河出書房新社、2003年
  • 『今夜の食事をお作りします』竹内良雄土屋肇枝訳、勉誠出版、2012年
    • 収録:「ラードの壺」「七十年代の春夏秋冬」「今夜の食事をお作りします」「プーチラン停車場の十二月八日」「ドアの向こうの清掃員」「ねえ、雪見に来ない」「原風景」
  • 『アルグン川の右岸』竹内良雄訳、白水社エクス・リブリス〉2014年

作品

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長篇小説

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  • 『茫茫前程』、上海文芸出版社、1991年
  • 『晨鐘響徹黄昏』、江蘇文芸出版社、1997 年
  • 『熱鳥』、明天出版社、1998年
  • 『偽滿洲国』満洲国物語、作家出版社、2000年
  • 『樹下』、北岳文芸出版社、2001年
  • 『越過雲層的晴朗』、上海文芸出版社、2003年
  • 『額爾古納河右岸』アルグン川の右岸、北京十月文芸出版社、2005年12月
  • 『白雪烏鴉』、人民文学出版社、2010年8月1日
  • 『群山之巓』、人民文学出版社、2015年1月8日

中篇小説

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  • 『北極村童話』、『人民文学』、1986年2月
  • 『初春大遷徙』、『中国』、1986年9月
  • 『没有夏天了』、『鐘山』、1988年4月
  • 『海市』、『東北作家』、1988年3月
  • 『左面是籬笆、右面是玫瑰』、『中外文学』、1988年5月
  • 『奇寒』、『小説家』、1989年3月
  • 『小酒店初戀』、『莽原』、1989年3月
  • 『遙度相思』、『收獲』、1989年4月
  • 『院士風景』、『人民文学』、1990年1月
  • 『懷想時節』、『鐘山』、1990年4月
  • 『爐火依然』、『收獲』、1990年5月
  • 『麦穗』、『青年文学』、1990年6月
  • 『舊時代的磨房』、『小説家』、1991年4月
  • 『秧歌』、『收獲』、1992年1月
  • 『無邊水色』、『漓江』、 1993年1月
  • 『東窗』、『芙蓉』、1993年2月
  • 『香坊』、『鐘山』、1993年3月
  • 『格局』、『鴨綠』、1993年3月
  • 『向着白夜旅行』、『收穫』、1994年1月
  • 『音楽与画冊裏的生活』、『花城』、1994年3月
  • 『楊鐵鋪叮当響』、『青年文学』、1994年5月
  • 『岸上的美奴』、『鐘山』、1995年2月
  • 『原野上的羊群』、『大家』、1995年2月
  • 『白銀那』、『大家』、1996年3月
  • 『日落碗窯』、『中国作家』、1996年3月
  • 『逆行精霊』、『鐘山』、1997年3月
  • 『九朶蝴蝶花』、『大家』 1997年6月
  • 『觀彗記』、『花城』、1998年1月
  • 『青草如歌的正午』、『十月』、1999年2月
  • 『五丈寺廟会』、『收获』、2000年3月
  • 『鴨如花』、『人民文学』、2001年2月
  • 『瘋人院的小磨盤』、『大家』、2001年4月
  • 『芳草在沼沢中』、『鐘山』、2002年1月
  • 『酒鬼的魚鷹』、『天涯』、2002年5月
  • 『零作坊』、『北京文学』、2003年7月
  • 『相約怡瀟閣』、『小説月報』、2003年5月
  • 『踏着月光的行板』、『收獲』、2003年6月
  • 『世界上所有的夜晩』、『鐘山』、2005年3月
  • 『西街魂兒』、『收獲』、2006年4月
  • 『第三地晩餐』今夜の食事をお作りします、『小説月報』、2006年5月
  • 『起舞』、『收獲』、2007年6月
  • 『布基蘭小站的臘八夜』プーチラン停車場の十二月八日、『小説月報』、2008年9月
  • 『鬼魅丹青』、『收獲』、2009年4月
  • 『泥霞池』、『北京文学』、2010年6月
  • 『黄雞白酒』、『收獲』、2011年
  • 『別雅山谷的父子』、『收獲』、2012年
  • 『晩安玫瑰』、『人民文学』、2013年3月

受賞

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『霧月牛欄』、第一回魯迅文学賞。

『清水洗塵』、第二回魯迅文学賞。

『世界上所有的夜晩』、第四回魯迅文学賞。

『アルグン川の右岸』、第七回茅盾文学賞

『群山之巓』、百花文学賞中篇小説賞。

映画化

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  • 额尔古纳河右岸 (2009年) - 「アルグン川の右岸」の映画化。

家族

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母親:李曉栄、1950年代漠河郷広播站の広播員。

父親:遅沢風、黒竜江省塔河県永安小学学長。

夫:黄世君、元塔河県委書記。

脚注

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